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井嶋さん、御礼

 投稿者:秋冬  投稿日:2022年 5月17日(火)12時19分15秒
  この度も温かな言葉を頂き、ありがとうございます。

投稿直前に「母親」は書き加えました。少女は誰なのか? と考えてしまい、思い当たるフシが「母親」でしたが、推敲が足りなかったと思います。

井嶋さんのアドバイスを参考に、書き直してみます。

引き続きよろしくお願いします。
 

帰りたい

 投稿者:緋夢灯  投稿日:2022年 5月17日(火)11時45分50秒
  帰りたいと思った
もう家にいるのに
みんな居るのに
こことは違う
どこか

母さんの腕の中
祖母ちゃんのいる田舎
そういうのでなくて
なぜだか

地図さえ描けない
ぼやけた場所
だけど
僕は知っていて
帰りたいと
ふと
思って

不思議となつかしいのに
この世界では
辿り着けそうにないから
ホームシック
淋しさが込み上げて
くる

か え り た い

瞳から一筋
生命の起源との
つながりを思い起こす

ああ
海のにおいがする


https://twitter.com/r_d_tomosu

 

石ころの中心

 投稿者:月乃にこメール  投稿日:2022年 5月17日(火)09時32分59秒
  道端のそこにすっぽりと
ハマってしまったような
石ころだけど
見たことがあるかい?
硬い石ころの本当の中身を

眉間に皺を寄せた顔のやつに
蹴られるのを恐れているくせに
今にも転びそうな勢いで駆けてくる
子どもには蹴られて空を飛びたい
そんな矛盾した望みが
コアに詰まっている
静寂なんてないのさ
石ころの中には

実は石ころ自身も
自分の中身を把握していなくて
鴉に突かれているのに
むっつりとそこに居座って
今日も別なコアを欲しがっている
 

井嶋様、評のお礼。

 投稿者:プラネタリウム  投稿日:2022年 5月17日(火)07時18分16秒
  ご感想をありがとうございます。あまり自信がなかった作品ですので、丁寧な感想をいただけて幸いです。ご紹介くださった作品も、読んでみようと思います。  

井嶋さま

 投稿者:鵬鵬メール  投稿日:2022年 5月17日(火)05時01分21秒
  感想いただき ありがとうございました。
これからも 詩を続けていきたいと思います。
よろしくお願いします。
 

島様 評をありがとうございました

 投稿者:ピロットメール  投稿日:2022年 5月17日(火)02時30分20秒
  この度は拙詩「大崎八幡宮」に評をいただきありがとうございました。

「杳として 滲んでいる」
ご指摘の通り日本語としておかしいです。
社殿の特徴的描写をもう一連増やし、情景描写を掘り下げて修正してみようと思います。
説明的になってしまう事を恐れ、社殿についての言及を避けて書いておりました。
「八の字」のくだりも、唐突すぎて不十分です。

大おまけの名作をいただき、恐縮しております。
連の4行立てを意識した為もありますが、不十分な点をしっかり書き直し、国宝をよむ詩に恥じぬよう、練り直していきたいと思います。
プラスオンのご期待に沿えますよう、一層精進を続けて参りたいと存じます。
細部に渡るご教示ありがとうございました。

今後ともご指導のほど、よろしくお願いします。
 

エゴイスティック・ブルー

 投稿者:緋夢灯  投稿日:2022年 5月16日(月)23時58分34秒
  美しいものを
愛してる
綺麗な言葉が
好きだよ
誰かの長所を見つけて
祝福することは喜びさ

何気ない日常の中
ただ
呼吸をして
そこに一人
佇んでいるだけで
幸せを感じ
感謝する
そんな瞬間があるんだ

純粋なんかじゃないよ
心地よく
優しいしあわせで
ただただ
僕自身を満たしていたいだけ

怒りを覚えた時は
自分の正義を
振りかざそうと
してしまってはいないかと
振り返ってみる
相手の気持ちを考えたり
どうしたら理性的に
どちらも傷付かず
解決できるかを
考えてみたりね

冷静なんかじゃないさ
自分を守りたいだけ
怒りが頂点に達すると
どうして
分かって貰えないのかと
怒りより
悲しみが込み上げて
涙が
溢れてしまうんだ
とても苦しいから
そうなりたくないだけ

なにをするにも
自分のため
こんなにも勝手な僕が
誰かを
傷つけていやしないかと
いつもヒヤヒヤする

どうせ
エゴイストなら
エゴイストらしく我侭に
なまじ
誰かのことなど
かえりみず
なりふり構わず
生きてみたいよ


*********
雨音様へ

お初にお目にかかります、緋夢灯(ひむと)と申します。
中々タイミングが合わずでしたが、今回雨音様の担当日に投稿すること叶いました。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。

https://twitter.com/r_d_tomosu

 

雨と少女

 投稿者:藤代望メール  投稿日:2022年 5月16日(月)23時53分57秒
  おかえり
雨粒が信号機を絆す
赤が滲んで優しく見える
今日もひとりきり
車の運転にも慣れた
街は話し相手になっている

フロントガラスを伝う雨粒
攫うワイパー
街と僕の間
その薄く張った膜が
めくれていく

傘をさす少女
ステップ踏んで
コインランドリーへ
跳ねる藤色 長靴
排水管に繋がれた犬が
しっぽを振りながら
水たまりから飛び出す水鞠を
じっと見つめていた

近頃僕の心臓では
あの少女が
目を瞑りながら踊っている
口に微笑みを携えて
踏みつけられたみずたまりを
カラフルポップに変えていく

それも
もう限界です

なにかの弾ける音
多分
フロントガラスと雨粒の間
あらゆる感情の許された小宇宙
苦しさがパツンときれた

みぞおちの辺り
言葉にしなかった
考えもしないようにしていた
音が
神様の声が
嗚咽とともに溢れていく

ワイパーが
雨に溶けでる心を呼び戻して
また溶けていって
エンジンの尽きるまで

近頃僕の心臓では
あの少女が
目を瞑りながら踊っている
雨が降ってもなお
踊っている
 

花を捧げる人

 投稿者:エイジメール  投稿日:2022年 5月16日(月)23時41分22秒
  大学の授業からの帰り道
ふと、僕が密かに想いを寄せている女の子が
青い瞳をキラキラさせてこう言った

 私は自分の葬式には
 ピンクの薔薇を沢山飾りたいの

ピンクの薔薇か
僕はこれは忘れてはならないと
心に留めておくことにした

そう言えばもうすぐ卒業式だ
卒業祝いに
ピンクの薔薇を贈ろう

早速僕は近くの花屋に電話した

 もしもし、花束を注文したいのですけど
 ピンクの薔薇の花束なんです

 今はピンクの薔薇は集めにくい

 友達の卒業式に上げるんです
 そこを何とか……

 分かりました
 やってみましょう

 お願いします!

卒業式当日 花を受け取りに行った
もし花束ができていなかったらどうしよう
そんな思いを胸に花屋に行くと

 あっ綺麗
 見事なピンクの薔薇の花束だ!
 ありがとうございます!

       *

卒業式は夕方に行なわれた
その後 ダンス・パーティーをして
皆で楽しむというプログラムだ

友達に式に出てもらって
僕が花束を渡しに行くタイミングが来たら
電話で合図をしてもらう

 スピーチ、終わったよ

 んじゃ、行くわ

真っ黒のスーツで決めて
男が一人
ピンクの薔薇の花束を持って出かける

会場についた
皆何も知らずに楽しい雰囲気
そこを僕が割って入る

彼女を素早く見つけた
廊下に出るように手招き
彼女はすぐに
いつもと違う
僕の表情で何かを察した

 これピンクの薔薇
 好きだって言ってたから

 ………………あ、あなたは
 私を……
 中で踊っていく?

 いや、いい

僕はそう言って
長い廊下を走り抜けた」
この5秒ほどの間だけのために
めかし込んでつけた香水の残り香を
彼女はいつまでも覚えていた

だが、結局この恋は実らず終わってしまったっけ

     ※

今年また母の日がやってきて
母には真紅のカーネーションを贈った
駅前の小さな花屋で
440円で買ったもの

「こんな高いものわざわざいいのに」
母はただそう言っただけであった

僕はかけがえのない人に
最後まで花を捧げる人であり続けたい
 

感想と評です。5/3~5/5までのご投稿分です。

 投稿者:井嶋りゅう  投稿日:2022年 5月16日(月)23時36分45秒
  大変お待たせいたしました。
宜しくお願いいたします。


*****

「願人坊」galapa(滝本政博)さん

滝本さん、のほうが私は馴染みがありますので、これからは滝本さんと呼ばせていただきますね。お久しぶりですね。お元気そうで良かったです。滝本さん、ごめんなさいね。滝本さんは大変多くの知識をお持ちのかたです。私は「水平記」を読んだことがありません。読んだことがないとなるとこの詩は読めないではないかと、多いに不服に思うかもしれませんが、ごめんなさいね、佳作です。というのは、読んだことがなくても、ああなるほど、と分かりやすいことと、3連から成る詩はこの水平記を自分なりに詩にしたものかしら?この塩辛声の坊主がとても良い味を出していまして、酸いも甘いも噛み分けた人物のように感じて引き込まれていきました。ラストの2行「軽口~やっとこせ」ここが実に面白いです。あほだら経をあほだらけと読み違えてしまって、なんだかよく分からないんですが、皮肉めいていて面白いんです。上下ではなく端と端、両極にあるものは同一。良かったです。ということで佳作でした。


*****

「プールサイドの夜」もりた りのさん

もりた りのさん、初めまして。井嶋りゅうと申します。どうぞ宜しくお願いいたします。初めてのかたなので感想を書きますね。
たぶん、非常に練られた構成になっているのだと思います。とても幻想的な場面が長く続きますが、途中で不穏な気持ちになってくるんです。なんだか、状況が出来過ぎのような感じがしてくるんですね。でもってやっぱり、ラストで「きみ」は存在しない人のように書かれています。でも監視台の手すりに白いレースのワンピースが引っかかっていて、それに手で触れているんですよね。ということを、どうとらえるか?月の忘れ物なんでしょうか?それとも、本当は「きみ」はやっぱり存在していて亡くなったと読めばよいのでしょうか?どのように帰宅したかが書かれていないので、実は夢オチのような感じでしょうかね?などと、色々想像いたしました。気になったのが、詩の始まりに「,」があるように見えることです。打ちミス?それとも、この詩には「,」の前に物語があるのでしょうか?などと、そういうことも考えたりしました。
またご投稿くださいね。


*****

「朝焼けを待つ」プラネタリウムさん

プラネタリウムさん、お久しぶりでしたね。お元気でしたか?
3連目の「夜明け前が一番暗い~闇でしかなく」この部分に多いに共感いたしました。私もたまに聞くんですよそういうふうに。でも、どれが夜明け前の一番暗い時期にあたるのか、本人にはわかりませんよね。今がそうですよ、と誰かが教えてくれないともう耐えられそうにない、という叫びが詩の中から聞こえてくるようでした。1連目の4行すべて、何にも悪くないですので、我慢しないで吐露していいと思いました。
ところで、この詩の中に、「汽車」と「橙色」が出てきたので、芥川龍之介の蜜柑という短編を思い出しました。汽車が真っ暗なトンネルをぬけた瞬間、主人公はある少女の行動に驚かされ、ささくれだった気持ちが急に解消されるんです。急に目の前が開けたような気持ちになる良い作品です。宜しかったら読んでみてください。(知っていましたらすみません)私も一緒に朝焼けを待ちましょう。


*****

「光」あおいさん

あおいさん、初めまして。井嶋りゅうと申します。どうぞ宜しくお願いいたします。初めてのかたなので感想を書きますね。
自分が自分として存在すること。それは実は難しいことなんですよね。まわりから浮かないように話を合わせたり、思ってもないのに相槌を打ってみたり。でもそんなの本当の自分じゃない、本当はもっと自分の意見を言ったり、ひとりになりたかったり。これは葛藤の見える詩ですね。何かひとつでも相手の気にさわるようなことをしてしまった途端に、今までのものが失くなってしまうような関係性なら、こちらからバイバイで良いのだと思っています。自分は自分として存在したい、と思った時から光は見えるのだというメッセージをこの詩からいただきました。
またご投稿くださいね。


*****

「夏」鵬鵬さん

鵬鵬さん、初めまして。で合ってると思うのですが、違っていたらごめんなさい。井嶋りゅうと申します。どうぞ宜しくお願いいたします。初めて?のかたなので感想を書きますね。
夏の思い出ってキラキラしていますね。ビール、枝豆、かき氷、花火大会、夏祭り。蝉も騒いでわいわい。関東の夏って、長くて暑いなあ、と思うんです。東北の夏は短めで、お盆が過ぎたらもう秋風が吹くんですよ。だからこその夏のイベントは楽しくて、終わったら何となくさみしくて、切ない気持ちになったものでした。子供の頃の話です。もしかしたらこの詩は切なさのお話ではないかも知れません。ラストの1行には、憂鬱さや気怠さ倦怠感などを感じました。夏に飲み込まれるというのもわかる気がしました。私は関東の夏が苦手で、梅雨の時期からすでに辟易してしまいます。鵬鵬さんも、上手にやりすごしてくださいね。またご投稿くださいね。


*****

「目醒め」秋冬さん

秋冬さん、お久しぶりです。お元気でしたか?
8連目、どきっとしました。これから詐欺を働こうとしていた「僕」だったのですね。黒髪の少女に出会うことで、十字架を背負わなくてもよい道へ進むことが出来た。この詩はですね、とっても良いことを書いているんですよね。5、6、7連目、少女が大きな穴に落ちるシーンですが、ちょっと書き込みが足りないように思いました。そして終連では、急に「仏壇の母」が出てきますね。そうすると、もしかしたらこの少女はお母様が化けた姿であったかのようにも読めます。あるいは少女自体が幻であったのかもしれない。別に幽霊的な意味合いではなく。この詩にはなにかこう、ふたつの要素が混ざっているように感じるんですよね。現実的な要素とSF的な要素というか。混ざっているのが悪いのではなくて、今以上にふたつの要素を混ぜ合わせるか、あるいはもう少し現実寄りに書くか?私は後者のほうがこの詩は生きてくるのではないか、と思ったんです。そういう意味での、5、6、7連目の見直しをお願いしたいと思いました。穴ではないものに例えられるのでは?と思いましたもので。ただ、とても良い内容の詩だと思いました。佳作一歩前ですね。


*****

「晩餐」山雀詩人さん

山雀詩人さん、お久しぶりです。お元気でしたか?この詩、面白いですねぇ。フォークがスプーンに嫉妬!?なにがあった!と思いながら、一気に読み終わって、私は終始にこにこしていたことに気付きました。スプーンは顔が優しいとか、ナイフは絶対零度のハートを持っているとか、フォークである自分は(知ってるよね)みんなを突き刺してばっかりでもうヤだよこんな生活、と嘆く。なんて可愛らしいのでしょうか。この詩は私たち人間にも言えることで、自分にないものを持ってる他人を羨ましいと思いがちですが、みなそれぞれ役割があって、みなそれぞれその役割を真っ当するからこそ、世界は回っているんですよね。でも嘆く気持ちがよくわかります。でも刺せないと私たちは食べられないんですよ~。
タイトルが「晩餐」ですが、「晩餐(フォークの憂鬱編)」などでもいいかもしれませんね。ユニークさと切実さを兼ね備えた、柔らかい詩でした。とても良かったです。佳作ですね。
ところでひとつ提案があります。今回はフォーク目線で語られていますが、例えばスプーン目線やナイフ目線もあったらもっと楽しいかも知れないな、とも思いました。「晩餐(ナイフの涙編)」とかね。(あ、すみません、楽しくてつい調子に乗ってしまいました)宜しかったらご一考くださいね。


*****

以上ですね。ご投稿ありがとうございました。
ある詩人から、詩はおもてなしである、というお話をうかがいました。例えば料理。一人で食事をするなら簡単なもので済ませても十分であるけれど、人様に手料理を振る舞う場合、相手のことを思い、考えて出すはずである。詩も同じで、自分だけが読む分にはどんな仕上がりでも良いが、人様に読んでもらう場合には、どのように読まれるのかを客観的に考えなければならない、というようなお話でした。(ただ、詩に関しては相手の好みに合わせなさいという意味ではありませんので、念のため。)おもてなしとは、詩に対する姿勢や精神のお話だったのだと思いました。

 

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