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青島江里さん

 投稿者:伊月あかね  投稿日:2018年12月19日(水)00時17分0秒
  「鳴る庭」に評と秀作を頂きありがといございます。
この詩、ぜひ評者様のお声を頂きたいと思っており、まさかの秀作との評価は大変うれしい限りです。
僕の中ではお気に入りの詩となっていたので・・・。
また機会がありましたらよろしくお願いします。

 

12月 4日(火)~12月 6日(木)ご投稿分、評と感想です。

 投稿者:青島江里  投稿日:2018年12月18日(火)23時49分47秒
  ◎ 大変お待たせいたしました。

◎ 12月 4日(火)~12月 6日(木)ご投稿分、評と感想です。



☆愛か、愛に似たもの  投稿者:シャネン さん

短めの作品なのですが、どことなく独特のテンポを感じるせいか、読後感に余韻のようなものが残りました。

数回読み返して思ったのですが、全部が問いかけで統一していることなのかと。通常は、このような感じで書き続けて終わると、どこか物足りないような感じがするのですが、一行一行に、作者さんのこれからのことを思う奥行きのようなものを感じるためか、そのように感じませんでした。

一行一行、問いかけというゆっくりとしたテンポで、これからを感じる作品に仕上げられたと思います。今もその前もこれからもずっと考え続けるということをテーマにされ、言いたいことをきちんと整理して仕上げられた結果でしょう。まるで雪がゆっくりと降って、地面に落ちて溶けてゆくような余韻を感じました。

詩誌の扉詩のようなところにぴったりの御作かとも思いました。御作品に佳作を。





☆毛布  投稿者:蜜柑野八朔 さん

初めまして、蜜柑野八朔さん。青島江里と申します。よろしくお願い致します。今回は初回ということで、感想のみでいかせていただきますね。

夜の時間。毛布の中はある意味、宇宙のような場所であるような気持ちになることがあります。眠りにつくまでの物思いに耽る世界。或いは、悲しさや悔しさの今日を振り返る感傷旅行の世界。それは思いのほか深くて果てしない世界であったりもしますね。

右手に左手にキスをした頃が、どういう頃だったのかは定かではありませんが、人にはそういう、毛布の中での暗闇の空間、自分だけの宇宙のような世界があるのだと、伝えてくれているような気持ちにさせてくれました。毛布一枚。眠りの前の宇宙。人それぞれの宇宙。そして、夜という時間は深いですね・・・。





☆そよふわさ  投稿者:ケイ さん

「そよふわさ」ってなんだろう!って、思いました。拝見していると、ケイさんの造語だということがわかったのですが、とってもやわらかな言葉ですね。

急いでいると聞こえなかったり、見えなかったものも、落ち着いてゆったりすごすと、突如として見えてきたり、聞こえてきたりすることもありますね。自然の声。まさにそれが相当すると思います。ケイさんはそのことに気付かれたのですよね。とっても素敵な気づきですよね。

風の声はそよそよと
雲の声はふわふわと
草木の声はわさわさと
僕しかいないこの庭も
自然の声で溢れてる

この連は純粋な心で溢れているって思わせてくれる連でした。その風景を見つめている人の目の煌めきをも感じさせてくれました。

三連目なのですが、自然の声に合わせて歌を歌う様子がわかるのですが、四連目の最後が自然の声を奏でてみせてになっています。ですが、その前の行では、身体を起こし目頭をこすってということで、自然ではなくて本人さんのことになっています。「~をしてみせて」と終わっているのですが、「してみせて」ほしいのは「自然」であるのですが、その頭に本人さんのことがきているので、どこかちぐはぐな繋がりのような感じになってしまっているような気がしました。「身体を起こし目頭をこする」のは本人さん。「自然の歌を奏でるのは自然」・・・ともに自然の歌を合わせるのはご両人。なので、そのことをはっきりわかるようにすると、もっとすっきりした感じになるのではないかと思いました。

最後を「自然と声を合わせてみたい」と、合唱するような感じにしたり、「奏でて見せて」で終わらせたいのなら「身体を起こし/目頭こすって/今日もまた/歌いたいの」「五線譜の上に/自然よ声を/奏でてみせて」と、自然を見つめる立場にすることもできますね。そこだけが気になりました。拝見していて途中、心地よい風を感じさせてくれる御作でした。御作品に佳作一歩手前を。





☆我が名はくーちゃん  投稿者:あさぎ さん

まるで夏目漱石の「吾輩は猫である」の出だしのようです。子供たちの遊ぶ様子は可愛らしいのですが、時に息をのむような怖さもあったりして。その様子をぬいぐるみの気持ちになって描かれているところがユニークですね。

幼稚園で繰り広げられる子供たちの遊ぶ様子が、くっきりと目に浮かんできました。子供には子供なりの争いごとのような大変な世界があり、そのことをわかってあげているぬいぐるみのあたたかさ。どんなにぼろぼろになってもそばに置いてくれていた主のあたたかさ。ほっこりとした気分にさせられました。

あさぎさんのユニークな構成がうまく絡まり合って、ぬいぐるみと主という関係がもたらす、からだの温みのようなあたたかさを感じさせてくれました。つけてもらった名前を宝物にしているぬいぐるみのかわいらしさに目を細めてしまいました。御作品に佳作を。





☆鳴る庭  投稿者:伊月あかね さん

まずはタイトルに目が行きました。「鳴る庭」・・・いったい何が鳴っているのかなと・・・。
読み進めていくと、なんて繊細な世界なのでしょう。蛇口の先のお話ではありませんか。

「庭の旋律」「空気さえ輝く透明」「染み出す肌色の光」「水っ気の多い水彩画」等、言葉使いがデリケートの連続です。どこか、触れたら消えてしまいそうな、手にしたらすり抜けてしまいそうな感覚にも似ています。

また、「心音」「鼓動」「つま先」等を音ではなく、彩るもの。半ば色のような感覚に表現しているところも独特なものがあります。

独特な表現の数々。決してひとりよがりに走らずに、言葉と情景のひとつひとつを、丁寧に汲み取りながら仕上げられていると思いました。繊細で神秘的な世界にいざなってくれる御作でした。秀作を。





☆親愛なる人へ  投稿者:埼玉のさっちゃん さん

拝見して、親愛なる人は、とても良い方なのだなぁと思いました。作中のあちらこちら、感謝の気持ちで溢れています。

感謝状のような、或いは、真っ白な封筒に丁寧におさめられた手紙のような印象を持ちました。

二連目。「たたずんでいるあの人に寄り添い/他人同士でも結びつけてしまう・・・」連の最後には「感謝しきれない」になっています。言葉の続き方が「寄り添い結びつけてしまう」では、おかしい感じがしますし「あの人に寄り添い感謝しきれない」と考えても、やはり、どこかおかしい感じがしました。たたずんでいるあの人に寄り添いながら、色んなこれまでを思って、感謝しきれないなと思った・・・そのようなことを伝えたいとしたら、いったん、「たたずんでいるあの人に寄り添う」にして、一行空白にして、その後を続けるというのはどうでしょうか。

最後の一行の言葉。「遠い存在だが、いつまでも大きな背中を見つめていよう」は、親愛なる人の人間の大きさが迫ってくるようでした。「遠いけれど大きい」・・・この描き方がそうさせているのだと思いました。

御作品に佳作一歩手前を。感謝する方がいるって、素敵なことだと思わせてくれる御作でした。





☆初恋  投稿者:中也 さん

初恋というのは、何故、恋でなければ何気ないことでも、バラ色のようになるのでしょうね。恋という心がもたらす不思議でもありますね。

姿かたちを見ているだけで、もう満足。ほどよい距離感が心地よいよいうのは、その通りですね。

個人的には、一連目は、逆に「あの人のこと見ていたいから、この国がずっと平和でいてほしい。」「こんな私だけど、あの人を見つめる権利を、こんな私にも平等に与えてほしい」って思ってしまいそうです。人それぞれ、色んな考え方があるなぁって思いました。

どういう気持ちなのかということは、伝わってくるのですが、つぶやきのような思いを続けてしまっているので、どこか、あっさりとおさりすぎているような感じもします。欲を言えば、印象に残っている情景などを絡めながら、好きな人の仕草をふくらませてあげてみてはどうかなと思いました。御作品に佳作一歩手前を。懐かしい気持ちが広がってくる御作でした。





☆はじまり * あな   投稿者:レノン さん

初めまして、青島江里と申します。よろしくお願い致します。今回は初回ということで、感想のみでいかせていただきますね。

今回は二作のご投稿ですね。まずは「あな」からです。

恋に落ちることを描かれたのでしょうね。道を歩いていて穴に落ちるというのとは違って、恋のあなに落ちるというのは、まったく別物っていうことを伝えてくれているようです。そのあなというのは、単純に暗いというわけではなく、キラキラとした入り口さえあると・・・。また恋というのは未知の世界であるということも伝えようとしてくれている御作だと思いました。

続いて「はじまり」です。

こちらも恋の詩ですね。好きでどうしようもないという気持ち。押さえられない気持ちを表現してくれたのですね。

ただ嬉しくて あったかいのに
涙がでる
息ができないほど 苦しいのに
為すすべもない

遠くからも鼓動が聴こえてきそうな、ストレートすぎるほどストレートな、とても正直な表現だと思いました。

ヒトメボレですかぁ。私は体験したことがないのですが「世界の色が 一瞬で変わる」くらいのスピードで心が動くのですね。貴重な体験をされたような気がします。覚え書きにしたいくらいに、人を好きになれたっていうことですものね・・・。





☆ふとん  投稿者:たいやき さとかず さん

思わず可愛らしくて、フフフと笑ってしまいました。要点を言ってしまえば「眠くて起きれない」ということになるのですが、三連目が効いているのでしょうね。徹底してヘタレ続けるというところがミソなのかもしれないです。頭の中にぼけーとした人の姿がこぶりついてしまうのです。その様子が漫画のようでとても面白くて。

あと、二連と三連目の間に、単に時間が過ぎたということだけではなく、もう少し内容があれば、もっとこの最終連が盛り上がるような気がしました。けれど、どこか気になってしまう面白さがありました。本人さんは笑わせてやろうなんて思っておらず、そのままを書いたと思いますが、そこがまた面白さを誘ってくるのかもしれないですね。御作品に佳作一歩手前を。





☆太鼓打つ  投稿者:草香 さん

寺社、仏閣シリーズ。なんて勝手に決めてしまいましたが、今回は禅堂での太鼓の様子を描いてくれたのですね。

すごく迫力がありました。「裏の皮まで打ち抜く」という表現が印象的でした。三連目の表現の仕方が更に印象深く響いてきました。「腹の底に響き/生き物となって/禅堂へ走り廊下を転がり/境内へ飛び出し/樹木に確と/時を知らせる」・・・草香さんならではの表現になっているのではないでしょうか。

太鼓の音の回数などを詳しく書くことで、太鼓のリズムがこちらにも届いてくるように伝わってきました。無駄な言葉は省き、最小限の言葉を意識されたような描き方が歯切れの良さを生んでくれているように思いました。そんな表現のひとつひとつが鮮明に、こちらの目にも、太鼓を打つ背景を映し出させてくれました。御作品に佳作を。





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皆様、今日も一日お疲れさまでした。

今年もあと週数間となってしまいました。気が付けば、今年の評の担当も最後となっていました。

今年も色々ありました。喜怒哀楽・・・。たくさんの出来事。良いこともそうでないことも含めて全部、暮らしてきた証と、どうにか受け止めながら、静かに自身と向かい合いたいと思います。

評者の皆様。そして、掲示板に参加された皆様。今年も詩を通じての体験をありがとうございました。つたない私ではありますが、今後ともよろしくお願い致します。

皆様がこの年末を、末広がりで心地よくすごすことができますように・・・。


 

心をさらう川の音

 投稿者:たゆたえども  投稿日:2018年12月18日(火)23時17分44秒
  夜の橋の上に僕は立っている
ゴーッ ゴーッ
川の音が
ゴーッ ゴーッ
心の奥底に響いて
ゴーッ ゴーッ
脆い心臓を優しく握りしめる
ゴーッ ゴーッ
心が弾け散り川の中へ
ポトッ ポトッ
重力に逆らうことなく落ちてゆく
ゴーッ ゴーッ
身体も川へ身を委ねる
ゴーッ ゴーッ
このまま闇の中へ
ゴーッ ゴーッ
さようなら自分
ゴーッ ゴーッ

夜の橋の上に僕は立っている
ドクッ ドクッ
心臓の鼓動が生まれたての心を揺さぶる
ドクッ  ドクッ
生を求めるように
ドクッ  ドクッ
目を開けると暗闇の中 赤く光る心が
プカプカッ
と浮かんでは
プクプクッ
と沈んでゆく
僕はそれが見えなくなるまでぼんやりと眺めていた
 

色彩

 投稿者:  投稿日:2018年12月18日(火)22時37分7秒
  いつもと同じように高校へ行く
いつもと変わらない景色が映る
いつも辛いだけだった坂道に
今日は小さな彩りが

濡れたアスファルトに
絵のように張りついた楓の葉
黒いだけだった心に灯る
儚くも鮮やかな深紅
雨に濡れて色濃く浮き上がり
影さえ色づいて見える
一瞬で脳に焼き付き
一瞬で記憶に刻まれる

もっと見ていたい
そう思って足を止めるが
すぐに恥ずかしくなる
せめて写真でもと
カメラを向けるけれど
撮ったらこの明かりが曇ってしまう
この光がくすんでしまう
そんな気がして
どうしても撮れなかった
そんな自分を鼻で笑った


甲高い笑い声ではっとなる
とたんに音が戻ってくる
その時気づいた
驚くほど静かな空間にいた気がするのだ
物音ひとつ耳に届かない
ただ足元の絵が広がっていくだけの空間
いつのまにか立ち止まっていたのだ
いつのまにか恥ずかしさも忘れていたのだ

恥ずかしさが思い出したように湧き出てくる
とたんに顔が熱くなったのは
その恥ずかしさのせいか
はたまた冬の寒さのせいか

とうとう耐えられなくなり
時間を気にしたふうを装って
足早に学校に向かったのは
いつか私の青い青い思い出になるだろう

 

齋藤純二様

 投稿者:レノン  投稿日:2018年12月18日(火)21時03分53秒
  齋藤様、はじめまして。「雨」の感想ありがとうございました。引き際を誤った悲しい恋がインナーチャイルドを作り出していたとは…言われてうんうん頷いております。状況へのなりゆきを表現できればよかったですが、難しい宿題です。またチャレンジしたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。  

淡藤色な世界で

 投稿者:伊月あかね  投稿日:2018年12月18日(火)20時49分15秒
  淡い眠りの浅瀬で泳いでいる
水面と雲のふたえ空に流れる太陽
透明に包まれた街は無限なる水槽のようで
そこを泳ぐ魚は紫陽花色の妖艶をまとい
きっと夢の中だという意識が存在した

苔の緑を根付かせた鳥居をくぐり
群れる魚の後を追うと
二人で来た、名前も知らない木々の間を
手を繋いで石畳を踏んだ夏の思ひ出

ここにあるのは幻と夢の混沌をかき混ぜた色
焔をまとった金魚を捕まえて
そこに弾ける煌めきを星と名付けた

大人たちには知られない世界で
海の中にまで降る雨
その雫を食らう紫陽花は
魚の鱗のように揺れていて
それがなんとも美しかったのを覚えている

(ずっとここにいたいね)
街という海の中
二人で小指を絡ませて
ぶくぶくと音をたてながら
淡藤色な世界で微笑みあった
 

ご機嫌ななめ

 投稿者:ケイ  投稿日:2018年12月18日(火)20時17分37秒
編集済
  ご機嫌ななめって
一体どれくらいななめなんだろう?
ご機嫌はわかる
ななめもわかる
じゃあご機嫌ななめって?

ななめになっているもの
公園のすべり台に
イタリアのピサの斜塔
寝相の悪いぼくの弟も
いつのまにかななめになっている
けれど
ご機嫌ななめは
あまり良い気分じゃ無い時に使うみたい
だから
どれも違う気がするなあ

ご機嫌なもの
飼い犬のジャッキーに
近所の居酒屋さん
ぼくの妹はお母さんからいつも
おもちゃを買ってもらっているからご機嫌だ
そうしてぼくは
面白く無いなと思いながら
壁にもたれかかって
壁から少し離れた位置に足を置いて……

そうか分かったぞ
これがきっと
ご機嫌ななめなんだ!

今年の夏の自由研究は
もう終わったも同然だった
 

色々とね

 投稿者:あさぎメール  投稿日:2018年12月18日(火)20時13分53秒
  仕事から帰宅して食事
棚の奥からハーブ&ガーリックソルト
一風変わった塩を発見
賞味期限は一年前の印字
怠惰な自分を再確認
手に持ってしまったから
そのままに野菜炒めにふりかけ
菜箸動かす

野菜炒め
口に運びながら
今日の事明日の段取りを考え
ふと思う
”私は職場の人に恵まれているよな”
思って三秒後、ようやく、喜びが追い付いてきた
だからといって野菜炒めがおいしくなるわけではない
ただ、
”一年前でも十分いける”と判明
ちょっぴり得した気分に浸る
色々とね
 

斉藤純二様

 投稿者:草香メール  投稿日:2018年12月18日(火)19時16分57秒
  12/13 投稿の<ほほえみ返し>の丁寧な批評をありがとうございます。
帰宅してすぐの詩作でしたので、推敲が足りなかったことを反省します。
ご指摘の箇所を見直してみます。次回も懲りずによろしくお願い致します。
 

齋藤純二さんへ

 投稿者:もくメール  投稿日:2018年12月18日(火)18時30分7秒
  ご感想をいただきどうもありがとうございます。
この度はなんとなく心のもやもやを表現したくなり投稿させていただきました。
このような発表場所があることや斎藤さんのような方に読んでいただけることを
大変感謝致します。これからもまた機会があれば投稿しますので宜しくお願いします。
 

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