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バレンタイン

 投稿者:ミナト  投稿日:2010年 2月 9日(火)14時47分11秒
  チョコを渡す日
渡すまでは
甘い 甘い
ひととき渡した瞬間結果はどうであれ

甘いわけでもなく
苦いわけでもない

たぶん
しょっぱい 味が
口にひろがるんだろうな
 

人生階段

 投稿者:ヰ蝶  投稿日:2010年 2月 9日(火)10時24分49秒
  階段を駆け上がる音
後ろでは登ってきた階段が崩れる音
行き先はまだ決まらない
それでもとにかく前に進んで

止まらない足音に
自分自身が不安になる時もあるけど
時間は止まらない止められない
仕方ないよね

進んだ先に横たわるのは
天国か地獄か
いつかたどり着くまで
登り続ける階段
後戻りは出来ない人生


友達や家族やライバルが
隣に居るときもあった
でも結局最後は
自分で進まなきゃならない

止まらない時間に
いつも焦りを感じていたけれど
積もった経験は
時間が経過したからこそ

踊る足元見てみたら
どこまでも軽くて
ちょっとやそっとじゃ転ばない
たおやかな足見たら
実は傷もあって
転んでも起き上がったのが分かった

後ろを見たら
崩れ去った階段
もう戻れない
目指すはどこまでも
続くと思われる階段
さあ行きましょう
最期のその時まで

http://book.geocities.jp/siirasyuupiaria/

 

ちょっと感心したこと。

 投稿者:島 秀生  投稿日:2010年 2月 8日(月)23時38分59秒
  きょう、電車の中で見かけた広告から


   家族間の会話は
   昔から、無料です。

           ── カンロ飴


「通話」でなくて「会話」。 ナマの会話・・・。
飴のメーカーの広告なんですが、時代性があり、ポリシーあり、アイロニーあり
誰の作か知りませんが、糸井重里さんっぽいセンスがあります。
わたし的には、今年一番のコピーになりそう。なんか大賞あげたいですね。
余談ですみません。
 

行進

 投稿者:露子  投稿日:2010年 2月 8日(月)19時30分14秒
編集済
  風の走った後にできた
枯葉の舞ったあとの道

目を閉じて
耳を傍立てて

まっすぐに足を踏み入れる

しゃかりき
しゃかりき

晴れた午後に乾いた音

しゃかりき
しゃかりき

春の訪問と冬の別れ

しゃかりき
しゃかりき

つまはじきされそうな
自分を励ますように

しゃかりき
しゃかりき
枯葉と行進

足の裏から響く音
 

雨音さんへ

 投稿者:三浦志郎  投稿日:2010年 2月 8日(月)07時15分7秒
  雨音さん、お忙しい中、ありがとうございました。
うれしく思って頂いて、とてもよかったです。
影は、ちょっと以前から気にはなっていました。
それは、ひとつであることが多かったのですが、この日は、たまたまふたつあったので、
印象に残ったのでした。 ありがとうございました。

この場をお借りして、該当投稿者のかたへ、ちょっとご案内を。
いつも木曜日に評を書いているのですが、今週のみ、都合により日曜日(2/14)の午前中
とさせて下さい。すいませんが、よろしくお願い致します。
 

雨音さんへ

 投稿者:ヰ蝶  投稿日:2010年 2月 7日(日)22時30分35秒
  評ありがとうございました!
佳作一歩手前、ハードルあげられちゃったけど嬉しいです!
呼応させるまとめ・・・。
内容だけでなく全体の形、つなぎなど、詩は本当に奥深いですね。
これからもよろしくお願いします!

http://book.geocities.jp/siirasyuupiaria/

 

評ですね。1月29日(金)〜2月1日(月)ご投稿分

 投稿者:雨音  投稿日:2010年 2月 7日(日)21時04分48秒
  「おりめ」eriさん

eriさん、こんばんは。
今年の初評はこの作品になりますが、それがこんなに素敵な作品でとてもうれしいです。
佳作です。実は一連読んだ時点で佳作だと確信しました。
この一連の発想と表現、本当に素敵だと思います。
今年一年すごくよいことありそう、なんて思っちゃいました。
そして読み進むうちに、これは名作だなっておもいます。
特上の佳作を。
eriさんが書くものはとても温度があります。
恋愛詩に偏ってしまう方にぜひ読んでほしい。
日常の小さなかけらがどれだけ美しいものかということを伝える一作でした。
この作品、嫉妬すら感じるほど素敵でしたよ!

「後悔」ヰ蝶さん
ヰ蝶さんの作品が成長したなと思える一作でしたよ。
梅干しになりそうなくらいひつこく口を酸っぱくして言い続けた「匙加減」を
ヰ蝶さんの形で上手に消化して生かしてくれたんだなと思っています。
今回のリフレインは良い具合に効果的に使われています。
そして形やこだわりにとらわれすぎない自由で自然な感じが本当に「いい塩梅」なんです。
佳作一歩手前です。
一歩手前というのは、ちょっと厳しいかなと思いましたが、ハードルをあげましたよ。
ひとつだけ最後のまとめに工夫があってもいいかなと思います。
たとえばですが、そこに2連3連と呼応させるようなものをもってきてしめくくりでもいい
のです。
ヰ蝶さん、後悔から逃げ出すのは難しいけれど、後悔がもたらすよいこともあるって
私は思ったりします。次回作も楽しみにしてますね。

「影見」三浦志郎さん
三浦さん、うふふ。うれしいです。しかも私好みの作品をお届けくださったのですね。
それはもう私好みなんです、みなさん!
この出だし、ビルの谷間のふたつの影、横顔、折り合い、前のめり、締めくくり…
このモチーフの切り出し方、並べ方、さらっと書いてありますが、
凄みを感じるくらいぴたっとあっています。ひとつとしてずれがないのです。
三浦さんのうたう詩はいつでも整然と淡々と、けれど温もりがあります。
どんなに硬質な描き方をしていてもです。
折り合いをつけて生まれてくる影と光、誰かと歩むときに必ず生まれてくるそれは
もしかしたら、自分自身の中でだっていつも生まれたり消えたりしながら
私たち歩いているのかもしれない、ひとりのなかの明暗がふたりの間の明暗と
重なり合って何とも言えない世界がありました。

::::::
思いがけず2か月もお休みをいただき、ありがとうございました。
代わりに年末のお忙しい時に評を手伝っていただいたななをさま、
ありがとうございました。お礼が遅くなりごめんなさい。
今年こそは少し余裕のある一年にしたいのですが、元旦から走り回っていた私には
そんなのんびりした日々は訪れそうもありません。とほほ。
けれど、走れるところまで走ってみましょう、今がきっとそんなとき、と思うことに。

さて、本年はじめての評、すばらしい作品ばかりでした。
評をしているとなかなか詩作をするときの心理状態との切り替えが難しいですが
今年は私も一作くらい、これぞ、というよい作品を作ることができるといいなと
心から思っています。
 

訂正させて下さい

 投稿者:石川順一  投稿日:2010年 2月 6日(土)21時04分54秒
   先日投稿したコメントですが八王子さんでは無く若王子さんでした。私の記憶の中で若と八が入れ替わっていたようです。でもこう言った事も詩的な事では無いでしょうか。直接生かせる機会は少ないでしょうが。
 後、大岡信氏の「地名論」読んで見ました。かなり著名な詩みたいでネットで簡単に検索できました。軽快な詩で真似は出来そうにありませんが、大岡信氏の詩を読むきっかけになってくれればと思います。(抒情詩にいい詩があると仄聞しましたので)
 

かなわない

 投稿者:流月楓  投稿日:2010年 2月 4日(木)21時59分42秒
  願いじゃない
希望じゃない
かなわないのは
怒る私に微笑む あの子

いつだってそう
折れるのは 私
あの子が笑えば
星に手が届くと
そう勘違いをするほど
幸せになる

ずっときっと かなわない
 

心伝う一滴

 投稿者:水島 夏鈴  投稿日:2010年 2月 4日(木)13時04分14秒
  ぽつり
ぽつりと
降り出した

温かな雨

ぽつり
ぽつりと
降り出した

頬に伝わる
一滴

貴方の大きな掌が
私の心をそっと拭う

足りない言葉を補うように
何度も何度も頷きながら

ぽつり
ぽつりと
降り出した

笑顔の中の
一滴

貴方が笑う
私が笑う

そして心は
大きな虹の架け橋

ほんの少しだけ
立ち止まって見た

見慣れた風景
平凡な毎日
当たり前のように出会う人々達

全てが輝いて見えた

雲の切れ間から
そっと顔を覗かせる
太陽

『僕は此処に居るから』『君を見守っているよ』
ぽつり
ぽつりと
降り出した

温かな雨

両手の拳を握りしめながら
歯を食いしばって
生きて行く事の強さを知った

誰のせいでもない

自分で考え
自分で行動し
歩んできた我が人生

ぽつり
ぽつりと
降り出した

笑顔の中の
一滴

心に誓った
それを決して忘れないと
 

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