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三浦志郎様へ

 投稿者:ケイ  投稿日:2018年12月 8日(土)09時58分6秒
  「僕と彼女」のご批評ありがとうございました。
一つ前の詩がツンケンしたものだったので今回はふんわりした詩を書きたいなぁと思い、こうなりました。
飼い主目線でもあると同時に飼い犬目線でも読めるようにしつつ
また上に戻る感じに構成して書いてみたつもりです。
僕はもう先は長くないから等々は犬目線で読まれた時を考慮して挟んでみましたが
人間目線だと確かに何のこっちゃになりますね………。なかなか難しい。
佳作二歩前の評価ありがとうございました。
今後とも精進していきますのでよろしくお願いします。
 

朝靄と一輪の花

 投稿者:たゆたえども  投稿日:2018年12月 8日(土)08時27分52秒
  朝靄の中 僕は学校へ向かう
一寸先が霞んでよく見えない ゆっくりと次の一歩を確かめながら歩く
一筋の光が僕を導いてくれる なんてこともなく

フラフラさまよいながら 僕は学校へ向かう
まだまだ道のりは長い 未来の自分を想像しながら歩く
いつの間にか 知らない道を歩んでいることも知らずに

その先に学校があるとすっかり信じ切って 僕は学校へ向かう
この先僕は何者になるのだろう 何がしたいのだろう
少しずつ靄が晴れ 全く知らない場所に 僕はいた

怖くなった僕は 立ちすくんでいた
落ち着け自分
そういえば 学校なんてとうの昔に卒業していたんだった
自分に問いかける 僕は一体なぜ学校へ向かったのか

学校では受け身でよかった 何も考えていなくてもやり過ごせた
その気楽な心持ちが懐かしく思えた

朝靄は完全に晴れた 僕は学校へ向かうのをやめた
何かを探していた気がして あたりを見回す
アスファルトの隙間に小さな一輪の花が咲いていた

一輪の花に声をかけて 僕は再び歩きだす
結局探していたものは 思い出せず


晴れたように見えた靄は いまだに心を覆っていた
一輪の花は涙を流した
 

三浦 士郎様

 投稿者:たゆたえども  投稿日:2018年12月 8日(土)07時42分23秒
  ご感想いただきありがとうございます。
この詩はある曲の歌詞を一部参考にして作りました。
「分からず屋には見えない魔法をかけたよ」というフレーズです。
この言葉だけを歌詞の中から切り取って、自分の世界に持ち込んでみたら今回書いたような詩になりました。
最後のオチや自分に魔法をかける部分は、何度目かの推敲の時に浮かんだので、コンセプトがあるかと言われると微妙なところかもしれませんが、コンセプトを立てる力をつけていけたらと思います。言い換えると、主題を選ぶ力をつけていきたいものです。
今後もどうぞよろしくお願い致します。
 

感想と評② 11/30~12/3 ご投稿分

 投稿者:三浦志郎メール  投稿日:2018年12月 8日(土)06時04分56秒
編集済
  森山桃子さん「雪」 12/1

森山さんは(定型的でない)普通自由詩も書かれていますが、今回は2作とも五七調、あるいは定型的な作品です。コレクションの中で、バリエーションというか、変化をつけたかったのでしょう。いっぽうで、こういうタイプの詩はどうしても表現の可能性が狭められる、歌詞調になる、新味が出しづらい。そんなリスクもあることを理解しておいてほしいと思います。
当然ながら、この詩も唱歌的であり譜面に起こしたら、ピッタリはまっていきます。注目したいのは各連の3行目です。とりわけ2~4連の。もっと言うと3~4連の「恋人たちの熱冷まし」はとてもシャレた感覚だし、「産まれたあの子のお手紙に」。ここは、赤子が手紙を書くわけはないので、おそらく「産まれた」という知らせでしょう。ここ、いいですよね。雪の風景の中で遠い目をしたくなるような抒情性があります。幸せの予感のような…。


森山桃子さん「冬の小狐」 12/3

新美南吉(にいみ なんきち)という童話作家が狐にまつわる名童話を二作書いています。
もちろん、これらは一種の小説ですから話も込み入るのですが、この詩を読んでそれらを思い出すのは意外と自然なことかもしれません。2作のうち、スト―リ―性のあるこちらのほうを僕は買いたいんですが、実は指摘はこちらのほうが多いんです。
3連目「皆いたなら暖まる」はリズムから言って4連目と揃えて「皆でいたら暖まる」、さらには「皆でいたなら~」か?それとも、ここは変化をつけようと意図されたのかもしれない。そうなると好みの問題になります。それと4連。文脈で見ると、好意的に読み手はきっとわかってくれるでしょうが、純粋文法的には、これだと「お鍋の温もり」も排除すべき方に入ってしまう。これ、1文字替えるだけで解消できます。「温もりも」を「温もりで」のように「も」を「で」に替えるだけです。助詞って大事ですね。さらに理想を言えば…。

土のお部屋の湿り気も
木の実のお鍋の温もりを
皆で食べれば寒くない

意味も映像もくっきり立ち上がるように思います。ただし、これはあくまで参考までです。
両作品とも佳作二歩前で。


矢島さん「シ―クレットビ―チ」 12/2

まず、初連は色彩の妙でしょうね。白とブル―の砂浜をベ―スに、フワリ浮いている風船の赤です。非常に入りやすい映像でもあります。次に2連の「あっ」。今回の区間で最も贅沢な処遇を受けた言葉というか文字でしょう。しかし、この「あっ」その贅沢に充分応えるだけの力量をもって、そこにあるようです。すなわち場面転回の力です。一瞬の場面も切り取られているかのようで、ここに矢島さんのセンスを見ます。また、3連は優れた表現満載の連。「太陽の小ささを追い越して」「太陽を信じた」―ここに見る日向性がいい。
さらには「そこから見える景色を/僕は知らない」―ここで視点が切り替わります。風船から見る下界です。「知らない」で、かえって読み手にその世界を想像させています。
「退屈だったらしい」はここだけ、あっけらかんとしてたり、のんびり感が出てたりします。風船がなくなったからでしょうか。ここに登場する「彼女」ですが妙齢の恋人を思ってもいいし、案外、僕は幼児を想像しても面白いと思う。彼女が風船を持っていたのも、その想像を助けてくれているように思われるのです。ありがちな光景をうまく料理している印象があって佳作としましょう。


たゆたえどもさん「恋する魔術師」 12/2  新

初めてのかたです。よろしくお願いします。初回ということで、今回は感想のみになります。そうですねえ。「分からず屋さん」と「うっかり屋さん」が恋をすると、なかなか難しい事態になるでしょうねえ。はい、そこで魔法の登場というわけです。魔法をかける主体、そのかけ方、反応等、うまく書き分けられて好感が持てます。最後は自分に意図的に魔法をかけてみる。「自分から一歩踏み出そう、前へ」―いい感じですね。最後はオチ的なフレ―ズで着地したのも印象的。そうですね。とっかかりはこのあたりから、でしょう。
サラリと軽妙な感覚なんですが、この詩、案外、その裏で「こういうセンで書こう」というコンセプトというか、意志調整力というか、が充分機能しているように思えるし、最後はその実現力ですね。こういうのが基礎にあると、いろいろなカラ―の作品が出来ると思うのです。また書いてみてください。


三澤新太郎さん「マイレフトハンド」 12/3

まず、評価という概念を外させて頂きましょう。そのほうが心情的にも、お楽だと思うからです。この感想は文によるお見舞いと思って頂ければ幸いなことです。
100メートル先にある左手。まさに実感なのでしょう。しかし、ここには悲嘆はありません。
むしろ不自由になって見えてきたものがある。それは物の起源だったり、これからの生活との向き合い方だったりするわけです。そういう現在の自己の周囲をいつも淡々と書かれている姿勢には強く打たれるものがあります。(自分だったら、こうはいかない)。
「自分で拾いに行くしかない」が意志力として最も印象に残っております。
ところで別稿でも書きましたが、僕たち評者はその人の全人格的背景や今までの履歴が一切分からず、出てきた作品というピンポイントでしか語ることができません。それは評者各位が等しくもどかしく思うところのものでしょう。どうぞ、ご理解頂ければ、と思います。そして、どうぞ、お大事に。




たりや あいひさん「八方塞がりで夢」 12/3 評不要作品

評不要ですが、ごく軽い感想を。ご自分で書いていて、よく頭がこんがらがらないなあ、と感心すること、しきりです。



評のおわりに。


森山桃子さんの作品から思い浮かんだことを書いてみます。有名な詩人となると歌詞の依頼もけっこう来るようで、明治・大正から谷川俊太郎氏に至るまで例があります。しかし、やはり言葉と音楽の拍数のかね合いがありますので制限はあります。詩人はやはり詩とは別物と捉え、別発想・別形式のところで書いているのは容易に想像されます。多少、私事めくのですが、僕の息子の高校校歌を詩人・三木卓氏(みき たく。今も健在)が書いたのです。その言葉の斬新さには驚かされました。それでいて、ちゃんと曲になっていたのでした。では、また。
 

感想と評① 11/30~12/3 ご投稿分

 投稿者:三浦志郎メール  投稿日:2018年12月 8日(土)06時01分38秒
編集済
  * 2作ご投稿のかたは日付順ではなく同時批評としました。


シャネンさん「ファファミミレレド」 11/30

言わずと知れた「キラキラ星」の音程ですね。ピアノが弦楽器/打楽器。ああ、構造や演奏スタイルを考えると、そんな要素はありますね。この詩、初見~再読くらいだと、セリフが誰と誰だか特定しにくいんです。いきなり出てくる「君」もよくわからないんですが、
これを詩の主人公と“キラキラ星”の星との対話だと想定すると、すんなり解釈できそうです。そういう推定でいくと、「君」の前後どちらかに、それと匂わす言葉を入れると、読み手のガイドになるかもしれないです。ちなみに、この曲の「B」部分(日本的に言うと“サビ”)は「ソソファファミミレ」×2。そしてもう一度「ドドソソ~ファファミミ」。
これでワン・コーラスですね。こうやって口ずさんでみると、音程の抑揚が対話のようでもあります。すると、この詩はなかなかおもしろいところを扱ってる気がしますね。甘め佳作を。


伊月あかねさん「雨ざらしの花嫁」 11/30

タイトル。こういう種類の花嫁はいないんです。日常文としてもあり得ないんです。
でも詩ではできてしまう。このあたりの詩のおもしろさですね。で、「えっ!」―誰もが読んでみたくなるパワ―満載です。アイキャッチ充分です。で、タイトルが暗示するように、よくわからないんです。
たとえば「ガジュマル」という熱帯的なものと冬との奇妙な関係性。いきなり登場するメトロとその風景。なぜ、ことさら12月25日なのか? など、謎は多いです。ただ、終連2行目「豪雨の中で~」が、かろうじてタイトルとリンクしそうです。そして「わたし」という花嫁は確実に存在し、多くの場面と向き合い、何がしかの考えを抱いているのは感知されるのです。そのあたりはまずまず一貫性を感じます。ただ、どちらかと言うと沈んだ色調の心模様ではあるようです。この詩の全貌が読めない部分があるので、評価は保留させてください。


中也さん「地球の瞬き」 11/30

コンパクトなサイズに要点を絞ってきた感があります。それを嘉して佳作とします。
では、その要点とは何か?地球のライフサイクルと僕たち人間のそれの、救い難いほどの隔たりでしょう。これが基調です。「地球が瞬き」とはなかなか良い表現でした。たとえば温暖化現象のような慢性化したものよりも、むしろもう少しショ―トスパンなもののようです。けれども、そこはそれ、地球のことだから何十年、何百年の間隔かもしれない。
もちろん、僕らはいない場合が多いでしょう。終わりから2、3連目を違う方向に振ったのは効果的でした。とりわけ街角では(ふと立ち止まって考えたであろう)中也さんの感慨など、どこ吹く風。陽気にさんざめく。このコントラストがいいんです。ホント、地球の喜び・哀しみって何でしょうね?おっと、ここの連の「なら」。これは話し言葉なので、詩文学ならば「ならば」のほうが安全でしょう。


中也さん「朝顔」 12/1

朝顔について調べていたら、俳句の季語は夏ではなく秋だそうです。この詩には「初冬」とあるから、朝顔、ギリギリ、セ―フか?この詩のテ―マは前作とやや似ていて「自己の生―その長さ」といったところでしょう。冒頭、ちょっと冗談のようで、ユ―モアもあり、おもしろかったです。こちらも前作同様、的を絞って来てて良いんですが「ああ、そうですか」で読み手は先を急いじゃいそうなところがやや辛いかな?そもそも朝顔の答えが「わからない」「お天道様に聞いてみな」では、あまりにそっけなく身も蓋もないわけです。そこで冒頭部分を振り返ります。

「昼になっても咲いている」(延命)~何故か?→→「ずっと咲いてたいんだ」(自らの積極的願望)

このテーゼを朝顔は中也さんに伝えようとしたかった。そのことを書くべきだったでしょう。ゆえに最後は「朝顔から“いつまでも生きられる”勇気をもらった」的に締める。これでハッピーエンド。青い空に青い朝顔が“より”溶けていったことでしょう。先を急ぐ読み手もふと立ち止まるかもしれません。以上、参考まで、佳作一歩前で。


ケイさん「僕と彼女」 12/1

11/26付「なぁ 聞いてくれねえか」と今作と。仮に「生きもの詩篇」と捉えると、こちらは前作とは対極で、ソフト&スイ―ト路線と言えましょうか。ペットの可愛らしさと飼い主の猫かわいがりぶり(犬かな?)が伝われば、この詩は存在意義と役割を果たしたと言えるでしょう。事実、そういう点は満たしている、と見ます。唯一気になるのは「僕はもう先は長くないから」「残念だなあ」「来世があるとするならば」です。普通の事態では、当然人間のほうが長生きだし、何か重大な局面があるのか、それともこの飼い主がものすごく老人なのか?しかし、どうもそうは読めないのです。あるいはフィクションなのか?
このあたり、僕ら評者はその人と作品をピンポイントでしか見られない。人生の背景まではわからない。従って、この部分は静観せざるを得ないことを理解して頂ければ、と思います。.評価は佳作二歩前で。


かすみ じゅんさん「冷たい秋の夜風に紛れ、ひらり眩い初夏の記憶」 12/1

結論から書きましょう。佳作です。
正直に書きましょう。良くなりました。
今まで、かすみさんにはいろいろ注文をつけてきました。どういう点かというと、隙間が多い。サラリと書いてる。深く入ってこない。無駄な繰り返しが多い。(ひどいこと、書いてたなあ~)etc…。
今回、それらが解消されています。ひとつにはサイズが広がりました。このサイズの枠内を詩行が粘り強く縫っていきます。枠が広がっても薄くなることがない。言葉がよく吟味され、練られ、結果、以前よりも作品の彫りが深くなりました。濃厚になりました。隠喩、適度な抽象性もある。推敲も以前よりされているのではないですか? このフィーリング忘れないでください。ちょっと惜しいと思ったのはタイトルです。本文との連絡面です。(タイトルを)長く書いてくれたわりには、その機能の伝達が本文においてやや希薄かな、と感じました。ところで、山下一歩さんが皆伝になりました。作風・領域が似ているかすみさんがさらに上を目指すに、大変参考になると思います。叙景の独自性・心情の乗せ方等、味わってみてください。


つづく。
 

time paradox

 投稿者:中也  投稿日:2018年12月 8日(土)03時21分45秒
編集済
  突然ですが
もし未来が
この道の先にあるなら
早く走って
見てみたいと思う

そして
急いで引き換えして
未来を変えてみたい

そんなこと考えてる

僕の人生だけでなく
君の人生も
この国の未来も
変えることが
できるかもしれないって

火星にロケットが着陸できて
時間軸を移動する
しかも光速で
相対性理論ってやつを
体で感じる
座標軸→ゼロ=現在なら
                 下方=過去
                 上方=未来って
なんだこれ
Einsteinに聞いて、

だけど
考える
もし未来が嫌で
生きること
僕が存在することを
消したいと思ったら

生まれる前に
引き返す
そして
おとうさんでも
おかあさんでも
どちらかを殺して
自分の存在を消してしまう

そんなこと
朝飯前さ
理論上だけど
もちろん
反論する学者もいるけどね

だけど
そんなの恐いよ

パソコンのデータを
deletekeyを押すように
一瞬で
リセット出来ちゃうんだから

僕には到底できないよ
君はできるかい

もし
僕たちの中に
一人でも出来る人がいたら
一人の過去を
消すことだけじゃなく
多くの人の人生を
国の歴史を
いや
世界の歴史を
人類の未来を
狂わすのだから

だから
僕は僕のまま
未来がわからない
この世界の中で
今を懸命に生きたい

たとえ
明日
君を失うことがなるとして
僕が生きられないとしても

これ以上
自然に逆らっては
いけない
そんな気がして

冬空に
冷たく光る月を見てる
 

雪の日、夢を見て

 投稿者:澤 一織  投稿日:2018年12月 8日(土)01時57分33秒
編集済
  東京一帯に広がる
秘色の空から
雪が
地上へと 散った

掌に落ちた
結晶のかけらから
あたたかさは 見つけられるだろうか

この街で
生きてゆく事を選び
歩いてきた男に
肉体や住処
愛する女の眼や
無垢に映る我が子の仕草にさえ
疑いを払えなくなった男に
今もまだ
あたたかさは 見つけられるのだろうか

かつての遠い日
故郷で触れていた
まっさらな純白の雪が

この街に 降りたとしても
掌をあければ
灰色や朱色 藍色の滴になり
皮膚を 湿るだけ


あと一度
一度だけ

かつての遠い日
こころの芯まで
引き受けてくれた故郷で
静か 降り積もっていた雪
悴む手の中で滲んだ純白な雪の
あたたかさに触れたい

そんな夢を見て

明日も
この街を生きてゆく男は
昨日
東京の空に
何色の雨を降らせただろう
次に晴れた日の空から
何色の陽射しが重なりあい
この街へ 注がれるのだろう
それは微か 誰かをぬくめるだろうか

雪の日、夢を見て

今日 東京一帯に広がった
秘色の空の下
僅か 雪が連なっていく


***********

くれ様
お久しぶりです。ご批評宜しくお願い致します。
 

おめでとうございます

 投稿者:タルコンティメール  投稿日:2018年12月 8日(土)01時14分38秒
  山下 一歩 様
 御無沙汰しております。
 この度は免許皆伝おめでとうございます!
 今後とも新作で学ばせてください。
 本サイトに来る機会が減り遅くなってしまいすみません。
 
 

みなしごガアコ

 投稿者:草香メール  投稿日:2018年12月 8日(土)00時08分21秒
編集済
  高い樹の上から
巣ごと落ちたカラスのひな

ガアコと呼ばれ
赤い口の中へ
蜜と水が
和尚の手にのり
大きな肩にも
滑りそうな頭にも

日増しに
目は鋭く 脚は丈夫に
和尚は空を指さす
「なかまの所へ行け
 お前にかまっていられない」

ガアコには通じない
親も知らない
なかまも知らない
餌も水もある室に
すっかり慣れ
カラスだとわかっていない
 

山下一歩様

 投稿者:@すみっこ  投稿日:2018年12月 7日(金)22時55分9秒
  この度は免許皆伝おめでとうございます!しっとりした作品をいつも読ませて頂いています、新作紹介楽しみにしております。  

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