投稿者
 メール
  題名
  内容 入力補助画像・ファイル<IMG>タグが利用可能です。(詳細)
    
 URL
[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ] [ 検索 ]


旅立ち

 投稿者:小林大鬼  投稿日:2018年 2月23日(金)07時16分48秒
  カーテンが風に閃く

黒い人々
見送る人々

白く包んだ台車を連れて


註 閃く=ひらめく
 

ふたたび

 投稿者:沢口リリキメール  投稿日:2018年 2月23日(金)01時11分3秒
編集済
  春が訪れる
瑠璃色の岬の空に

海洋では柔らかな水蒸気が沸き立ち
粉々になった冬の光が舞う

  「ある日
  一通のメールが届いた
  新聞欄への執筆依頼だった」

  「ある日
  詩の創作を諦めた
  この岬から見える海と空よりも
  それは遥かで
  手にするのは難しいことであると思えたから」

そんな私に詩を書く依頼がきた…

あの水平線の彼方に
何が待つのか私には知らない
命の存在理由を知らないくらいに

それでも…

それでも
私はこの身をふたたび投げよう
言葉の海に  神秘の波間に

空は空に在り
海は海に在る

水平線はけっして存在することは無いと
知りながらも

岬から立ち上がり
信じた目をもって
私は見、そして書こう

たとえ幾度  難破しようとも

春が訪れる
瑠璃色の岬の空に

海洋では柔らかな水蒸気が沸き立ち
粉々になった冬の光が舞う




 

そういえば共通の友達タヌキがいない(評不要)

 投稿者:キャベツ  投稿日:2018年 2月23日(金)00時06分50秒
  国道でタヌキが死んでいた
三日前から死んでいる
役場に電話すればよかった
腐りかけた肉塊の側を
時速60キロほどの鉄塊が
びゅんびゅん通りすぎてゆく
僕がこのように
やむを得ず腐りかけたら
それを君に伝えるひとは
誰もいない
君がどこかでまた
やむを得ず腐りかけたとき
それを僕に伝えるひとは
誰もいない
僕と君の死は
人生の一大イベントは
今のところ
遠く離れた場所で
開催され
何の因果もないらしい


タヌキを愛した
どこかのタヌキを
不憫に想う

 

嘘からでた結婚

 投稿者:アルジュナ  投稿日:2018年 2月22日(木)21時42分28秒
  飛んで火に入る夏の虫
火柱を避けて旋回した
危うく火柱の犠牲になりかけた
火柱がうねる

夏の虫は火から逃れるべく飛んだ
やっと逃げられた

平穏な日常生活
退屈くらいがいい

瓢箪からの駒が進められるか
嘘からでた結婚はあるのか

神のみぞ知る
 

奴隷が脱走した

 投稿者:アルジュナ  投稿日:2018年 2月22日(木)20時33分58秒
  奴隷が脱走した
奴隷が脱走した

それは当然でしょう

毎日、暑くて汗がでる
殺されかねなくて冷や汗もでる

お金も搾り取られる
物品も搾り取られる

無意味の意味は無意味
正しい脱走は正しい
 

いつもの風景

 投稿者:夏生  投稿日:2018年 2月22日(木)16時47分34秒
  いつもの風景
いつもの場所

今日も
明日も
あさっても
当たり前が
開店して

仕事帰り
お気に入りの
飲み物を探し
陳列された
甘い物に手をのばす
つかの間の憩い


「いつも」の中は
ひとつひとつ
消えていき
寒々しい棚が
増えた

「いつも」は
かたく閉ざされ
長い間のご愛顧
ありがとうございました

かたい言葉で
留められて


「いつも」の
終わりに
泣いた人は
いたろうか
終わらせまいと
奮闘した人は
いたろうか

想像は伸びて
広がって
今更と一緒に
消えてった



 

井嶋りゅう様

 投稿者:夏生  投稿日:2018年 2月22日(木)16時45分8秒
  井嶋りゅう様
日本詩人クラブ、会員ご入会おめでとうございます!

遅ればせながら、お祝い申し上げます。
井嶋さんのご活躍がとてもうれしく励みになりました。

これからの益々のご活躍、ご健筆を心よりお祈り申し上げます。
 

電球の海

 投稿者:上田伊織メール  投稿日:2018年 2月22日(木)07時49分5秒
  電球の中に海がある
夢をうすめた幽(かそけ)き海が
あなたは波打ち際に横たわっている

あなたにきょうだいはいない
いたかも知れぬが思い出せない
忘却の風に人生の幾ばくかをさらわれてしまったから

それにもはやどうでもよかった
青空は仮面を脱いで病んだ素顔を晒していた
銀色の時はメッキがはがれて鈍色に変わっていた
降り注ぐエーテルの粒子はチカチカ笑っていた
幻じみた引き波からは懐かしい恋人の香(かざ)がした

電球の中に海がある
嘘をとかした床しき海が
あなたは波打ち際に佇んでいる

あなたにりょうしんはいない

 

戯れ言 fg0805

 投稿者:上田伊織メール  投稿日:2018年 2月22日(木)07時33分18秒
  「ごらん、カラスが竜の真似をしているよ」
青い静脈から赤い星が生まれて
忘れられた電気棺(ひつぎ)のノスタルジア
仔猫たちは動きながら止まっている

そんな夏の心象風景です
 

ありがとうございます。

 投稿者:島 秀生メール  投稿日:2018年 2月21日(水)21時52分42秒
編集済
  齋藤さん、ご連絡ありがとうございます。
また、ツイッターの方をはじめ今日が18周年と気がついてくれた皆さんに、
MY DEARを代表して、御礼申し上げます。

18年ここが続いているのは、ほとんど奇跡的ですよ。
あらためまして、投稿者の皆さん、評者の皆さん、「新作紹介」メンバーの皆さん、
そして陰ながらMY DEARをご支援頂いている方々、愛読者の皆さんに
厚く御礼を申し上げます。

これからもMY DEARらしく、草の根の力でコツコツ、積み上げていきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願い申し上げます。


 

/1165