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車窓

 投稿者:@すみっこ  投稿日:2018年 5月15日(火)08時39分8秒
  窓に映る
もう一人の自分を見つめた

心の中を映し出せたらいいのに

晴れていなくてちょうど良かった
こんな曇り空なら
誰にも気付かれる事なく

私の代わりに好きなだけ泣いていいよ

しまわれているのを
すうっと頬に流したら
ハンカチで拭うことはなく
そっと見守っていてあげよう

いつもより長く揺られていたい
現実なんて少しぐらい
置きざりにしたっていいんだ

窓に映る私も
瞼を閉じた暗闇の中で
疲れ果てて眠っているだろう

次の駅で目覚めたら
いつもと変わらない家に帰るだけ

きっと明日も
同じ電車に乗る私がいる

明日の天気予報は晴れるらしい
もうすぐ晴れるんだ
 

air port 到着ロビー

 投稿者:あさぎメール  投稿日:2018年 5月15日(火)08時29分53秒
  真夜中
輪になって
踊る踊る子供たち
会いたくないの
会いたいの
改事(Time change)
オレンジ
巳到(Arrived)
グリーン
低機平(To Gate)
グリーン
意味が分からない子は
指をさす
掲示は当てにしない
頼るのは自分の嗅覚
ほらね
やっぱり来たよ
両手を頭より上に
掲げよう

会いたいの
会いたくないの
感覚はどちらを好む
さもなくば
踊ろう
我を忘れて
踊り狂おう
 

言葉

 投稿者:ゆき  投稿日:2018年 5月15日(火)01時09分26秒
編集済
  いつの間にか
詩を書く事を
躊躇していた

言葉を綴る事は
終わりのない遊びのようで
何よりも楽しかったのに
心を知るのが怖くなった

人が生んだ言葉達を
時間を超えて
身近に感じた夜には

込められた全ての想いを
知ることが出来なくても

その美しさに癒され涙した

書かれた文字達が
ページから抜け出して
心の中に入り込んでくる

それに反応して心が
リトマス紙のように
青に  そして赤に変わった

まとまりのない文字達が
動くたびに乱れて

言葉が一人歩きを始める
 

祖父葬送

 投稿者:小林大鬼  投稿日:2018年 5月15日(火)00時45分33秒
  位牌と遺影の後を行く

白い棺と黒い人々



扉は開き棺は闇に飲み込まれ

焔に焼かれ銀の台には

砕けた骨が散らばるだけ

生の重さよ死の軽さよ



遺骨を箸で互いに挟み壺に入れ

最後に死神みたいな人が

骨の塵まで掃き集め

一つの壺に祖父の全てが収まる



位牌と遺影と骨壺と

祖母と遺族に挨拶しては

緑の風に消えてゆく
 

ガンジス

 投稿者:葉山はじめメール  投稿日:2018年 5月14日(月)21時25分58秒
  痩身の犬
かすれゆく息を引きずって
なけなしの香を焚く少女を嗅ぐ

ガンジスの夕日に照らされた少女
少女は犬を置き去りにした

少女を嗅ぐ 少女を嗅ぐ
一面の夕日をガンジスは呑み込む

犬は目を剥き出して吠えた
吠えて吠えて 吠えつづけた

ガンジスは静かに流れていた

その光景を見ていた旅人は
なにを臆することもなく 少女の傍らに香を焚いた
吠えつづける犬を少女の横に座らせ
おもむろに手を合わせた

ガンジスは夜を生んだ

ガンジスは静かに流れていた
 

死んでしまいたいほど真っ青な空を見ていると汚してしまいたくなる僕が在る

 投稿者:中也  投稿日:2018年 5月14日(月)15時56分41秒
  ごめん
だまっていたんだけど
君と離れるんじゃないか
そんなこと考えて

ときどき
心が引きちぎれるような
哀しみが襲って来るんだ
何の前触れもなく

そんな時
まるでhurricaneのように
まわりにある
全ての物
親しい人を
飲み込んでしまう

そして
むちゃくちゃにして
後から
こころが
ものすごい炎で
焼き尽くされたような
空虚感
孤独感
罪悪感
嫌悪感、、、
、、、
みたいな感情が
襲って来る

ひざを抱えて
部屋の中で
そんなこころと
僕は一人で
戦わなければならないんだ
負けたら終わり
何時間も
その相手が
頭から消えるまで
戦い続ける

何度か
相手に倒されそうに
なって
深手を負って
今もその時のキズは
消えないけど

僕はまだ生きてる
もがきながらも

そして
きみと出逢い
人並みの幸せを感じてる

ごめん
漸く
僕の秘密を
君に話すことができた

本当は君と出逢った時に
話すべきだったと思う

死んでしまいたいほど
真っ青な空の下で

汚してしまいたい僕が
ほら
君の目の前にいるよ
 

齊藤 さま

 投稿者:ひなの  投稿日:2018年 5月13日(日)18時08分25秒
編集済
  「水平線を浮かべて」にご感想をありがとうございます。

お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。
何かと忙しく、詩に関われない日が続いております泣

私にとって詩は芸術であり、気持ちの整理であり、備忘録であり、昇華の手段となっております。

これは昇華の手段で書いていました。
こんなものも作品にしてみたいなぁと何度も推敲して、ようやく作品と呼べるものと
言えるだろうか、というところまできたので、ほかの人から見てどうだろう、と思いまして
投稿させていただきました。


それゆえに、

「ひとつ間違えれば吐露になってしまうような詩ですが、けしてそうはならない表現力、誘導技術が抜群に「冴え冴え」ですね!」

と言っていただけて嬉しい反面、技術に頼らない詩を書いていかねばならないとも思いました。
小手先の技術でごまかせたとしても、扱う内容としてはいまいちかもしれないからです。
ベストは内容、技術ともに美しい詩ではありますが……、まだまだ未熟者ですので……と
お茶を濁させてください。


そういえば。
先日、ネットサーフィンをしているときにこんな言葉に出会いました。


「もしあなたが詩人であれば、あなたは何か美しいことをしなくちゃならない。
それを書き終えた時点で、あなたは何か美しいものを残していかなくちゃならない。」

J.D.サリンジャー(『フラニーとズーイ』新潮文庫 36ページ)

私は和歌を美しいと思い、美しい詩を書きたいと詩作を始めた身なので、
なあなあになりかけていた「詩を書く自分への思い」にすっと芯が通ったような思いになりました。

こういう詩を書かなければならないと思えば思うほど書けなくなっていく今日この頃です。
「またひとつ、成長するときがきたのだ」
と受け止めて、どれだけ時間がかかるか分かりませんが、乗り越えていきたいと思います。



ひなの

 

三浦志郎さまへ

 投稿者:Luvjoiners  投稿日:2018年 5月13日(日)17時57分25秒
  初めまして、こちらこそよろしくお願いいたします。
名前が読みづらくてすみません(汗)「ラブジョイナーズ」と申します。
詩作への感想、まことにありがとうございます。自分の作品を他者に読んでもらい、解釈や感想をいただくという経験は高校生以来なものですから、素直に嬉しかったです。また決して単純な世界観の詩ではなかったため、どのように受け取られるのか、反応がもらえるのも新鮮な経験でありました。
とにかく「謎」であることを表現したかったのが今回の詩作の中心部です。そのため、ご指摘のあった「?」の部分は、どうしても他の日本語が浮かばず記号のみにしてしまいました。まだ雰囲気や情景をぴったり表す言葉を練りだす力は未熟であると感じているので、今後創作といただく講評を通じて身につけていきたいと思います。
 

平行線を辿る

 投稿者:ロンタロー  投稿日:2018年 5月13日(日)17時10分57秒
   平行線を辿る
 君と僕
 始まることなく
 交わることなく

 運命とか
 奇跡とか
 そんな言葉を真に受けて
 いつの間にやら色褪せて

 ピアノとか
 ギターとか
 好きな音楽の話も
 昔話に落ち着いて

 平行線を辿る
 ふたつの飛行機雲
 真っ青な空のなか
 いつの間にやら消えていた






 
 

目醒め

 投稿者:苺の木  投稿日:2018年 5月13日(日)15時00分39秒
  若草に付着した 雫したたる
冷たく静かな 雨の匂い

体躯(からだ)に巻き付いた 厚手の毛布
重い眸を開ける 半開きの単行本が転がっていた
橙色の電球が 一人淋しく光っている

眠りすぎてしまったのだろう


時計は午前十時を指して 止まっている
髪をかき分けると 少し湿っていることに気付いた
単行本を顔に乗せ 曇った光を遮断した

夢で出てきた懐かしい人を
遠ざけるように


涼しい風が足先を 通り過ぎる
雨の音は小窓の奥にあった


 

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