<思いやりのあるコミュニティ宣言>
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《奏快》

 投稿者:星寂 海鳴メール  投稿日:2021年 1月14日(木)21時37分4秒
  調べは歌う
恋の始まりを
音は響かせる
喜びの言葉を
響きは返す
同じ喜びを
共鳴は思う
先の未来を
風は吹き
喜びを体現する
走る心は
充実の積荷を
運んでく
世界は伸ばす
縛りの鎖を
音は包む
守るために
中で育む
心の音を
音は見る
先の調べを
幸せを目指す
彼らの音を
 

年末年始

 投稿者:エストリン  投稿日:2021年 1月14日(木)11時27分30秒
  久しぶりに院内に浸る
外出できるのは開放病棟の患者のみ
閉鎖病棟の患者は見当たらない
コロナのせいだ

女性看護師が女性患者を連れて院内にいる
院内散歩だ

看護師と患者のまわりに人が集まる

患者とか看護師
院内デイケアに通うメンバー
を交えて
会話が盛り上がる

今日は暖かい

患者はテレビや新聞から
日常を情報収集する

院内ではスマホを持ち歩けるが
病棟内では禁止

充電もできないので
身内に持ちかえってもらってしてもらうとか
してもらうしかない

開放病棟の患者は入院が長い傾向にあるので
スマホはなかなかあり得ない日常
そもそも携帯電話自体があり得ない傾向

公衆電話になる

会話は薬のことだったり
デイケアのメンバーは
昼前に権利擁護が来て週一回の小遣いを受け取るとか
外部とは違う日常会話だ

年末年始

ここには出入りしていなくて

私の日常は結局こちら側かと

年始年始は外部に出掛けていた

どちらも自分の世界だと思いたい

今日は平和な傾向だ
何にもない日があってもよい

ただそれだけ
売店前で雀が二羽三羽いる
かわいらしい

売店の横のベンチに座っている

隣で売店で買ったポテトチップスを
頬張る男性入院患者がいる

こんな日常知らなくて良かったのに

平和だが
こんな院内の日常なんて
知らない人生がよかったのに

もう戻れない

年始年始が夢だった





 

井嶋りゅう様

 投稿者:エストリン  投稿日:2021年 1月14日(木)08時53分56秒
  評をありがとうございます。
夜を走るんだは
居酒屋をめぐるのが面白くて
書きました。
夜をめぐるのが
こんなに新鮮で深く思いもがけない
楽しみがあるとは
感動ものです。
毎晩はできませんが
たまにあるからこそ
楽しいのだと思います。
普通ではない、非日常だと思っていますから。
もうひとつも受け入れてくれてありがとうございます。
少し自分に自信が持てる感じがします。
またよろしくお願いいたします。
 

君はうさぎ

 投稿者:タルコンティ  投稿日:2021年 1月13日(水)23時27分34秒
  僕が初めて小学校に登校し
足早に四季が巡った
また新たな妹や弟たちが元気に登校した
大きなランドセルが揺れている

国語の授業だった
まだ平仮名の多い教科書だ
載っている話の寸劇を教室で行なった
登場人物はうさぎさんと熊さん

うさぎさんは君だった
つぶらな瞳をした茶屋の看板娘
役が君を呼んだのか
君が役を呼んだのか

熊さんは僕だった
大きな図体の食いしん坊な茶屋の御常連
役が僕を呼んだのか
と言ってもあまり嬉しくなかった

まだまだ恥とか見栄はわからない
演じるなんてできやしない
地丸出しで一生懸命頑張った
だが何故か皆に腹を抱えて笑われた

何がなんだかわからない
僕は戸惑い引きつり立ち尽くす

そのとき背中に感じたのは君の視線
振り向くと君は優しく微笑んだ
つぶらな瞳が温かく包んでくれた

他愛ない幼い子供の寸劇だろう
だが見つめ合う僕らは男と女

君は間もなく転校なのか去っていった
今も時間のドアに隠れているだろうか
あのときの君と僕がそっと

初 恋
 

雨音様、井嶋りゅう様

 投稿者:小林大鬼  投稿日:2021年 1月13日(水)23時08分13秒
  「コロナ禍のクリスマス」「遥かなる刻」に感想ありがとうございます。

前者はネパール語を入れすぎました。もう少し読みやすく、でも異国の雰囲気も出るように工夫が必要ですね。今年はコロナ禍でクリスマスさえ三密の圧力で盛り上がりに欠けて~子供や若者達が可哀想な気がしました。

後者はふと浮かんだ言葉を形にしたものです。幼い頃は旅が出来たのは夏休みくらい~一人旅に憧れても、何かのついで旅したくらい。コロナ禍の今、せめて旅した思いを振り返りながら、前向きになれたら。
 

玉と紙ヤスリ

 投稿者:アルジュナ  投稿日:2021年 1月13日(水)13時30分8秒
  玉が磨かれていく
いやがおうにも磨かれていく

紙ヤスリがよれる
頑張って磨くと紙ヤスリに穴が開く
紙ヤスリをゴミ箱に捨てる
新しい紙ヤスリに替える

玉はさらに磨かれていく
玉は丸く丸くなっていく
 

検見川浜

 投稿者:小林大鬼  投稿日:2021年 1月13日(水)00時40分24秒
  海が見たい
父は私にそう言った

道に迷いながら
辿り着いたのは検見川浜
思い出の稲毛の浜ではなかったが

遠くには富士山の影
夕暮れに染まる大晦日の海が
夢のように広がっていた
 

けがれのない朝

 投稿者:エイジ  投稿日:2021年 1月12日(火)13時17分43秒
  朝の空気が 昨晩の
たばこの煙も
コーヒーの湯気も
喧噪の人いきれも
車の排気ガスも
すべて浄化してくれる

朝 ぶらっと外に出て
ジョガーと一緒に
朝の空気とたわむれる

そんな朝に憬れながら
そんな朝を想いながら
眠りにつく
 

神々の遺産

 投稿者:蓮見 丈メール  投稿日:2021年 1月12日(火)05時43分38秒
編集済
  周囲百三十kmの屋久島
鋭角に競り上がった山脈を
深い森が覆い
苦海に浮かぶ満開の
蓮の華のように
急峻な絶壁の続く海岸線沿いの
平坦部にのみ
人の営巣を許している

時が悠久にまで堆積した
暗緑の森には
屋久杉と特に呼称される
樹齢千年超の
杉の巨木が点在している
中には縄文杉と
別個に命名された
樹齢二千年超の
婚礼の最中の新郎新婦を
失神させてしまうものまである

屋久島の杉が通常の杉の寿命
五百年を優に超えて
千年単位で
生き長らえていられるのは
屋久島全体が隆起した岩山で
多雨のお蔭で繁茂する
苔の中に根を張りミリ単位の
緻密な成長を弛まず続け
抗菌作用の強い
腐り難い幹を育むから

そんな屋久杉の古木の樹上には
天空の植物園が見られる
古木の枯れ枝に着床した苔に
杉の枯れ葉などが絡まり
数百年をかけて腐葉土の層を形成し
そこに鳥や風や齧歯族が運んだ
ヤクシマシャクナゲや
ミヤマヤマシグレや
アクシバモドキなどの種が芽吹き
五月の終わりには
天球を砕いたように
色とりどりの花を咲かせる

他にはナナカマドや
ソヨゴやマメヅタラン
なども見られる

更にこうした山の豊かさに
海も相伴させて貰い
角を突き合わせた岩礁の谷間に
カクレクマノミや
チョウチョウウオや
スズメダイなど熱帯や
亜熱帯の魚を侍らせている

そこから海岸に目を向ければ
民家もあれば宿屋もある
無暗に人を拒みはしないが
島の中央に聳え立つ真骨頂は
粗野な好奇心や軽量な冒険心を
その威容を煮え滾る隋が
滲み出るまで掻き毟ってでも
決して寄せ付けようとはしない

一歩森に踏み入れば
至る所に枯れ枝や枯草に覆われた
獣たちの古い巣穴や風穴があり
安価な足取りを戒め
雨が降り出せば
天を仰ぐ間もなく
其処彼処の岩肌に急流が出現し
物見遊山を許さない

神々が地上に残した
秘境という名の
ビオトープ
人も含めた全ての生物を
肥えさせも
飢えさせもせずに
真理の恵みで養っている
 

炎上前夜~SNS~

 投稿者:あさぎメール  投稿日:2021年 1月12日(火)05時16分3秒
  背景は黒に近い紫
深紫
夜色です

ねえ、聖徳太子さま

そこに大小の赤くて丸い点が
散らばっています
皆ワイワイ楽しんでいるのです
きらきらして

だんだんと
点は蠢いて動き出します
皆見ている(だけです)
ぎらぎらして

みんな一点に集まりだします
そして、やがて一つになります
皆正しいことをしている(と思っています)

ぎらぎらが濃縮されていきます
擦れあって熱をもち
あっという間にぐつぐつとしたマグマになります
正しい(と思える)塊です

自分は正しくて
間違ったことを正したい
(的をめがけて爆発したい)
そんな塊です

正しいことはよいこと
だから
積もり積もった正しさは
広めないと(と思っています)
(爆発させないと)
(赤信号みんなで渡ればこわくない)

ああ、爆発
爆発は炎の流星となり定めた的へ
深紫を駆け抜けます

燃えたぎる流星
夜色がこんもり朝になります
深紫に火がともります
朗らかに染まっていきます

ねえ、聖徳太子さま
ご覧ください
なんてきれいなんでしょう
 

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