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輪廻転生

 投稿者:中也  投稿日:2018年 5月19日(土)09時21分6秒
  ここ最近なんか
夢の世界を克明に
覚えてて
夢の中で
僕は必死に生きている

昨夜は
幼い頃出逢った人たち
仕事仲間と一緒に
談笑した

だんだん
歳取ったせいか
記憶が曖昧になって
つい一時間前のことや
さっき置いたばかりの
携帯を忘れたり

だけど
夢の中には
通りすがりのあの人や
幼い頃の友達が
鮮明に現れる

最近
気づいたことがある
生命は
永遠に続くということに

端的に言えば
君も
僕も
二つの世界で
生きている
現実の世界と夢の世界

現実の世界の僕も
夢の世界の僕も同じ
もちろん君も同じ

若い頃は
現実の世界が中心で
夢の世界の自分を
覚えていないことが多くて

歳をとると
現実の世界が曖昧になって
夢の世界を覚えてる
つまり夢の世界が
中心になっていく

この夢の世界を
仮にあの世と名付けたら

現実の世界から
あの世の世界に
近づいているということ
なのかもしれないと、

将来
この現実の世界から
さよならすることは

最期
眼を閉じる瞬間から
あの世での
人生のスタートを始める
ということになると、

最近
そのことに
気がついた

そして
また
あの世が
現実の世界になって
あの世で夢を見ると、

生命は永遠に続く
人生は永遠に続く
そんなこと考えて、

今日を懸命に生きる
 

ブルー

 投稿者:ゆきメール  投稿日:2018年 5月18日(金)05時03分42秒
  平穏 矢張 虫が飛ぶ 白い壁 明るいフロア 見つめあう人々 一間のくつろぎ
ブルー ブルー  自転車を漕ぐ 無理強いに時間を割った カレンダーは3月 暗転 逆光
 

過去と未来

 投稿者:小林大鬼  投稿日:2018年 5月18日(金)02時57分4秒
  石造りの銀行は
古いまま美術館に
柱ごと取り込まれた



変わりゆく風景の中に
昭和が遺跡になり
空間は止まったまま



扉の中で時間は踊る
光り瞬く夢の続き




~千葉市立美術館より
 

鳥の名前はあるしをんぬ、海の狼はMerwolf

 投稿者:Luvjoiners  投稿日:2018年 5月17日(木)21時20分42秒
  ゥウゥウゥゥゥゥゥ
Woow woow woow ooo
ぅうううぅ

狼(ロウ)
   風 抉る 吼える

人狼(ルゥガルゥ)
   痛、つぅ 苦、くぅ

Wooow woow ooo ooo ooow

新月 重力
      闇が海が
  満ちる      充ちる


漆黒(ノワァル)

ぐぅるぁあぁあ?

咬む
来る
砕く
煌々
    銀魚の死

海の狼(メルルゥ)

MerWolf

鳥は見た
彼の走るを
鳥は見た
彼の沈むを
鳥は見た
彼の叫ぶを
痛い、
   苦しい、
助け、 助け、  助け、

   誰か、、、


兎(ト)を
鹿(シシ)を
      咬む
血の滴 牙に新し

MerWolf…

牙 爪 肉体 尾 全て
狼、狼、狼

鳥は知っている
その目は人間
鳥は知っている
その声は人間
鳥は知っている
心は
苦しい、
   痛い、
助け、助け、助け、、、


人間、男は優しく皆が好く
狼、汝(ナレ)は残忍残酷非情
新月
満潮
午前零時
ニンゲンはロウになる

鳥 汝はAlcyon
風を知り
水を知る

翡翠(あるしをんぬ)よ、語れ!
狼に、MerWolfに、語れ!
苦しみを聞け!痛みを聞け!
ぐわぁ、ぐらぁ、ぐぅるぁあぁあああ!!!!
牙を剥く、鳥は向く、嘴(クチ)開き、叫ぶ、、、

獣の魂(コン)の会話

ゥウゥウゥゥゥゥゥ
キュゥキュゥゥウキィウゥ
Woow woow woow ooo
Keei keei keei keeek
ぅうううぅ くぅうぅう
            く、、、



目覚めた狼は自分が人間なるを見た。
記憶は消え、苦しみが残った。
有明の新月は雲に消えた。
目覚めた鳥は自分が傷つけらるを見た。
翼には血滴り、痛みが残った。
人狼(ルゥガルゥ)は翡翠(あるしをんぬ)の肩を取り、平穏へと引き連れた。


鳥が全てを知っていた。


※ルゥガルゥ=Loup-garou,フランス語で「人狼」
※メルルゥ=Mer loup,造語。「海の狼」の意。
※Alcyone(あるしをんぬは作者独自の読み)=ギリシャ神話の「カワセミ」の名前
 

kazu.様

 投稿者:@すみっこ  投稿日:2018年 5月17日(木)17時34分7秒
  お忙しいところすみません。
投稿作「写生」の最後に二連加えました。宜しくお願いします。
 

写生

 投稿者:@すみっこ  投稿日:2018年 5月16日(水)08時47分37秒
編集済
  山が緑をつくる
緑が山をつくる

そこから澄んだ空気が流れて
青い空の遠くには
陽射しを浴びる小さな機体

私のパレットには
沢山の緑がある

これだけで私の絵は完成するのだ

遥か昔から
当たり前のようにある
この山々が
私に見てよと聳え立っている

それを描かずにはいられないんだ

 

皆さんにお知らせ。

 投稿者:島 秀生メール  投稿日:2018年 5月16日(水)02時10分29秒
編集済
  掲示板提供元からの連絡で、
5月下旬より、掲示板の常時SSL化が行われます。

これ以降は「http://」で始まるURLにアクセスしても、「https://」で始まるURLにリダイレクトされます。

つまり、いままでどおりアクセスしても自動的に、「https://」の方へ遷移してくれるので、さしあたり心配はいりませんが、
リンクやお気に入りなどに登録されておられる方は、5月下旬から「http://」を、「https://」に変更しておいて下さったほうが、ダイレクトに行きますのでベターですね。

その時になったら、同内容を再度掲載させて頂きますが、
まずは告知申し上げておきます。

ご対応、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

おばけやしき

 投稿者:裸心美メール  投稿日:2018年 5月15日(火)21時18分30秒
  いつか教えてあげたいな
手を繋いでふたり
ひびく叫び声の前立ち止まって
怖いから入りたくないと引っ張るきみが
心の綻びを緩めたってこと

社会が怖い
学校が怖い
◯×をつけられるのが怖い
努力が報われないのが怖い
怖いことなんて数えきれなかったのにさ
隣で怖がるきみを見てたら
もう大丈夫だって思ったの
その中に踏み込んでしまえば
どうせまた怖くなるって 知ってるのに

ただ、いまは、
きみの情けなさが可笑しくて愛しいから
おばけはこの気持ちをきっと消せやしないし
きみが隣から消えちゃうこと以外
わたしは何も怖くないの
 

初恋

 投稿者:サンダーソニア  投稿日:2018年 5月15日(火)17時38分38秒
  ひさしぶりにお手紙さしあげます、
おねいさん、
おげんきですか、
おねいさん、
さいきんぼくずっと絵ばかりかいているんです、
ぼくの庭にくる小鳥の絵です、
硝子ごしにながめてかくんです、
おねいさん、
ぼくほんとうはおおきい鳥にきてほしいんですが、
それではきっとおかあさんがおどろいてしまいます、
だからちいさい鳥でいいです、
おねいさん、
こんどのやすみにうちへいらしってください、
いろんな鳥の名前をおしえてさしあげましょう、
おねいさん、
あなたはどの鳥がいちばんすきですか、
ぼくは四十雀がいちばんすきです、
あの青色がすきなんです、
おねいさん、
庭に秋桜がふえました、
それにちいさな桃の木もふえたんです、
これはおとうさんの趣味です、
おねいさん、
あなたのすきな花ばかりです、
だからぜひいらしってください、
おねいさん、
いらしったらぼくがあなたの肖像画をかいてあげます、
すばらしい絵ができあがるとおもいます、
これまででいちばんの絵です、
だれにもみせたくなくなるかもしれません、
おねいさん、
それくらいすてきでうつくしいです、
おねいさん、
おねいさん、
きっといらしってください、
おねいさん、
いらしってください、
おねいさん、
きっと。

追伸

これは速達でださせます、
あなたがこの手紙をよむまでぼくいきているかわからないんですもの。
 

支配(評不要)

 投稿者:江見 由宇  投稿日:2018年 5月15日(火)11時06分54秒
  あの時
彼の声にも表情にも
怒りを見つけることができなかった

  僕の使っている言葉は
  もう なくなってしまうのだと思います

流暢な日本語で そう言った
もうきっと会うこともない人の
寂しげで 優しい声が

何年経っても
忘れられない


 ひとつの言語が なくなろうとしている


日本という国に生まれて

いま私は日本語を使っている
そうじゃなかった可能性を思う

この長く短い歴史の中で
この国の公用語が
日本語でなくなっていても
おかしくはなかった
日本語が禁止されていても
きっと仕方がなかった

ありとあらゆる書物に封をされ
大半を燃やされ
残存するものにも触れることができなくなり
そうして この世界から締め出された可能性

なのに
日本語を使い続けることができているということ

それはきっと
幸運だった


そして
私でも知っている
ひとかけらの史実

日本という国が
他国の言語を奪わなくて
よかった

でも
それは 結果論でしかなくて
そういうことを確かにした

そして
今まさに
そういうことが行われている

それは 支配

受け入れるしかない 流れ


 ひとつの言語が なくなろうとしている


言葉だけじゃない
名前を 宗教を 渡航を 思想を
いろいろなものを
抑えつけられて
押しつけられて
声をあげたら圧し潰されて

それはきっと正しくない
だけど誰も止めてくれない

  僕たちの子供は
  僕たちの言葉を知らずに
  大人になります

  どうすることもできないのです

ひっそりと(世界に知られることなく)
ゆっくりと(数十年という歳月をかけて)
そうして いつのまにか
この世界から
消えていくのか

そんなことが ゆるされる 世界

ただ涙が流れるだけで
私には何もできない
知ってしまったのに
関わることができない

ねぇ

世界中の全ての人々が
世界中の全ての言語で
ありがとう と ごめんなさい を
言えるようになったなら
その気持ちがあったなら
世界はほんの少し優しくなれるだろうか

私には何もできない


  ケチュルン



日本という国に生まれた

この国の言葉をうつくしいと思う
それは 生まれた国だから なのか
贔屓目なのか 分からない

この国の言葉が使えること
それは
 当たり前のこと
  かも
   しれない
    けど



60秒に満たない
些細なニュースを耳にするたびに
勝手に涙が流れて
その背景が流れることを祈っている

どうにもならないから
知らなくてもいいなんて
そんなことは絶対ない
だけど
光は当たらない
世界の楽しさと美しさしか流れない
主要な国の悲しみしか流れない
世界の小さな事実が流れない


 ひとつの言語が なくなろうとしている


きっと あなたにはもう会えない
でも もし
あなたと同郷の人に会えたなら
そんな機会に恵まれたなら

私には何もできない けど
その人と話をしよう

なんでもいいから
その人の声を
聴かせてもらおう

そして言おう
あなたの慣れ親しんだ言葉で
ありがとう、を

 

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