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一メートル先に

 投稿者:緋奈  投稿日:2018年 4月17日(火)13時38分3秒
  薄曇りの午後
視界を一通り
シャッター切って
二三枚

繰り返す
同じ一連
数歩先

画面に収める
手のひらほどの切れ端が
ファインダー越しなら
世界旅行

飛行機に乗る度胸はない
それでも
曲がりなりに
垣間見る未知が
冒険者 と
自称させる

広い世界へ と
叫ばれることが
意味を持たない
極力
片道
一時間以内の範囲で暮らすことを
信条とするがゆえ
この
あまりにも小さな
旅こそが至福

それでいい
それでいい

つぶやくうちに
気づけば
あと十パーセントの
電池残量

デジタルカメラの
電源切って
道路はさんで
ファーストフード
注文はたぶん
アイスティー
ついでにナゲットも
持ち帰り


今日も
切り取った景色の数だけ近づく
いまだ
足元にも及ばない
賢者





 

詩の訂正

 投稿者:小林大鬼  投稿日:2018年 4月17日(火)12時04分21秒
  投稿した「妙興寺」は、行分けがうまく行きませんでした。「~夢の足跡」までが一連、「仏の道~」が二連、区切ってお読み下さい。  

新しい誕生日

 投稿者:ゆき  投稿日:2018年 4月17日(火)08時56分59秒
編集済
  せわしいこの地球に生まれて
挨拶をするかのように
激しく泣いたその時から
僕の人生は始まっている

自由なようでそうでもなく
ああでもない
こうでもないと
繰り返される刷り込みに
ただ ただ嫌気がさしていた

誰のものでない僕の人生なんだ
そんな思いが僕を動かしていく

望みもしないのに生まれてきて
周りに溶け込むように
教えられたクローンの様に
個性のない人達

あれもしたい これもしたい
夢だけは一人前だけど
全てを叶える事は出来ない
それでも諦めきれない

そんな思いに導かれる様に
今また僕の新しい人生が始まる
 

逃避

 投稿者:あさぎメール  投稿日:2018年 4月17日(火)08時17分23秒
  絵の具が紙に滲む
その様を視認するのは
何にも勝る麻薬だ
気持ちが溶けだす
額から溢れだす


よくもまあそんなカラフルに色づけたね
何がそんなに哀しいの?
ごまかさないで
赤一色にすればいいのに

赤色は残酷
全てが生に還る
肉々しいほどに
影は脈を打ち
羽虫が優雅に旋回する
ドリルが穿つごとく

何も言い返せない
反論できない
のどが干上がる
その寸前
わずかばかりの水を口に含む
色が薄まり混ざる
事実が隠れてくれる
まだ先を見据えられる


自分をだます
君は、君たちは
一流の詐欺師だね
 

青いBlackout

 投稿者:たりや あいひ  投稿日:2018年 4月17日(火)03時53分52秒
編集済
  倒れちゃいたい

バターンって倒れちゃいたい
バッターン
って

うつ伏せにでもいいし
仰向けにでもいい
今日はあったかくて空もきれいだから
倒れちゃいたい

うつ伏せに倒れたなら
きっと地面の温もりが
こり固まった心臓をほぐしてくれる

仰向けに倒れたなら
きっと真っ青なお昼の空が
私の中のブルーをとかし

出してくれる
怪我したくないから
しないけれど痛いのきらい
だからしないけれど

もし私の体が痛み
を感じないのならば
バッターン
って倒れちゃ

いたいよ
誰か私を受け

止めて

ああ
もう

 

songs

 投稿者:@すみっこ  投稿日:2018年 4月17日(火)01時13分20秒
  学生の頃によく聴いていたバンド
久しぶりのメロディに
深く考えていなかった詩を乗せてみた

なんて真っ直ぐな歌だったんだろう
届いてくるハートを感じた
元気な声で少し苦しくなるくらい
思いっ切り響かせて
rough diamond
力強く励ます詩が僕に近づいてくる

自由に生きているようで
見えない自分に縛られていた
そんな事さえわかっていなかったけれど
意味の無い日々なんてなかったんだ
教室の隅から消えてしまいそうな
小さな希望だけを信じていた
どんな未来を描けばいいのかわからないまま
それでもなんとか大人にはなれた

二度とは戻らないあの頃の自分を
たとえ僕が忘れてしまっても歌が覚えている

明日の歌を教えてくれ
僕の胸にある扉が今日もノックされる


 

妙興寺~アルハンブラの調べで

 投稿者:小林大鬼  投稿日:2018年 4月17日(火)00時49分52秒
  緑繁る小径行けば

深き寺に光溢れ

古き人の奏で忍ぶ

遥か夢の足跡


仏の道苔生す石

春の風に草木揺られ

想い巡る遠き調べ

過ぎし空の面影



註 苔生す=こけむす

3月上旬尾張一宮の禅寺妙興寺にて。
 

attract

 投稿者:江見 由宇  投稿日:2018年 4月16日(月)23時53分0秒
編集済
  (※感想不要です。)


そこにいる

立っている

ただ それだけ

それで充分


世界が色めく原因を

君は一手に引き受けた



(君だけが時間の流れから零れない。)

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雨音 様  はじめまして、江見と申します。ギリギリの時間に失礼します。お仕事が大変お忙しいということで投稿するのも憚られたのですが、(当初 初めてなのにそこそこ長いものを投稿しようと思っておりましたがとりやめまして)ご挨拶の意で投稿させていただきました。詩題は 惹きつける人、という感覚でつけました。もうそのまんまの詩ですので、こんな言葉を書く人がこのサイトに来ているんだなぁ…くらいに思い読んでいただけたら嬉しいです。
また落ち着かれて機会がありましたら改めてお願いいたします。季節の変わり目でもありますし、お疲れの出ないよう、お身体お厭いくださいませ。   江見(えみ)
 

試合観戦

 投稿者:苺の木  投稿日:2018年 4月16日(月)23時03分3秒
  とある市民体育館にて
バスケットボールの強豪校が
たった今 試合を始めたことが分かった

急いで会場に行ってみると
大勢の黄色い声と
流行りのJPOPが聴こえてきた

よほど熱い試合なのだろう
ジャージ姿の高校生が席の一角に集まって
総立ちになって声援を送っている

熱気に包まれた会場は
一人途中から入ってきた私だけを
置いてけぼりにして盛り上がっていた

ボールがネットを通り抜けたのだろう
会場は 一際大きく盛り上がる
高校名が描かれた懸垂幕が
選手のスピードで小さく揺れた

私の学校はこの次だ
ちょうど中心にある観客席の
片隅に座って試合を眺める

黒い服を着たチームの一人が
服を捲し上げて額の汗を拭く
白い服のチームの一人が深呼吸をする

知らない人ではあるけれど
緊張感がひしひしと伝わってくる

観客席の方も選手達がオフェンスをする度
加速する拍手 昂る声

ゴールを決めると総立ちになった
全員が顔までの高さに手を上げ
割れんばかりの大きな拍手

ボールがネットに吸い込まれると
ほぼ同時に皆の体が縦に跳ねる
完璧なまでの一体感

強豪校は最後まで互角に戦い
僅差で白い服のチームが勝った

忘れられない感動を見せてくれた
ジャージ姿の高校生達はばらばらに散らばり
私の学校の試合が始まった

 

三浦志郎 様

 投稿者:江見 由宇  投稿日:2018年 4月16日(月)11時52分43秒
編集済
  三浦志郎 様

お忙しい中「言葉」に感想をくださりありがとうございました。丁寧であたたかなお言葉がほんとうに嬉しかったです。
そして連間隔とタイトル、2点のアドバイスをありがとうございます。
自分で書いた詩を読めば読むほどに、ちょうどよい間隔・区切り方が分からなくなり、空白に答えの出ないループにはまってしまうことがよくあります。ここを指摘してくださるのはとても有難いです。この詩の転換の「そして、」も読点はあるべきか ない方がよいのか、また前後はどのくらいあけるべきか、しっくりこずにずいぶん睨み合いました。
タイトルについては、当初私も「言葉」は安直だなぁと思いつつ、暫く頭を悩ませたのですが、それ以上のものを出すことができませんでした。私自身、詩を書いて浅いのですが、最後にひとこと()書きを付けることが多いです。それは、私が伝えたいことを、読んでくださる方に惑うことなく確実に伝えたいので、補足をしてしまっているのだと思います。この詩の最後の最後「(私も 誰かの一瞬の光になりたい。)」も私の強い思いです。そんなこんなで、感想をいただいてから一日ほど悩みましたが、今の時点では『詩題を「光(ひかり)」「刹那に光る」とし、(私も 誰かの一瞬の光になりたい。)の一行を削除する』、…うーん、ですね。とても長い時間をかける宿題となりそうです。探し続けようと思います。

三浦様の「打って楽を奏でる器たちへの独断的情愛的散文詩」を拝読しました。読む前は(タイトルも含め)文字がぎゅっと詰まっていて私に読めるのだろうかと圧倒されましたが、読み始めるとさらさら するすると読むことがでました。音楽の世界とは無縁の私で、リズム感必須・責任重大の打楽器(いや、どの楽器もそうなのですが)は絶対にできないだろうなと子供のころから常々感じていたので、この詩を頷きながら楽しく読ませていただきました。素敵な感想を書くことが私には難しいので、「Ⅲ」を読む中で思い出したことを書かせていただきます。昔関わった仕事で、和太鼓に片道800kmほどの旅をしてもらったことがあります。演奏の為ではなく、メンテナンスの為です。その和太鼓の担当の方は「近場では絶対無理、もう決まっているんだ」と言いきります。言うなれば、極上のメンテンナンスを、ですね。普段はその町から出ることはありませんが、数年に一度、神戸~福島間を移動します。1ヶ月ほど福島に滞在し、職人さんによって修復・調整されて神戸に帰ってきます。余談ではない余談ですがその和太鼓は奇遇にも二度被災しました。阪神淡路大震災と東日本大震災です。そして、この和太鼓は年に一度の冬の底にある演奏会で、一つの曲目しか演奏しません。その曲目のラストに近い部分には「震災と復興」のパートがあります。自分の勝手な思いを書くと長くなるのでここでストップしますが、Ⅲの鉄則を読んで思い出したことでした。 とにもかくにも今度テレビでオーケストラを見かけたら、チャンネルを変えることなく、打楽器奏者に集中して鑑賞したいと思います。本当に楽しく素敵な詩をありがとうございました。

自分の思いばかり書いてしまい、長文失礼いたしました。最後までお読みくださりありがとうございました。また是非よろしくお願いいたします。 江見
 

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