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 投稿者:三澤新太郎  投稿日:2018年 8月16日(木)01時18分24秒
  大変に失礼しました。よく数えたら多く投稿してました。申し訳ございません。
以後気をつけます!暑さでボーッとしてたのかも知れません。
 

凭れ合って

 投稿者:こたきひろしメール  投稿日:2018年 8月15日(水)07時26分0秒
編集済
  精子と
卵子が
めぐりあって
引かれ合って
なかには不本意ながら
ひとつになるのは
大概は夜


人の精子と
人の卵子とが
縁に触れて
ひとつになる
それは数億分の一の出会い
ああ何と言う不思議

そしてそれは
要するに
零から出走する命など
この世界に存在しないと言う事を教えてくれた

それを
学校で初めて教わったのはいつだったかな
みんな授業に興味津々
男も女も子供ながら
学生の域を超えて耳を傾けたっけ


未熟だった私は
仄かに思いを寄せていたあのクラスメートについ重ねてしまった
劣情
純粋無垢だった感情につい汚れが混じってしまったのだ

学んでしまった
精子と卵子を出会わせる方法
それは改めて教育されずとも
成長の過程で自然に体が知っていたけれど

教育は
誤った知識を正しく吸収させるものだった
に違いない
こんな事
何を今さらいい歳になって文字に変換する必要もないのに
成人した二人の娘に
父親として言ってあげなければならない事がある
男と女の間に性はお互いを引き寄せる為の磁石
だから自然のままでいい

結果が不幸せになるのだけは見ていられない
娘よ、よく聞きなさい
女は選ばなくてはいけない
選ばなくてはいけない

その先を言い難い
私も男だから
男は基本、選ばなくても
本能的に自分の遺伝子をばら蒔きたいのだ
から
女にとって避妊は大事だ
そこから逃げる男はけして選んではいけない


あれっ
これって本来母親の役目じゃなかったっけ
 

夏の、のすたるぢい

 投稿者:小林はじめメール  投稿日:2018年 8月14日(火)23時54分39秒
編集済
  冷めやらぬ
私の心地と あすふあると

ざあざあ降りゆく烈陽に
だあれの虚像を見るでしょう


ああ、あなたが尋ねた旋律は
罪なきうたかた のすたるぢい
あまく 時には かぐわしい
夏は熔けずに 経ち惚け


過ぎゆかぬ
叙情を景色に立ち込めて

ざあざあ鳴り継ぐ葉の調は
わたしの陰影隠すでしょう


ああ、あなたが尋ねた旋律は
水面に沁みゆく のすたるぢい
気づく 頃には 熔けている
思い出せずに  熔けている
 

心象画布

 投稿者:小林はじめメール  投稿日:2018年 8月14日(火)23時52分21秒
編集済
  ある白昼の日照りに
突風がひとつ。

それに飛ばされた視線を
一本の直線にして
しばらくたどると


今、きっかり青に塗られたきゃんばすは
広大な緑の大地を携え
あの日傘をとらえている。

日傘の向こう
あなたの心地は
何色でしょう。
 

手のひらに

 投稿者:あさぎメール  投稿日:2018年 8月14日(火)21時27分57秒
  花びらかと思ったのです
散って
舞って
けれど
手のひらに載ったのは
違うものでした

涙なのです
 

月の道

 投稿者:草香メール  投稿日:2018年 8月14日(火)15時04分54秒
  夜の海岸線
月が追いかけてくる
やっと見つけた
真直ぐに向き合う道
さざ波に誘われながら
ふんわりふんわり渡っていく

地平線の上に浮く月と
ゆったり交信する
ー旅はいかがでしたか
ー試されて
 生かされて
 面倒でした
 何を遺せたのかはわかりません
ーお忘れものはございませんか
ーすべて捨ててきました
 もう戻りたくありません
 これからの旅を楽しみたいです

わたしの魂は
夜明けに向かって
銀色の道を
潮風に吹かれながら
ふんわりふんわり渡っていく

http:// 

 

羅紗バサミ

 投稿者:草香メール  投稿日:2018年 8月14日(火)14時52分25秒
  引き出しの中で
出番を待っている
鈍く光る 羅紗バサミ
シャキリシャキリと
衰えていない音

亡き父は
厚い布の他に
何を切ったのか
刃を広げ丁寧に研ぎ
油を浸み込ませた布で拭き
ふーと息をかけ 陽に翳して
子どもはさわるなと言い
そっとしまった

とうに扱いに慣れたわたしも
厚い布の他に
切りたいものがある
シャキリシャキリ…
空切りしながら
なおも付いて回る
厄介なあの縁
弱さ故か

二枚刃が哂う
「錆びていないよ
 切れるものなら
 何なりと…」

http:// 

 

ぬくもりにつつまれて

 投稿者:江見 由宇  投稿日:2018年 8月14日(火)13時35分25秒
  その人のことを
思って
考えて
悩んで
迷って
えらばれた ギフト

この世で
わたしが
はじめて
受け取った ギフト

それは 名前 なんだろう

この世で
わたしとして
生き続ける

わたしの 名前





一生 この子が向き合い続けるものだから

安易にイメージが作られてしまう
字や言葉は
避けましょう

こんな子に育ってほしいと
私たちの期待や希望をこめるのは
やめましょう

この子らしく生きるために
自分の名前が
この子の負担になってはいけない

どんなふうに生きるかは
この子の
自由なのだから

そして
名前は 人から よばれるものだから

よぶときも
よばれるときも
心地良いと感じる響きにしましょう

さらりと
空気のようによりそう
そんな名前にしましょう

一生 この子の持ち物となるものだから


いつか
まわりを羨んで
もっとちがう名前がよかった と
この子は
言い出すかもしれない

そうしたら
きちんと伝えましょう

私たちにとって
あなたは「特別」で

どんな名前でも
どんなふうに育っても

無条件に 可愛いのだと
無条件に 愛しているのだと

そのままのあなたが
いいのだと


たとえ

生まれてくるこの子が

健康で
なくてもいい

何かに秀でてなくてもいい
世間一般の普通に当てはまらなくてもいい

無事に
無事にこの世に生まれてきてくれたら

あなたに会えたら

愛をこめて
感謝をこめて

あなたによびかける

あなたの 名前を



 

不揃いな花束を受け取って

 投稿者:@すみっこ  投稿日:2018年 8月14日(火)09時57分51秒
編集済
  どうしてだろう
明るい花というだけでは
心は奪われない

いつもの日課で
花屋に立ち寄ると
こちらを見ていたのは
たくさんの目立つ黄色い花たち

私の心は少しも動かされない
あぁ夏と言えば
この花が眩しく咲き誇る季節なのか

皆似ていると思っていたら
見つけたのだ

細い花びらをした
真ん中も全てオレンジ色で
私の不揃いな乱れた心を絡めて
中心からギュッと
ハートが勢いよく溢れてくる

この向日葵は
まだまだ力強く咲き続けるよ

八重咲きの花束も
素敵だねって
きっと誰かが受け取ってくれる
 

八月十五日

 投稿者:山下 一歩  投稿日:2018年 8月14日(火)09時54分12秒
  何て暑い
茹だる様に暑い
今年の暑さは尋常ではない

大袈裟ではなく
日なたに出るのは
自殺行為以外の何物でもない

目を真っ赤にして
血走った太陽の異常さには
鬼気迫るものがある

ぎらぎらとこれでもかと
刺す様に照りつける
太陽の下

滴り落ちる汗を拭うと
ふと
蘇る旧い記憶がある

遠い日を見つめて
「あの日も
とても暑い日だったよ」と
言葉を振り絞った古老の後姿

忘れる事が出来ない
涙の記憶

日本中が絶望と悲しみに
包まれた暑い日

時が止まってしまった
日本の夏

炎天の空に隠された
消える事のない
哀しい歴史
 

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