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光に包まれて ~風の中の記憶を追いかけて~

 投稿者:中也  投稿日:2018年10月21日(日)22時01分50秒
  宇宙から見たら
ブルーサファイアような地球の中で
何も知らないまま

捜しても
どうしても
見つけられないんだ
そう
僕たちが
なぜ此処に生まれたのか

まるで
ひらひら
風にふかれる
花びらのように

どこに落ちていくのか
落ちていく場所も
その後のことも
僕たちは知らないまま

deleteした記憶
手に入れようとして
resetした宝物が
風の中に

不器用な自分より
折り合いを付けようとする自分
そんな自分が
一番嫌いかな

でも
君が居てくれたから
僕が居るって
うれしいよね

何処で
覚えてくれていると
もっと
うれしいと思う

だから、、、

最期まで
夢を描いて

柔らかな光に包まれて
すてきな明日を願って

泣いて過ごした日々も
笑って過ごした時間も
風の中に

今までありがとう
これからもよろしく
 

齋藤純二さま

 投稿者:galapa  投稿日:2018年10月21日(日)22時01分2秒
  「四百万回の殴打」をお読みくださり、批評をいただき、ありがとうございます。「佳作」とのこと、うれしかったです。
これを励みに、また書いていただいたことをよく吟味いたしまして、次の投稿にいかしたいとおもいます。
朝晩は涼しくなってきました。お体に気を付けてお過ごしください。
 

お言葉、ありがとうございます!

 投稿者:葉月 祐メール  投稿日:2018年10月21日(日)20時50分15秒
編集済
  藍音ななをさまへ。
この度は、お祝いのお言葉、ありがとうございます!
はじめてMY DEARへ来た頃は、自分の形を知る事に必死でした。時間がある時には初期の投稿作を読み返してみるのですが、当時の自分を抱えつつ、今も己と向き合い続けて、周りを見れるようになってきたところだと思っています。
自分の気付きよりも、いただいてきた評からの気付き、新作や掲示板で拝読する皆さまの作品から得る気付きの方が多かったです。
また、祖父や祖母について書きたいと思ったのは、ななをさんの作品に触れた事がきっかけのひとつでした。ふたりとの時間を忘れずにいる為に、これからも書いていこうと決めた瞬間でした。
これからは支えてくれる人達の優しさも、描いていけたらと思います。新作でも、これからもどうぞよろしくお願いします!ありがとうございました!

井嶋りゅうさまへ。
あたたかいお言葉を、どうもありがとうございます!
井嶋さんに評していただいた時のアドバイス、今もメモして残しています。
自分の詩に足りないものは何か、すぐに取り出せて、振り返る事ができて。これも宝物です。。
今回は行数制限でしたが、一行の文字数は制限が無く、わたしは今後、こちらも併せて見直していかなければなりません。語りすぎずに伝わる詩を目指して!
井嶋さんにしか書けない響く言葉、詩のスタイルを見つめて感じて、これからも励んでまいりますので、どうぞこれからもよろしくお願いします!ありがとうございました!

耀子さまへ。
この度は、お祝いの言葉をありがとうございます!
あきたの文芸のHP、見てくださったのですね、耀子さんのお気持ちがとても嬉しいです。。。
わたしも応募した後で、過去の作品集を読んだのですが、「これは…だ、大丈夫なのか?!」と感じたのが、素直な感想でした。ただ、結果どうあれ、応募した事はきっと後悔しませんでした。とても思い入れのある木をテーマに書けた事、言いたい事を50行(ここまで60行と書いてましたが、50行でした汗)に詰め込むという作業、どうにかこの筆名で受賞できた事。これは、本当に皆さまのおかげでもあるので、サイトに関わる皆さまには、本当にありがとうと伝えたいです。
わたし、耀子さんの筆名を目にした時、もうファンでいたと思います。この字のように在りたいと、憧れていました。これからもこっそり掲示板へ投稿すると思います、その時は是非、ご一緒させてください!ありがとうございました!

青島 江里さまへ。
この度はあたたかいお言葉を、ありがとうございます!
きりたんぽで有名な市に生まれ育ち、今に至りますが、山が見え木々が揺れ、足下には名前も知らない花が咲く、そばに無いのは海だけなんです。幼い頃に海水浴をしたっきりなんです。
自分探し~過去~俯いて見えた足下~目の前に広がる四季。それらを書いて見えるようになったのは、休日という時の流れや、亡き祖父、元気な祖母、大切な人達の姿でした。
シロヤナギで詩を紡ぐ事は、たくさんの夢を叶えてくれました。これからも叶える為に夢を見ていくと思います。これからも青島さんの評や新作から、いろんな想いを感じさせてください。
新作にて拝読した「らいふ」は、今でも心の支えとなっています。これからもどうぞよろしくお願いします、ありがとうございました!

(皆さま、たくさんのスペースをお借りしています、申し訳ありません。)
 

齋藤純二 様

 投稿者:@すみっこ  投稿日:2018年10月21日(日)20時36分49秒
  この度は投稿作を読んで頂き、大変ありがとうございます。天竺牡丹を調べての感想を頂き嬉しく思います。どの色も鮮やかで綺麗な花で、今の時期にピッタリです。私の周りでも好きな人は多いようです。去年は菊が好きで見に行ってましたが、去年は惹かれていなかった天竺牡丹に今は私自身が深められています。なので、この詩で佳作も頂き嬉しいです。やっぱり、キク科の花びらが多いのはたいてい好きだと思っています。あの不揃いな花びらがぎっしり詰まった感じとボリューム感が好きです。あと、まだ花束は部屋に無いんです、すみません(汗)。あったら、どんなに素敵だろうとワクワクする思いで想像して書きました。
花束は花屋さんでよく見ているのですが、わりとケチってしまいます。脳内で花束を作ってまして、いつか思う存分買って帰れる日が来るのを夢見ています~。今はプチご褒美で小さな花束がたまに買える程度です。いつかはもっと花と関われるようになりたいと思っていてどんな形が良いか今は色々調べて考えています。花と詩はその中で切り離せない部分になっているのかもしれません。花や自然で、映像が言葉に、言葉が映像になっていく詩になれた時が一番嬉しいです。また書けましたら宜しくお願いします。
 

斎藤 純二さん

 投稿者:伊月あかね  投稿日:2018年10月21日(日)20時31分13秒
  金曜日に評をいただきありがとうございます
思えばあのテーマソング最近耳にしなくなりました
前回は「また違う雰囲気のものを読んでみたい」とお言葉を頂きました
タイミングがよかったです!いつもと違う雰囲気なものを書こうと持った矢先に斎藤さんからの評でした
助詞、・・の数、盲目なのは私だったようです!精進します・・・。
また機会がありましたらよろしくお願いします!

 

飾らない人へ

 投稿者:@すみっこ  投稿日:2018年10月21日(日)19時36分8秒
編集済
  ありのままの自然が好き
それ以上に
飾らない人が好き
気を使わないでいられるから

人は一人では出来ない事も
誰かが側にいたら何倍にも叶う
途切れそうになっていた
糸が繋がり始める

その時に初めて
心からのありがとうが言えるんだ
言い慣れた言葉だけれど
飾りじゃないよ本当のありがとうを

気負わずに生きてみよう
明日の太陽も
悩みながら顔を出すわけじゃない

空は群青色に変わって
貴女の足下が隠されない内に
早めのバスへと帰りを急がせてしまったけれど
とても楽しいひと時だった

道の途中で迷子になりかけた私も
飾らない貴女といるだけで
前に道が見えてきた
きっともう大丈夫って言える
 

葉月 祐 様

 投稿者:青島江里  投稿日:2018年10月21日(日)16時56分37秒
  このたびは、あきた県民文化芸術祭2018・「あきたの文芸」詩部門でのご入賞、おめでとうございます。

葉月さんの自然と心の描写の重ね具合は、いつも瑞々しく、森の中で深呼吸するような気持ちになります。今回も「シロヤナギ」ということで、自然をモチーフとされていたのですね。

これからもご自身の世界を活かしつつ、広げつつ、更なるご活躍をされますこと、心よりお祈り申し上げます。おめでとう!!!!!
 

どこかの春夏秋冬

 投稿者:輝 瑠美メール  投稿日:2018年10月21日(日)16時39分34秒
  柔らかい日差し
の春の日
広大な大草原に
自分は一人で風に吹かれて
立っている気分
ふわっと寝っ転ころがり
草木は揺れ
ブンとバッタは飛び
テントウムシは
鼻先に
止まっている
雲は流れ
湿った土は靴裏を濡らし
吹き上げる風は髪を揺らす
雨は滴り
鳥の羽を濡らし
声を鳴らす
瞼を閉じると
鳥は飛び
なにもかも
置き去りにして
綺麗な場所を求めて飛んでいく
葉は勢いをつけられ飛び上がる
水滴を零し
中で世界を写し
そして壊す
雫を浴びても
何事もなかったかのように歩く
蟻たちは
今日も御嬢様へ
必死の御奉仕
綺麗な羽を
見られるだけで
愉快に働く
働き蟻
上空の
斜めからの日の光を
輝かせながら溝を流れる水は
目的を何も知らず
無心で
流れて行く
その背に希望の輝きを乗せて
未来が輝いていることを信じて
いや  違う
今  この場で
必死で輝こうとしている
人間に作られた人口の
道を何も疑わず
無心で
今を輝かせることに
集中している
白い彼岸花
赤い彼岸花
どちらが先に産まれたかは
分からない
どちらがどっちに
染まり
こうなったのか
それとも元から二つとも
バラバラに産まれたのかは
分からない
白は弱々しい純粋さ
強くなく簡単に
何色にも染まりそうな
悪い人に騙され不幸になりそうな
赤は強く自己主張して
人の目など気にしない
堂々と思ったことを吐き
時には毒も
敵を作りやすく
それでも気にしない
死んでゆく
死んでゆくから笑う
死への列車に乗る友達
死んでゆく
死んでゆくから歌う
カマキリだって
コオロギだって
ギンヤンマだって
死んでゆく
死への列車に乗る友達
蝶は花を吸いに
柿を突くシャーペンの
芯のような色の鳥
地を足音を潜めて
歩く黒子猫
落ち葉を踏んだ
クシャッ
その音を聞いた時
あの記憶の娘の笑った
顔を連想した
天使達のおっぱいに挟まれて
窒息し
今日もいい天気
どうしたわけか
東京が恋しくなった
自分は意外と東京が  都会が?
好きなのかもしれない
心コロコロ雪のよう
真っ白な玉に腕を生やし
バケツ乗せて人参刺して
雪だるまの完成
心コロコロ雪のよう
自分は悪人だ
悪人として生きる事も決めていた
悪人には悪人の友が出来る
自分の周りは悪い友人ばかり
それでも彼らとは約束があり
それを裏切るわけにはいかない
悪にも悪の美学
守らなくては
ならないものがある
人として
嗚呼
嗚呼
嗚呼
あゝ
たんぽぽを見に行こう
 

 投稿者:輝 瑠美メール  投稿日:2018年10月21日(日)16時32分25秒
  自分の心の壁を
壊してさ
全てを受け入れて
認めてごらん
すごく楽になるはず
きっと楽しくなる

余計な心配はいらないから
僕があなたを信じているから
ずっと味方でいるから
どこまでも付いているから
あなたを見捨てはしないから

あなたは壁に触れるだけでいい
そして僕を思い浮かべてほしい
壁なんてびっくりするくらい簡単に壊れるからさ
あなたは全てが楽になるはずだよ
全てを自然に調和できるはず
きっと今までの苦しみが幻想のように思える
心の力で壁を壊して自分を解き放つんだ

あなたは壁に触れるだけでいい
壊れる瞬間を楽しんでおいで
瓦礫は僕と一緒に片付けよう
瓦礫も愛おしく思えるよ
僕はあなたをいつまでも待つ
 

10/16(火)~10/18(木)後半の感想と評になります

 投稿者:チーム「カロリーハーフ」齋藤純二メール  投稿日:2018年10月21日(日)13時01分1秒
編集済
  天笠牡丹                    @すみっこ さん                    10/17


このようなお花の詩、もうストレートにいいですね。花、美しい、豊かさ、自分へのご褒美、文句なく「佳作」です。出来ることならこのような詩を書いてみたいです、とっても(無理ですが……)。

天竺牡丹、インターネットで調べてみました。花について疎いので。ダリアというキク科の花、花びらが多め色やカタチも様々あり華やかで豪華な感じですね。お部屋に飾れば心地よいひとときが過ごせるなあ、と。花を飾る心の余裕ない生活をしている私にとっては、花のある豊かな暮らしはとっても輝いて見えます。生活を見直そうっ、と。

好きな方へ
花びらは開き
思いのままに色付いて
くっきりと魅せている天竺牡丹

この一連、めちゃいいです。「好きな方へ  / 花びらは開き」その思いを言葉にできる発想、純粋、最高です。

花が近くにあるだけでいい

とっても伝わってきますその思い。
@すみっこさんの十八番、ストレート詩、好きですね。

心和む作品をありがとうございました。
またのご投稿を楽しみにお待ちしています。








止まない雨                    ゆき さん                    10/17


温暖化が進んだからでしょうか、最近は雨風がとんでもなく強くなり川が氾濫し、トラックは倒れ引きずられるほどの風、被害は大きくなるばかりで怖くなってしまいます。どうか、穏やかな気候が続くようにと願うばかりです。

今回のゆきさんの「止まない雨」は激しい雨模様の作品となっていますね。「吐く息さえ水滴に変わってしまいそうな / 湿ったくうきの詰まったこの部屋」と表現され、外の雨が激しく部屋の中さえも湿ったように感じられる様子が雰囲気を作っています。そして、止まない雨を見ている振りして君を探している。もし君がいたなら何気ない一言で気分を害してしまうことだろうから、今は私たちの心情だけを雨の音に重ねていたい気持ち、と読みとりました(違っていたらごめんなさい)。ふたりの関係と僕の気持ちを雨模様に絡めながら上手に表現できていると思います。

「規則的な君と不規則な僕の」。ここ、ちょっと僕に非がある言い方がなんともいいですね。ただ、ふたりの関係がもう少し踏み込んで語られていれば、感情移入が増しこの連はもっと活きると思いました。

こちらの作品、もう少し推敲できると思います。大まかに言いますと、要らない言葉を削る、詩を読みリズムを聞いて修正、連の切り方ですかね。ご一考くださいませ。

評価は「佳作一歩前」となります。

またのゆきさんの投稿を楽しみにお待ちしております。








金曜日                    伊月あかね さん                    10/17


前回の『119』の作品とは雰囲気がガラッとちがった感じで、ほんわかできましたね。

♪ ウィスキーが お好きでしょ~もう少し しゃべりましょ~ありふれた 話でしょ~それで いいの 今は ♪

とあるウイスキーのCM的な雰囲気で、金曜日の夜をウイスキーを含みながら満月の見えるお店(自宅)で心身が溶けてゆく感じで拝読でき癒されますね。語りと彼女の関係は、飲み屋でマスターと彼女、付き合っているふたり、夫婦かはわかりませんが、読者が自分なりの配役で拝読できますね。とっても緩やかな時間、雰囲気が伝わってくる作品でいいです。

「盲目」の言葉が意味深で面白いです。現実を遠ざけるような開放感を盲目といっているのか(盲目の恋、のような)、それとも夜には満月の明かりで夜空が透明になるほどの世界を見られるが、夕方や朝はそのような世界が見えない、といったようにどちらでも解釈できる感じです。「盲目の夕方」「盲目の朝」とあり、日中の仕事や学校の時間が盲目となり、私自身に帰るウイスキーを嗜む時が開眼となるのでしょうか、この時間が素敵ということですね。

小さいところですが、作中の助詞が抜けているところと「・・」の数をご一考くださいませ。

ウイスキーと金曜日のひととき。素晴らし作品でした。
評価は「佳作」となります。

またの伊月さんのご投稿を楽しみにお待ちしております。








四百万回の殴打                     galapa さん                     10/18


詩の綴られ方をまず見る。連のつくり具合、一行の長さ、漢字とひらがなのバランスなどから、きっとこの詩はいい詩だ、という感はだいたい当たる。一読、もうこれっ「佳作」でしょう。
ごきげんよう、galapaさん
この度はご投稿をありがとうございます。

人生において四百万回も殴打されるとしたら、そうですね、雨くらいでしょうか。ここで数字を出したところに、上手く言えませんが雨の密度、雨模様の重さを感じますね。「君の瞳は10000ボルト」「百万本のバラ」というちょっと懐かしめの歌がありますが、「四百万回の殴打」も負けないくらいインパクトのある題目でいいです。
何かに追い込まれ精神的限界に達してしまい、雨の中を歩き出した感じでしょうか。雨の景色と自身の感情が投影され、雨がひとからの影響だったり、世間から受けている自分に対する仕打ちなのか、失恋なのか、何か事情があり、その雨で心は決壊してしまったが、今は少し落ち着きを取り戻し止まぬ雨を見ている(打たれて)、といった様子として私は拝読しました。雨の中を心情が歩いている感じがして、とっても沁みてきますね。

矛盾した表現、あり得ない事象、これがまたいい味を出しています。雨なのになびく煙、海底に降る雨、等の表現が精神が撹乱した感じを残していて作中に上手く溶け込んでいいです。また、詩的な言葉の数々にぐっと作品が輝きを見せていますね。「齧り取られた空虚」、「僕は湿った犬の匂い / ずぶ濡れじゃないか」、このへんが個人的にぐぐっときました。

気になったところは、ひとつあります。デカイのがひとつ。この作品、「カッコよすぎ!」というところがめちゃくちゃいい意味で引っかかりましたね。

「ああ、詩だな」と、詩の心象スケッチは沁みると再確認する作品をありがとうございました。またのgalapaさんの作品を楽しみにお待ちしています。








月へ捧げたソネット 「寒」                    西朗 さん                   10/18


初めてまして、西朗さん
齋藤と申します、何卒宜しくお願いします。
今回は感想を書かせていただきます。

月へ捧げたソネット「序」「暖」からの続編『月へ捧げたソネット 「寒」』ですね。雨音さん、三浦さんよりご感想が出ていますので、今回は、こちら一編の詩として感想を述べさせていただきます。

出だしの「鋭さを秘めたまま」とあり、この鋭さはどのようなものだろうと、一読。しかし、その鋭さを語る月の本性はこの作品では明らかにされていない。そして何が、何を、の抜けた意味深な表現がメッセージを追うための拝読に靄がかかり不思議と話が続いてしまう流れ、想像に寄り添う芸術的な雰囲気が醸し出している、すなわち心に引っかかる充実があります。だから続編があるのだろう、と。

私が感じる西朗さんの詩の魅力は、「自ら白い石に歌をうたいかけ」「黒い波へと灯火を手向けていくように」のような分からないようで、言いたいことのニュアンスが分かってしまう心情表現はとっても冴えているということです。これは真似できないセンスですね。
どうすればそのような表現が出来るのだろう、と思ってしまいます。凄い。

「北西の空のすこしだけ高いところ」と。春の月は太陽より高い空にあるから、方角からしてもこの月は秋の立っている三日月なのでしょうか。寒、と題されているので、冬の月かなとも思いましたが、冬は南の方?  すみません、季節は秋ですかね? 月のことよく分からなくて……
ええと、それは置いときまして、三連の日中の緑が輝いていたが夜になり彼が哀しくなってしまいそうな歌をひとつ月に捧げる、という件(くだり)がめちゃくちゃ優しさを感じてしまいましね。ここの綴りとっても好きです。

「帰り遅れたイタチには / 巣穴よりすこしだけ大きな眠りを与えながら」、ここの大きな眠りを月の光に包まれたという意で捉えることができ、これまた素敵。

今回も素晴らしい作品のご投稿をありがとうございます。ぜひとも月に捧げるソネットを全編、完成させて欲しいと思いました。気になります。ただ、続編となり評や感想を評者からもらうとしたら、続編としてなら同一評者からの方がいいかもしれません。なら、私に? なんて大それたことはいえません。複数の評者からなら続編でも一編の詩としての感想、評となると思います。宜しくお願いします。

またの西朗さんの詩作品を楽しみにお待ちしております。








秋の映写機                    小林大鬼 さん                    10/18

最初にですが、二連に「写真立て」とあります。前後の話からして、誰かの写真をフェンスに付ける状況がわかりませんでした。もしかしてカメラ(ビデオ)の三脚なのかもしれないですね。題目が『秋の映写機』となっていますから。違ったらごめんなさい。ここが決まらないと全体が見られないので……

語り手が仕事の帰りに子どもたちのサッカーをしているグランドへ通り掛かった時の情景ですね。
詩を書く者は、たぶんこのような人間観察をしてしまうのではないかと思います。これ、性分ですかね。その観察する相手は老人。本人は、優しい眼差しで子どもたちを見る老人にひと声掛けたかったのでしょうか。でも、通り過ぎしまいます。そういう気分だったのでしょう。その子どもたちを見る老人の心を読む想像する雰囲気が、映写機のちょっと断続するような映像のようにも思えて、いいですね。
大きなエピソードはありませんが、日常のふとした思案は詩にとても溶け込みますね、しんみりと。また小林さんの表現力があっての相乗効果は大きですね。短いですが上手にまとめられています。

評価は「佳作一歩前」となります。
またの小林さんのご投稿を楽しみにお待ちしております。







。。。。。。。。つぶやく。。。。。。。。

みなさんがもうご存じのことをつぶやいてしまいますが……

島さんの立ち上げたMY DEAR 。2000年から続くネット詩誌ですから、歴史ありますね。私などはぺーぺーで、お世話になるばかりですが、今回、MY DEAR 「掲示板」の存在について考えてみました。

インターネット上で詩に関わるサイトはたくさんあります。その中で詩を投稿し、コメントなどをもらう掲示板はそこそこありますが、MY DEAR では評者がいて詩を丁寧に拝読し、一生懸命に評を出す掲示板です。この評が出るというのは他で見たことありません。ここが素晴らしいと思うのです。詩を学ぼうとする時には、独学になってしまい自分の詩が客観的にどうなのかわからず、迷ってしまうことがあると思います。詩の教科書もこれというのもなかなか見当たらないですし、詩の勉強会といっても詩人会が主催する会(公民館などでの勉強会等も)には詩を書き始めたばかりの者ならばなかなか足が向かないだろうし(誘ってくれるひとがいればいいのですが)、カルチャー教室では結構な料金が掛かるし、詩を学ぶ場所を探すのは大変です。そこで、MY DEAR はインターネットを使い詩が学べるといった時代に沿った場所だと思います。
最初に詩を投稿する時は勇気が必要かもしれませんが、大丈夫です、詩を愛する者たちが集まるところなので。これは、島さんをはじめ MY DEAR に関わる者たちが築き上げた親愛なる場所ですから。

私は個人的に MY DEAR を詩の通信教室みたいだと感じています。大学、院と通信教育を利用していたので、学習の過程が類似していると思っていました。試験の前に添削を出し、赤ペンで講師や助教、教授から赤ペンで指導を受けます。その過程が郵送かインターネットの違いですかね(最近の通信教育はインターネットがかなり普及しているみたいです)。しかし、通信教育と大きな違いがひとつあります。無料ということです(まあ、通信費、電気代は……)。これは詩を愛する者が集まらないと持続は不可能でしょう。運営されている島さん、投稿されるみなさん、評者にはほんとうに感謝です。私もMY DEAR のお陰で詩生活を楽しませていただいています。

詩を読む、詩を書き投稿する、評が出る、詩がもっと上手になり楽しくなる場所。また、詩から離れていた者がまたふとMY DEAR へ来て、立ち寄れる詩のコミュニティ広場は幸運な場所に思えて仕方ありません。



https://mobile.twitter.com/mydear2000s

 

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