<思いやりのあるコミュニティ宣言>
 teacup.掲示板は、皆様の権利を守りながら、思いやり、温かみのあるコミュニティづくりを応援します。
 いつもご協力いただきありがとうございます。

 投稿者
 メール
  題名
  内容 入力補助画像・ファイル<IMG>タグが利用可能です。(詳細)
    
 URL
[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ] [ 検索 ]


あけましておめでとうございます

 投稿者:夏生  投稿日:2021年 1月 5日(火)21時06分49秒
  新年あけましておめでとうございます!

評者皆様、投稿者皆様、昨年も大変お世話になりました。
免許皆伝の夢が叶い、とてもありがたく、コロナ禍を乗り切る原動力となりました。
まだまだ治まらない状況ではありますが、少しでも良い方向に向かうことを信じて
願っております。

皆様にとって喜び多い素晴らしい年となりますように!
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。


夏生
 

 投稿者:あさぎメール  投稿日:2021年 1月 5日(火)05時13分47秒
  僕は豊かさの中にいる


誤って白米を茶碗ごと床に落としてしまった
茶碗は割れ
白米が床に飛び散った

思ったことは「面倒くさい」
これから出かけなきゃいけないのに
やるべきことが増えてしまった
「もったいない」とは思わなかった
思えなかった
微塵も

白く荒れた床を見下ろす

時間にしてほんの数秒間
思ったことを反芻して
思えなかたことを意識する

結果、自身に戸惑う
自身が恥ずかしくなる
気持ちがざらざらする

急ぎ床に膝をつく

飛び散った白米をかき集め
そのまま口に放り込む
がむしゃらに、がむしゃらに噛んで
勢いのままに飲み込む

自己嫌悪と自己弁護

口の中
ジャリッと音がした
 

泡姫

 投稿者:蓮見 丈メール  投稿日:2021年 1月 5日(火)04時40分14秒
編集済
  バブルの頃の泡姫は
濡れ手で泡を掴んでいたが
今の泡姫は恨み辛みが身を削った
粉骨まじりの腰のない泡を
自らが吹いている

経済を回すために
あっちへ行け
こっちにも行ってみろ
あれを食べろ
これも食べてみろと
口うるさい
オウム気取りの議事堂のカラス

その舌の根の挿げ替えを
実行どころか計画もせぬうちに
今度は あっちへは行っても
こっちへは行くなだとか
あれを食べるときは
大風呂敷を畳んで食べろだとか
これを飲むときは
マスクの抜穴から飲めだとか

コロナのパンデミックを恐れる余り
ココロのパンデミックを無視して
言いたい放題の舌出し放題
その度にあちらこちらの下水路で
ひっそりと消えて行く泡沫人生

その多くが職を無くした鬼子母神
泡に塗れるよりも
泡と消えることを選んでしまった
出自を忘れた哀れな女神

子ではなく役立たずな為政者なら
どれ程食らおうが悪寒か
虫唾が走る程度で済んだであろうに

来年の事を言えば鬼が笑うというが
その鬼は商店街の
閉じたシャッターの中にはもういない

薄ら笑いしか浮かべられない
世渡り上手な鬼には
いくら笑われようが小指も胸も痛まない
その代わりいつまでも
逆流した胃酸の味が後を引く
 

椿鈴

 投稿者:ピロットメール  投稿日:2021年 1月 4日(月)22時16分14秒
  東大寺
大仏さまに拝跪し
東に坂道を上りゆくと
二月堂がある

御本尊に捧げられし椿の花
お水取りの花ごしらえは 練行衆により粛然と進められる
芯に黄紙を巻いためしべを
紅白の紙花びらが優しく包む
椿は一つ一つ花開き
本物の椿の枝に嬋媛と咲きゆく

奈良時代 天災、疫病の消除を願い創建されし 東大寺
二月堂御本尊 二体の十一面観音さまは
逗子の中で何を思っていらっしゃることだろう
苦しむ人をすぐに救わんと 十一のお顔であらゆる方向を見守ってらっしゃるはずなのに
新型コロナウイルスに翻弄される 地球人は見えないのかしら
繰り返す歴史に学ばぬ私たちに
自ら学び答えを出せと諭すのは お慈悲かしら
私たちは充分に苦しんでいるのに
罪障の懺悔はどこまで続くのかしら

奈良に春を告げるお水取り
二月堂正面の舞台を松明はめぐり
火の粉をまき散らすだろう
造花の椿は灯影に照らされ 息を吹き込まれ
艶紅(ひかりべに)は赫き 真に枝と一体となり咲くのだろう

病原と人々の疲弊を焼き尽くせ
開山堂に咲く良弁椿の白き斑は
炎舞あとに散り敷かれた紙椿の積日の涙痕であろうか
苦しみと哀しみの残骸を受けとめる椿花よ

掌の中に今
五色に編まれた紐の先
紅白の五弁椿に包まれた
球体の良弁椿鈴のお守りがある
玲瓏たる響きに心は透明になる

遠い東大寺の仏と椿と
水と火に込められた祈りに想いを馳せる
知恵も力もない私は 鈴をぎゅっと握りしめ
祈りを念うことしかできない

鈴の音の奥底に流れる 聖なる響きに
人々の声にならない呻きに
今 じっと耳を傾ける
自分に何ができるのか
椿の鈴の音に ひたすら問いかける


※三浦先生
昨年末には、ご丁寧に返信いただきありがとうございました。
色々な意味で勉強になりました。
愛妻家である先生、奥様が羨ましいです。
本年もご指導のほど宜しくお願い申し上げます。
 

kazu 様へ

 投稿者:星寂 海鳴メール  投稿日:2021年 1月 4日(月)15時03分36秒
  評ありがとうございます
なに書いたか忘れたので読み返してきます
 

この手紙を受け取られた方へ

 投稿者:Liszt  投稿日:2021年 1月 4日(月)10時26分21秒
  いついかなる時に、いかなる場所で、またどのような方にこの手紙を読んで頂けるのか、わたしにはまったく見当がつきません。
 何よりも、この手紙を運んでくれるはずの粗末な壜が、はたして大海原を無事に越えていくことができるのか?それさえ定かではありません。ですから、わたしの国で手紙をしたためるときに普通なら前置きとして書くような堅苦しいあいさつは一切ぬきにして、お伝えしたい必要最小限の内容を書くことにいたしましょう。
 今、わたしの目の前には、この国ではおなじみの荒涼とした風景が広がっています。凍てつく雪まじりの季節風が沖合から吹きつけ、灰色の海には三角波がしきりに立っています。一日のうちのどの時刻かもわからないほど、あたりは白と黒のモノトーンに覆われ、ときおり風と波の音をつらぬくように海鳥の声が聞こえてきます。船影を目にすることはめったにありません。そしてこの物悲しい浜辺に立ちつくし、水平線をじっと見つめる幾多の墓標を、風雪と砂の浸食から守るのがわたしの役目、それも人生の最後にたどりついた務めです。
 これらの墓こそ、この世紀にわが国に突然現れた思想―その思想に殉じ、あるいはその思想の名のもとに無残に奪い去られた数多くの生命を弔うためのものです。
 はるか遠い国の有名な哲学者の名前を冠したそのイデオロギーは、わが国に輸入されるや否や瞬く間にわたしたちの古来の宗教と神々を駆逐して、まるで伝染病のように若者たちの心を虜にしてしまいました。
 かく言うわたしも、魅了されたひとりです。なぜなら、その思想が歴史や社会の展開を明快に説明でき、さらに世の中の不平等を正し、貧富の差をなくす具体的な処方箋を示していたからです。その説得力の高さゆえに、変革への期待感を醸成したのはもちろん、ひとりひとりの人生に希望と意味を与えてくれたように思われたのです。ところがわたしたちは若さゆえに気づきませんでした。この複雑な世界を、そもそも「明快に」説明できる理論などないということを…。細かいところまでつじつまを合わせようと試みるうちに、次第次第にその理論の中にも、また理論を実践する人間たちの中にも欺瞞が生じ、それがいつの間にか排他的な独断へと変化して行きました。
 ですから、彼らが政権を獲得したとたん、異を唱える人々に対して迫害に転じたのは当然の成り行きです。ほんのわずかな意見の相違さえ許されませんでした。その象徴がこの海岸のすぐ背後にそびえる強制収容所です。鉄条網とサーチライトに取り囲まれ、一見巨大なトーチカのように見える建物の中で、わたしも収容者のひとりとして過ごしました。本来ならば人生で最も実り多いはずの時期を…。
 長年に亘る刑期を終えたのち、出所したわたしは敢えてこの地に留まり、過酷な強制労働の犠牲となった受刑者の遺体を引き取り、ねんごろに埋葬することを新たな任務としたのです。なぜなら、古来の宗教が壊滅してしまったがゆえに、もはやこの国には遺体を引き取って供養してくれる僧侶がひとりも残っていないからです。
 ところが、こうして最期の務めを穏やかにまっとうすることさえ、運命は許してくれないようです。と言うのも、ここ数週間、亡くなる受刑者の数が急激に増え、その中には過酷な労働の結果というだけでは説明できない、不可解な特徴を示す遺体が数多く見出されるのです。これは、収容所内で何らかの感染症が蔓延している可能性を強く疑わせるものです。そして何よりも、埋葬のため常に遺体と接しているわたしにとって、今すぐに感染してもおかしくない状況を意味します。
 事ここに至って、わたしは未知の人であるあなたに手紙をお送りしようと決意したのです―通信手段が厳しく制限されているわたしたちにとって、残された唯一の方法―すなわち投壜通信によって。そして思想という悪疫、見かけこそ趣向を凝らした近代的な衣装を身にまとい、進歩と平等を謳いながらも、実際には自由を抑圧し、人々を孤立に追いやるイデオロギーこそ、真の悪疫であるということをお伝えするために。
 この種の悪疫は自然の災厄よりもはるかに深刻な結果を招くのです。それは「希望」という言葉を徹底して辱め、その痕跡をわたしたちの精神から完全に消し去ってしまいます。わたしは収容所の生活を通じて思い知りました―「希望」を持つことそのものが苦痛であり、生き抜いていくにはむしろ邪魔になる、と。そう思った瞬間、わたしは既にして人間と呼べる存在ではなかったように思います。
 パンドラの箱が開けられたとき、箱の中にただ一つ「希望」が残ったのは決して偶然ではありません。もし、あなたが住んでいる国で、ささやかなりとも「希望」を持ち、夢見る自由が許されているのなら、それは決して当たり前のことではないのです。だから、あなたの祖国が大きな困難に見舞われることがあったなら、どうか同胞と手を携えて、その貴重な世界を守り抜いて下さい。
 一度は「希望」という言葉を忌避し蔑みさえしたわたしが、今は投壜通信という、あまりにも不確かな「希望」に賭けようとしている―その自己矛盾を感じつつ、筆を擱くことにいたします。


三浦志郎様

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうかよろしくご指導のほどお願い申し上げます。Liszt
 

島 秀生様

 投稿者:三浦志郎メール  投稿日:2021年 1月 4日(月)05時24分55秒
  あ、いえ。どういたしまして。
好きでやってますんで…。
 

重力

 投稿者:エガミ  投稿日:2021年 1月 3日(日)18時58分18秒
  初投稿となります、エガミと申します。
初心者ですが、これからどうぞよろしくおねがいします。
初投稿は、昨年9月末に作ったもの(処女作)を掲載させて頂きます。
これから少しずつ上達していこうと思います。
よろしくおねがいします。

*****

重力が 鬱陶しい
ここ6ヶ月の 日記
火を見せようか 煙を見せようかと
考えているだけで 窒息する

もう いっそのこと
僕だけ 重力がなくなって
ひとり 青い地球を眺められたらなあ......なんて

そうして歩いて
ふっと 地面から足が離れて
掴むものも 何もなくて
人もだんだん 離れていって
ひとり

青い寒さに満たされて
ぼくは 死ぬんだろう

......そんなことを思いながらひとり
夕焼け空にくちづけし
......そんなことを思いながらひとり
無人のキャンパスを放浪し
......そんなことを思いながらひとり
水の中で呼吸をし
......そんなことを思いながらひとり
画面に向かって 今日を過ごす
 

今年もどうぞよろしくお願いいたします

 投稿者:青島江里  投稿日:2021年 1月 3日(日)16時48分6秒
  明けましておめでとうございます。

旧年中は、評者の皆様、掲示板参加者の皆様に勉強させていただきまして、
深く感謝いたします。評を続ける際にも、色々お世話になりました。
ありがとうございます。

拙いわたくしではございますが、本年もよろしくお願いいたします。

皆様にとって幸多き一年となりますこと、心よりお祈り申し上げます。



 

三浦志郎 様

 投稿者:島 秀生メール  投稿日:2021年 1月 3日(日)16時28分43秒
編集済
  そうそう、三浦さんは、
『ネットの中の詩人たち』第1集(2001年 花神社)を書店で見て、
来てくれたんでしたねー

で、のち免許皆伝となって、
2003年からは、もうこの掲示板の評者を務めてくれています。

過去に遡ると、
最初はそう投稿数が多くなかったこともあって、

2000年は 評者は私一人。
2001~2002年は、私一人で持たなくなったので、
外部詩人の片山礼さん、神田さよさん、寺沢京子さんの順に、評者助っ人を頼み、

三浦さんが評者を務めてくれるようになった2003年からは
MY DEAR はようやく、
全てオリジナルメンバーでまかなえるようになりました。

また、そののちは、掲示板のメインを三浦さんにお任せすることで、
私はHP側メインで傾注できるようになりました。
私にしてみれば、三浦さん様々のMY DEAR運営であります。

私とMY DEARにとって、信頼できる、良き相棒に巡り会えたことが、なによりの幸運でした。
三浦さん、MY DEARを20年、共にがんばってくれてありがとう!!
あらためまして、御礼を申し上げます。

 

/1900