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おいしいうどんといいおんがく

 投稿者:たりや あいひ  投稿日:2018年 2月13日(火)03時21分23秒
編集済
  そば食べたい

そう思ったから
詩を書くことにした

そんなわけだからこの無駄に長い一編は
読んでて面白くもないだろうし
誰かを感動させられるとも思ってない
伝えたいことがあるわけでもないし
新しく試したい書き方を思いついたわけでもない
てかむしろそばよりもうどんのが好きだし

麺類っていえば冷麺も好きよ
こないだの夏に大分へ行った時に
初めて別府冷麺を食べたんだけれど
盛岡のとは違うのね
個人的にはやっぱり食べ慣れてるってのもあって
盛岡冷麺の方が好みかなあ
あのもちもちとした弾力のある麺が
たまりませんなあ
あああ
冷麺も食べたくなってきちゃった
ちなみにスイカは入れたい派です
カクテキは別皿でお願いします

こんな感じでどうだろう
詩っぽく書けてきてるかしらん
まあ少なくとも見てくれは詩っぽいかな
あとはステキな比喩とかをいれたら
いいスパイスになるんじゃないかしらん

そうそう
そばにスパイスっていうなら
やっぱり七味唐辛子だよね
たまにおつゆが真っ赤になるほど
かける人がいるけれど
あれってどんな味がするのかしらん
いや
自分の声を壊すような真似はできないから
試そうとは思わないけれどさ
一流の歌い手を目指す人間として
その辺りは普段から気をつけてるからね

そろそろ長くなってきたし
削れるところは削っていこうか
細かい言い回しとか
気になるところはいくつかあるけれど
まず削るべきはやっぱり冷麺の話かな
ここだけなんだか異質
なじんでない

そういえばこの間
カリフォルニアにあるうちの大学の食堂で
Soba Noodleが出てきたんだけど
それにアーティチョークが入ってた
あれは全くなじんでなかったね
そしてそんなおいしくなかった
正直

おっとっと
よくみたら「やっぱり」ってつかいすぎ
数えてみれば
いち
にい
さん
四回も使ってるよ
重要なことばならまだしも
こんな意味のないことばを繰り返しても
まるでかまぼこだらけのおそばみたいで
きっとおいしくない
なんて無理矢理に比喩を入れてみたけれど
ビミョーだね
不採用で

この調子で書き続けちゃうと
千字に届いちゃいそうだし
そろそろいい感じにまとめて終わらせよう
そばだってビロビロに伸びちゃったら
おいしくないっしょ
っとこれはいい比喩かもしれない
採用で
なんて言っても
何の気なしに書き始めたもんだから
終わらせ方もオチのつけ方もわかんないや
仕方がないけれど
まあいっか
詩で食べていくわけでもないんだし
妥協しちゃおう
おしまーい

はああ
おいしいそばが食べたいなあ
いい詩が書きたいなあ


わたしは結局
七味なしのうどん派なんだけれど
 

魔法

 投稿者:ゴンドラ  投稿日:2018年 2月12日(月)22時37分35秒
      大都会の路地裏に降り積もる雪ほど、魔術師の栄光と悲惨を担うものはない。
    ひらひら舞い始めるが早いか、まずは子供たちの喜々とした声に迎えられる。厚い陰鬱な雲に覆われて、昼なお暗い街角で凍えていた彼らにとって思いがけない天からの贈り物だ。夕暮れが近づいてもいっこう止む気配はなく、さらさらと降り続いていくうちに、狭い街路は純白のとばりに覆われる。汚れた壁と建物は、雪と氷の国に相応しい城壁と塔に姿を変え、痩せた街路樹は厳かに敬礼する儀仗兵に変身する。時たまサクサクと通り過ぎる誰かの足音を除いて、辺りの静寂をかき乱すものはない。ほそぼそと商いを続ける酒場から路上に漏れてくる灯も、いつしか消えている。
    夜が更けて雪はしんしんと降り積もる。雪明かりの中に妖精が現れる時刻だ。そこでは人間たちの喧騒も憎悪も嫉妬も愚行も、忘却のうちに埋もれてしまう。ただ整いと静けさがこの路地を支配している。
    翌朝になって雪が止んでも幻想は醒めない。朝靄に包まれた風景は深い森の雪景色を思わせる。まばらな真新しい足跡は、獲物を追う獣が残して行ったかのよう…間もなく、学校に通う道々で雪合戦に興じる子供たちの歓声が聞こえ始める。
    ところがそんな中にも既におとぎの国の凋落は始まっている。人々が雪かきに追われるかたわらで、あちこちに泥濘ができ純白が損なわれていく。溶け始めた雪の衣装の下からいびつな現実が姿を見せる。ものの数時間も経たないうちに無垢のヴェールは無残に引き剥がされてしまうのだ。そして人間の根深い業が甦ってくる。
    やがて雪は道の両側にかき寄せられ、土塊にまみれたまま凍りつく。日の光が差し込まない路地の奥でいつまでも汚らしく溶け残り、その上にタバコの吸殻が投げ捨てられる。もはや誰からも振り返られることがない。
    一場の夢を演出した魔術師として哀れな末路ではなかろうか?
 

こんな夜だから

 投稿者:葉月 祐メール  投稿日:2018年 2月12日(月)22時03分28秒
編集済
  弾ける星々も
膨らんだ月も
なにも無い

なんにも無い

こんな夜だから
君に逢いたくなるけれど

君は君の時間を生き
私は私の時間を生きている

そんな当たり前を
とても 寂しいと思う

  一軒隣の家 二つ先の町
  県境を越え 国境の向こう
  視線を上げ 更にその先
  遥か彼方の 暗やみを眺める

空は一つしか無いのに
私達は同じ空を見れない

ずっと前からの当たり前が
こんなにも もどかしい

真っ暗で 空っぽ
ぼんやり 独りぼっち
携帯も伏せて

私は光の無い夜と同化する


こんな夜だから――

  なにも無い
  その上
  君が 遠い

――そうです こんな夜だから



************
三浦さまへ
お久しぶりです。
お読みくだされば、幸いです。
 

私に続きを

 投稿者:ひなの  投稿日:2018年 2月12日(月)16時55分8秒
  夕暮れに
だらりと伸びる長い影
放り出された手足
力のこめ方を忘れてしまった

少し歩き疲れたの
長い  長い
旅の途中で

泣き方も忘れてしまったのか
涙さえも出てこなくて
鉛を飲み込んだみたいだ

  私に続きを書いて
  私に続きを書いてください

大衆受けする作家でなくていい
陳腐な物語でいいの

私の人生に続きを書いてください
ペンの握り方も
忘れてしまったから

うまく描けない自分の人生に
背負うものの多さに
疲れてしまったから

  私に自由をください
  そうでないなら
  私に続きを書いてください

地平線が夕日を飲み込んで
風が夜を連れてくる

空はこんなに広いのに

同じだけの広さを
地上は持つだろうか
その広さのどれだけで
私は生きているのだろうか

  私に続きを書いてください
  いいえ  やっぱり  自由をください
  自由な続きを書く自由を

......................................................
自由が欲しいと思ってしまいます。
家事とか門限とか全部投げ出して、自分の時間を
すべて自分のために使いたい。
自由と責任はセットだけど、今の私は責任ばかりで
自由がないような気がして……。
自由がないなら責任もいらないから、
もう勝手に続きを書いてよ。私は責任とらないけど。
そんな心境を詩にしてみました。
 

寂しさ

 投稿者:山下 一歩  投稿日:2018年 2月12日(月)16時30分47秒
  何処から入り込んだのか
気が付くと
慣れ親しんだ友達の様に
もう寂しさが待っている

冷え切った寒空が
暗い気持ちに追い討ちをかける

寂しさが入り込まない様に
心に幾つも鍵をかけて居たが
それも全て無駄だった

幸せが居る時だって
何処からともなく
隙間風の様に入ってしまう

ひっそりと闇の奥で息を潜め
何時も隙を覗っている

溜息でも吐こうものなら
躊躇いもなく
一目散にやって来る

纏わり付いて仕方が無いので
出来立ての寂しさを履物にして
始終一緒に歩いていたら
履き慣れた靴の様に馴染んでしまった

そうして
何時の間にか
私が
寂しさ其のものになっている
 

くれ さま

 投稿者:ひなの  投稿日:2018年 2月12日(月)15時19分29秒
  「禾  ム(わたし)」に佳作をありがとうございました。

同じ後悔を何度もしたくせに
いつも心を置いていってしまうんです。
そうでないと、生きていけないから。
でも、空っぽの身体でも生きていけなくて。
どうしたらいいんだろうって悩んでいます。

理性も感性もお互いに少しだけ我慢できたらいい
のかもしれません。
「すべき」と「したい」のバランスですね。
「したい」と思ってしたことは、結果がどうであれ満足
できるのに、「すべき」なことは結果を求めてしまいます。
本当は「したい」に従うのが理想だけれども
いかんせんこの世にはしがらみが多い。

評をいただいて少し書き換えました。
よたついていたところが、しゃんとしたような気がします。
ありがとうございます。
 

飴玉

 投稿者:@すみっこ  投稿日:2018年 2月12日(月)07時08分42秒
  誰にも言えなかった事などは
もう忘れて
飴玉を一粒取る

ポケットの飴玉数えたら
まだまだあった
食べれば食べる程
甘酸っぱいよ

溶けていくよ体温に
解けていくよ
記憶の片隅の言葉たち
雨が降ってくる
飴が無くなる
言葉も無くなる

雨は私にだけ降ってくる
もう何もないよ何も
 

くれ様

 投稿者:@すみっこ  投稿日:2018年 2月12日(月)06時36分3秒
  投稿作「旅人」に佳作を頂きましてありがとうございます。長くは書けないと思いましたが(浮かばないので)ここまでにして良かったです。いつも最後の連が特に書けないのですがお褒め頂き嬉しく思います。本当の旅は誰もが一人だなーと思っています。書き続ける事によって詩の階段を上ると…。それぞれ違う階段なのですよね。何においてもやっぱり終着点は大事でそこに向かっていくのですよね。文学や芸術でも作品として残せることはすごいなぁと思います。自分のはいつか風のように消しておきたいなあなんて思ってますが。この度もありがとうございました、また書けましたら宜しくお願いします。
 

三浦志郎様

 投稿者:くれ  投稿日:2018年 2月12日(月)06時21分9秒
   連絡の件、承知致しました。  

雨音さん、くれさんへ。

 投稿者:三浦志郎メール  投稿日:2018年 2月12日(月)04時10分34秒
編集済
  連載物の場合、今まで三浦評エリアのみの対応でしたが、連載が冗長になり伝わりにくい難点がありました。
そこで毎週月曜日に掲載し約一か月半で終わらせたいと思います。
つきましては、雨音さん、くれさんの評エリアに立ち入ることがありますが、事情をご賢察のうえ、
なにとぞご了承頂きたく存じます。なお(その都度書きますが)評不要で構いません。よろしくお願い申し上げます。

 

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