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かみさまと愛

 投稿者:たりや あいひ  投稿日:2018年10月21日(日)08時55分2秒
編集済
  かみさまがそこにありつつあった

かみさまは始まらなかったが
終わりもせず
膨らまず縮まず留まらず動かず変わらず
どうやらそこにありつつあったようだった

かみさまは何もしなかった
愛するということだけは知っていたかもしれない
その愛に気づくものは幸せだった
かみさまはしかし愛を求めることはしなかった

かみさまは人間なんて見なかった
動物も植物も見なかった
なぜならかみさまは人間や動物や植物だから
全て存在はそれぞれが一人であり
全て非存在はそれぞれが一人であり
全て一人は同一の一人となり
つまり一人とはただ唯一のかみさまであった

そしてそれがかみさまの愛だった

しかし人間たちは自らの外に神様を見た
それはかみさまではないのだけれど
人間たちは目に見える神様しか信じなかった
だから彼らは間違えた

つまり愛を失い
孤独になった

孤独を恐れた人間たちは愛を求めた
失った分をお互いに奪い合った
しかし誰もそれを持っていないので
持っていないのは恥ずかしかったので
お互いに持っているふりをして
偽物のアイを奪い合った

偽物のアイは誰にでも作れる上に
簡単に独りであることを忘れさせ
強い中毒性があり
人間たちの脳みそを蕩かし間抜けにし
もうアイのことしか考えられなくしてしまった

愛ではないので
アイは終わる
長く続いても大体三ヶ月
三時間と続かないものもあった
けれど人間たちはすでに
アイこそが本物だと信じているので
幸せとは長続きしないものと思い込んでいる

マツリやサケやシュウキョウやセックスで
アイは為される
その間独り同士は溶け合って少し大きな独りになるが
時間が経てばまた独り同士に逆戻る

永遠の愛を求めた人間はいたが
何しろかみさまは
形容もされず名付けもされず評価もされず
ただそこにありつつあるだけなので
誰にも見つけられなかった

自分こそがかみさまでありつつあると
気づくだけでいいのに
独りと一人の違いが
どうしても解らないから
人間たちは愛を
思い出せない

いやきっと思い出すことはできたのだが
それは数千年あるいは数万年
もしかしたら数億年もあと
人間たちが死に絶えて
惑星たちは燃え尽きて
宇宙は限界まで薄まって
時間も空間も見えなくなるまで伸びきった頃だった

そのときもかみさまは
死なず産まれず繰り返さず
ありつつあった

そしていつかまた
針の目のように莫大な空間と
一瞬にも満たない膨大な時間を費やして
新しい太古が始まったとき
かみさまは
限りなくかけがえもなく
数えきれなくはかりきれなく
そこにありつつあるのだろう

そしてまた
全ての存在と非存在を愛し
存在もせず非存在もせず
永遠をあるいは瞬間を
ありつつあるのだ
 

葉月 祐 様

 投稿者:耀子メール  投稿日:2018年10月21日(日)08時30分35秒
  「あきたの文芸」詩部門入選おめでとうございます。さすが葉月さんだなと思いました。私がこのサイトを訪問し始めたときには、もう葉月さんは素敵な詩を書かれていたのを思いだします。
早速「あきたの文芸」のホームページを閲覧しました。もちろんまだ今年度の作品は載っていませんでしたが、昨年の作品を閲覧することができました。そしてまず「詩」の部門を訪問。葉月さんの作品も想像しました。いつもすがすがしい詩を書かれていた印象がありますので。今年度の作品の閲覧ができるようになったら、また訪問したいと思っています。これからも頑張ってくださいね。
 

おめでとうございます!

 投稿者:井嶋りゅう  投稿日:2018年10月21日(日)04時49分39秒
  葉月 祐さん。

あきたの文芸詩部門入選おめでとうございます!

行数の制約、大変でしたね。よくわかります。
秋田の詩人会でのご活躍など、ますます楽しみになりました。
応援、期待しております!
このたびは、おめでとうございました!
 

葉月 祐 さん

 投稿者:藍音ななを  投稿日:2018年10月21日(日)03時56分10秒
  葉月 祐 さん,

あきた県民文化芸術祭「あきたの文芸」詩部門での入賞おめでとうございます。
これからのご活躍と新しい詩の世界の広がりを楽しみに応援させていただきます。
 

ダンゴムシ

 投稿者:阿部龍馬メール  投稿日:2018年10月21日(日)02時09分18秒
  半袖の子供が言った。
「おい、そこのダンゴムシ。
お前はなぜそんな汚い場所で
生きているんだ。」

ダンゴムシは言った。
「うるせえ、俺はこんな生き方
したくないんだ。でもこうしないと
生きてはいけないし、生きたくないんだ。」

子供が不思議そうな顔をしていると
ダンゴムシが
「いっそのこと
この世界をじめじめさせて
俺らが住みやすい世界に変えてくれ。
そうすれば俺は生きやすい。」

そうダンゴムシが誇らしく言った。
すると子供はわかった様な顔で
ダンゴムシをつつくと、
丸まったダンゴムシを
自らの手に乗せて
雨水を欲しがっている
アスファルトの私道に投げ飛ばした。
 

お言葉、ありがとうございます!

 投稿者:葉月 祐メール  投稿日:2018年10月21日(日)00時12分8秒
  @すみっこさまへ。
この度はお祝いの言葉を、ありがとうございます!
サイトに関わる皆さまが読めば、良くも悪くも、わたしらしいものがあると思います(苦笑)
シロヤナギについて書く事、60行では間に合わなかったのですが、
挑戦する事で発見した事があったり、いろんな夢が現実になりました。
トライして本当に良かったです。
式には出ませんが、授賞式が来月の半ばとの事で、その頃には、電子書籍のダウンロードなどで、作品は、読めると思います。。。(実は非常に緊張しております)
わたしもあの木のように、皆さまと共に、努力を重ねていきます。これからもどうぞ、よろしくお願いします。ありがとうございました!

雨音さまへ。
お祝いのお言葉を、どうもありがとうございます!
詩だけではなく仕事でも、今回の挑戦を通して得たものを、活かしていきたいと思っています。
続ける事、向き合う事、いろんなものに目を向け、耳を傾ける事。
投稿時代に雨音さんや皆さまからいただいたアドバイスも、一生の課題として、
詩生活、私生活を満たしていきたいです。
雨音さんのパワー、励みとしますね!これからもどうぞよろしくお願いします、ありがとうございました!
 

お言葉、ありがとうございます!

 投稿者:葉月 祐メール  投稿日:2018年10月20日(土)23時22分34秒
  伊月あかねさまへ。
はじめまして。この度は、あたたかいお言葉、どうもありがとうございます。
また、写真からシロヤナギの力強さを感じてくださり、感謝、のひとことです。
MY DEARには、いろんな形で活躍される詩人さんが、たくさん参加されていて、
いつも感じ入り、受け取るものがあります。サイトの新作コーナーも、掲示板も、常にエネルギッシュで、刺激を貰い続けてきました。
何かひとかけらでも、こちらから渡せるものがあればとも、思っています。
これからも掲示板でご一緒する事があるかと思うので、その時はどうぞよろしくお願いします!
(追記 伊月さんの「おかととき」、「水彩度」とても大好きです。)

齋藤純二さまへ。
この度はお祝いのお言葉を、ありがとうございます!
タイトルを感じていただけた事は、非常に嬉しい事です。木のすべてを描けなかった想いは、タイトルに託していたもので……。
ねじれ、という言葉が持つエネルギーは、ひとことでは表せないものがありますよね。60行でシロヤナギのそれをどう表すか、わたしは「生命、共生」を軸に、枝葉を広げて描きましたが、このテーマは延々と書き続けていくと思います。
自分の理想は、語れるところまで形がありませんが、「共生」がキーワードになっていくと、2年と数ヶ月書き続けて、感じている事です。
いつも評、読ませてもらっていて、作品への解釈など、前のめりになって読んでいるわたしです。これからもどうぞ、よろしくお願いします!ありがとうございました!

あさぎさまへ。
この度はあたたかいお言葉を、ありがとうございます!
正直、今でも、ドデンこいて(驚いていて)ます。まだまだ、学ぶべき事はたくさんです。。。
秋田では、詩の公募というもののアナウンス、殆ど見かけた事が無く、新聞を開いて今回の募集を見つけた事は、ある意味奇跡でした。
ここに来る前は、詩で何かの賞をいただくなど、全く想像していませんでした。書き続けた事、感じてきたものが、選者の方々に届いたのであれば、それほど嬉しい事はありません。読んでいただいた事に、感謝しています。
掲示板でも、ご一緒になる事があると思いますが、こちらこそ、学ばせてください!ありがとうございました!
 

『燃えよ、し』のP.S.

 投稿者:矢島  投稿日:2018年10月20日(土)22時51分0秒
編集済
  申し訳ありません。ここにP.S.とさせてください。
P.S.
「薄炭」は「うすずみ」と
「塗れた」は「まみれた」と
「未白」は「みはく」と
お読みいただくのが作者の希望です。参考までに…
 

葉月さんへ

 投稿者:雨音  投稿日:2018年10月20日(土)22時48分19秒
  葉月さん、おめでとうございます♪
よかった?
これからも応援しています
 

葉月 祐 様

 投稿者:@すみっこ  投稿日:2018年10月20日(土)22時46分56秒
  葉月様、こんばんは。
「あきたの文芸」詩部門のご入選おめでとうございます。
題名「二百年分のねじれ」と聞いただけでスケール感に惹かれました。きっと葉月さんらしい、やさしくステキな詩なのだと思います。
作品を読めるのを楽しみにしております。これからも、益々のご活躍をなされる事を。
この度は、本当におめでとうございました。
 

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