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夢の世界から

 投稿者:松本タカヒロメール  投稿日:2019年12月12日(木)19時11分38秒
  有名人になりたいな
 そうしたら
  また、あの子は振り向いてくれるだろうか

大統領になりたいな
 世界を征服しても
  あの子は振り向いてはくれないかもしれない、けどね

大人になんかなりたくない
 ボクもあの子も
  いつまでも子供のままでいられたらいいのになあ、なんてさ


  なにも考えずに
  走り回っていたあの日
  オレンジに照らされた紅い頬に恋をした

  夢の世界では、それがモノクロなんだ
  それは大人になろうとしているって、こと?


   たぶん、ちがう
   いや、ぜったいにちがう

   願いは叶えるものだから
   強く思っても走らないと、意味はないのさ

   やりたい、なりたい、生きたい
   なんて軽薄な言葉

   やるぞ、なるぞ、生きるぞ
   だから世界は色づいていく
    小さいころに見ていた、あの陽のように


ボクは、走り出していた
モノクロの世界は、もう嫌なんだ
体は一つしかない
だからこそ
後悔のしない選択を
実現させていくのさ
キミとの世界を―――
 

歯車―そんなものになりたくなかった、けど。

 投稿者:松本タカヒロメール  投稿日:2019年12月12日(木)19時03分46秒
  カチッ

 と今日が始まる音がした
 今日も歯車にならないといけない音がした



  満員電車に乗り込む人々を
  ベンチに座りながら眺めていた

  乗り込めずにあふれ出たボクは
  いわゆる負け組なのだろうか


   社会の歯車を回す大人たち

   窮屈に詰められた体躯と心
   そんな姿に憧れはしなかった

   ―――歯車になんて、なりたくはなかった

   だから、あえて
   満員電車には乗らなかった


  コーヒーを飲んで息を吐く
  負け組を示す白い煙が昇る

  煙を追うように空を見上げる
  天窓に映る青空、太陽
  彼らは、地球を生かすための歯車

  ホームに到着した次の電車
  彼は、大人たちを働かせる
  子供たちを、絶望なのか、希望なのか、
  とにもかくにも未来へと進ませる歯車


   どんなものにも『役割』というものはある

   負け組のボクにも会社に行けばなぜか与えられているし
   どうしてか分からないが
   呼吸をして食事をして眠りに就いて恋をして
   誰かの歯車に
   なっていた
   なってしまっていたのだ


   誰かの歯車になりたくなくて反抗していた十代
   けれども歯車の一部に組み込まれていることに気付いた二十代
   三十代は勝ち組になれるだろうか、もう手遅れだろうか

   周りは不良品のボクを置き去りにして回り続けている


    「誰か、潤滑油をボクにください」


   か細く消え入るような声を神様に祈りながら
   窮屈な電車に乗り込んだ



 ガタン

 と今日が動く音がした
 黒とも白とも言えない息を吐くボクを乗せて
 歯車は今日も回り続けていく
 

早朝・冬

 投稿者:galapa(滝本政博)  投稿日:2019年12月12日(木)15時47分41秒
編集済
  眠りの呪縛ほどけ
夢の残滓は薄れた
おはようございます
目が覚めると
新しい朝が立っている

夜明けでございます
窓を開けましょう
光と風が気持ちいいです

とりあえず珈琲を飲んで
朝の音楽をかけて
ときめいて 色めいて
それから 犬の散歩に出かける
川沿いの一本道を
すたすたと
歩いてゆく
木枯しがわたしの背中を押す

急に寒くなりましたが
天気は良い
気持ちのいい日曜日の朝だ
冬の新しいステージ
きょうはこれから何をしようか

光りがある
朝が瞼を開けて
空と地は再び広がった
まっさらな空を鳥が飛ぶ
 

三浦志郎様へ

 投稿者:夏生  投稿日:2019年12月12日(木)15時15分38秒
  三浦様、返信遅くなりまして大変失礼致しました。

拙作「暮れの手前で」に佳作半歩手前との評をくださり、ありがとうございます!

ご指摘から。日暮れと年の暮れ、言葉が足らず、描き方も足りませんでした。

雰囲気にまかせてしまうところが悪い癖だと最近になって気づきました。

次の課題として精進致します。




 

言葉 Ⅱ

 投稿者:galapa(滝本政博)  投稿日:2019年12月12日(木)10時48分35秒
編集済
  言葉の尻尾

よく動く
捕まえようとおもい
握りしめようとしても
ひらりひらりと
すり抜けてゆく

   *

会話

あなたとわたし
かわりばんこに
言葉を組み合わせていこう
それぞれのきれいな色の言葉で
美しい形を作っていこう
ジグソーパズルのように
噛み合う言葉を探して投げつけ合おう
あらゆる言葉を試そう
あなたがそう言ったので
わたしはこう言う
あなたの美しい声が好きだ
言葉で一枚の絵画を作っていこう
二人で交互に描いていこう

   *

ほんとの気持ち

僕らはときおり
ミスキャストを演じる俳優のようだ
虚しいと感じるその時は
自分の気持ちにあっていない
台詞を言っているからかもしれない
あなたに言いたいほんとの気持ちがある
この気持ちをなんといたしましょう
 

 投稿者:エストリン  投稿日:2019年12月12日(木)08時24分55秒
  君黙っている
君静か
君だんまり
君といると私が一方的に話す

話すのって
したことしたあとだけ

どうして話さない
あいさつはする
だが会話に加わらない
友達いない
だって
そもそも
それではできません

孤独に強い人なんだなとか思ってしまう

どうして私だけなのか

君黙っている
君静か
君だんまり
君といると私が一方的に話す

どうして私だけなのか






 

円球を見渡す

 投稿者:三嶋 康平  投稿日:2019年12月11日(水)22時31分3秒
  たった一言に潰され
たった一言に救われた

つまずいてみた
つまずき方も忘れるほど
大きかった
つまずいたら
小さくなれた
後はこうすればいい
足の傷をみて
うつむいて
泣けばいい
するとすぐに
大きいやつがくる
そしたらはじめて
上を向く
上を向いて
立ち上がろう
すり傷だもん
立てるよ一人で
立って一番
首をぐるぐる
見えた全て
道だと気づくだろう
そしてまた
歩き出そう
走ってもいい
飛んでもいい
そしてまた
つまずこうじゃないか
まるで小さくなるために
生きているみたいに
楽しみだなあ
つまずく分だけ

そう思って
僕は立ち上がろうとしている

 

ある朝

 投稿者:キャベツ  投稿日:2019年12月11日(水)06時09分42秒
  もう少しで
図書館が開く
太平洋プレートが
悲鳴のような雄叫び
日本製のボールペン
書き味が良い
森が燃えて
性犯罪に今日も
黙るひとりふたりと
5ドルのピザで満足
水曜日は映画が安いし
言葉の定義も
人が懸命に稼いだ金も
思うまま
それに気づかぬふりをして
もう少しで
図書館が開く
形にも
音にもならぬ
きしみは
太平洋プレートの
悲鳴となって
ある朝
 

雨音さま

 投稿者:@すみっこ  投稿日:2019年12月11日(水)05時48分49秒
  この度もご批評下さりありがとうございます。
インターバルという意味を始めてしり、アドバイスの通り直してみました
間合いも、大事なのですね。ありがとうございます。
 

最後の彼氏

 投稿者:煮豚メール  投稿日:2019年12月11日(水)05時32分6秒
  同棲して四年と少し
左手の薬指には
彼氏からもらった
お揃いの指輪が光る

四年前はカップルと
言われていたのが
夫婦に変わっていた
中年同士だからね

信用あってからこそ
愛はついてくるものだ
誰かが言ってたなと
ふと思い出した

私は彼に告げていること
つきあっても結婚はしない
バツ二の子なしの私は
こりごりしているからだ

疑心暗鬼に陥り
心の病は相変わらずで
ノイローゼ状態だ

傷つける喧嘩も沢山した
幸せなときもあったよ
好きだから一緒にいると
でていこうともしない

彼が最後の彼氏になる

私は誰かと住むというのは
苦手みたいだからだ
負担をかけているのも確かだ

彼の幸せをだれよりも願う


 

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