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 投稿者:山下 一歩  投稿日:2018年 8月14日(火)09時36分6秒
  雑木林を歩いていると
一匹の蝉の子供が
私の肩先に留まった

そのうち
飛んで行くだろうと
知らん振りして歩いていたが
いっこうに飛ぶ気配がない

立派な欅でも
堂々とした桧でもない
しょぼくれたこんな
唐変木に留まるなんて
趣味の悪い蝉だなと
苦笑いしながら心で呟いた

そうしている間も
少しも飛び立つ気配がない
ほんの一分にも満たない時間だけれど
一緒にいると
なんだか
蝉と友達になれた気がして
愛しく嬉しくなって来た

肩先に付けた
粋なブローチにも見えて来た

特別な勲章を貰ったみたいで
ピンと背筋を伸ばして歩いた

このままずっと
傍に居てくれたらいいなと
思っていたら

途端に
一片の風が吹いて
今度ばかりは木立の奥へ
飛び去ってしまった

肩先で
一抹の寂しさだけが
揺れていた

蝉の一生は短い
儚い命を悔いなく生きろよと
心で祈った

木立の隙間から
蝉の鳴き声が
一斉に夏空に響き渡る
 

巣立ちの時

 投稿者:小林大鬼様  投稿日:2018年 8月14日(火)01時57分8秒
  見上げると軒下に巣がある

七月も過ぎようとしているのに
もう親と同じ姿をしているのに
まだ飛ぼうとせず
小さい巣の中で
口を開けている

臆病で甘えん坊の燕よ
早く巣立て

巣にいれば楽だろうが
親もそう面倒は見切れまい

蒸し暑い炎天下で
巣の中の燕は
まだ空を見ていない
 

島秀生様

 投稿者:小林大鬼様  投稿日:2018年 8月14日(火)01時49分33秒
  「昼の蝙蝠」に感想ありがとうございます。現代詩の形や考え方は様々あるようですね。
ここでは投稿にあった詩を出しますが、一行でも長くても詩は詩~作品に詩情を感じるかどうかだと思います。

この作品は帰りに隣りに座っていた時の光景を詩にしたものです。自分が詩を長く書く時は見た情景を詳しく描きたいからです。
今まで短い詩で投稿してしまって、いろいろご迷惑をお掛けしました。
 

島 様

 投稿者:ゆき  投稿日:2018年 8月13日(月)21時32分10秒
  「おにぎりの詩」に評とアドバイスをありがとうございました。丁寧に読んで下さり感謝しています。実家で男性がおにぎりを握るのは祖父から始まったようです。素敵な素材だとおっしゃって下さり嬉しかったです。どうもありがとうございました。  

白い秋

 投稿者:桔梗メール  投稿日:2018年 8月13日(月)16時45分26秒
  ときを置いて移り替わる
蝉の鳴き音に身を任せ
過ぎる一日

夏の初めの小さな蜩
今は耳をつんざく油蝉
もうすぐ法師蝉が鳴くよ

夏に疲れたからだは
辛うじて油蝉の強い響きに
支えられている気がする

やがて法師蝉は
白い秋を連れてくる
さびしいけれど好き

去っていった誰かが
振り返ってくれる
そんな気がして

メランコリーに
ゆらゆらと浸る
そんな気分
 

(無題)

 投稿者:メール  投稿日:2018年 8月13日(月)13時27分54秒
  斉藤さん、批評ありがとうございました。これからの励みにしたいと思います。暑いですがお体ご自愛くださいませ。  

お礼 島様

 投稿者:KIKI-TA  投稿日:2018年 8月13日(月)09時44分22秒
   夜の遅い時間にもかかわらず、感想を書いていただき有難うございました。また、介護へのご助言もいただき痛み入ります。再就職してからは、70人程度の会社で賃金も息子の初任給に届かなくなりました。とはいえ経営の一端を担うことで責任は重くなる一方。公私に難題を乗り切って行かねばなりません。10年先まで心身が維持できるのかという感じですが、これもめぐり合わせ。先日、京都比叡山で僧侶が修行する番組をNHKでやっておりました。重ね合わせて観ておりましたが、一木一草に手を合わせて生きているひとがいる、生きてさえいればなんとかなると。詩を読み、時々の言葉を探す作業もめぐり合わせ、心の糧として続けて行こうと思います。
 今回も島さんの視野の広い捉え方を改めて実感させていただきとても嬉しく思いました。力学Ⅱは、朗読会や詩人会の方に読んでいただきましたが、普遍的な存在を女にみたて自分との会話をしてみたかったのです。抽象的な表現は人により振れ幅が大きいと改めて参考になりました。
 また何処かで、何らかのかたちでお会いできればとても嬉しく思います。ご縁がありましたらまた立ち寄らせてください。MYDEARの皆さまの其々の願い必ずや何らかのかたちで叶いますよう。KIKI-TA。
 

島 秀生 様

 投稿者:耀子メール  投稿日:2018年 8月13日(月)06時33分42秒
  おはようございます。『一服の幸せ』『月と火星と』へのコメント有難うございました。それぞれに、甘めの名作。文句なしの名作と。とても嬉しいです。お隣さんとはもう30年からのお付き合い。まだまだ若かった隣家の主も定年を迎えて、時間にゆとりが出来たので、家庭菜園に張り切っています。お蔭様で、私も新鮮な野菜のご相伴に預かっています。それにそういう関わりが嬉しいです。
『月と火星と』とは、赤い火星は以前から見ていましたが、意識して双眼鏡で見たのは初めてでした。ガガーリンについて調べているうちに「神はいなかった」の言葉を知りました。その言葉がジョークと言うより、胸にズキンと響きました。新・代表作の誕生でした!には感激です。ありがとうございました。これからも宜しくお願い致します。
 

評、7/31~8/2、ご投稿分、残り。

 投稿者:島 秀生メール  投稿日:2018年 8月13日(月)02時57分20秒
編集済
  ごめんなさい。ラスト遅くなりました。


KIKI-TAさんの2作

今って、いくつになっても雇用不安があるので、親の介護をかかえてる時に、それが重なると、ホントに八方ふさがりの絶望感に襲われます。あんまり知られてませんが、若者に自殺が多い理由と、中高年に自殺が多い理由って、違うんですよね、中味が。よくがんばりましたね。親の介護は、なるべく3人以上の「チームで」当たって下さいね。くれぐれも、一人でかかえこまないようにして下さい。

御作、今回は感想ということで、書かせて頂きます。


「ある力学Ⅶ」

「紙ひこうき」っていう素材自体が私、好きですね。手作りのやさしさ感と、その人力が空を飛ぶというロマンがあって、それ自体が感情を持つ生き物のようなんです。
この詩、タイトルの『力学』が示すように理科系の正確さと細かさで描かれてる詩行が多く、わざと自分の情感を抑えぎみにされてる語り口なのですが、幸いにして「紙ひこうき」自体が感情を持つ生き物のように、この詩の中心にいるので、両者のバランスは見事に取れていて、美しいのです。青い空を見ていた青い紙ひこうきという、色彩感もステキです。最上級の評価を差し上げたいです。

終連だけちょっと気になります。「永遠の壁」って、謎なんですよね。

みずみずしいうちに空の彼方に飛んでいくはずだった
紙ひこうき
せめて青いピンで止めて
ぼくの壁いっぱいに飛翔させてあげる

フツウにこれでいいのではないかと。永遠なんかに向かわなくても、あなたのやさしさだけで、充分幸せなんじゃないかな。


『ある力学Ⅱ』

2連の

僅かな周波数しかとらえ
られないことがまだわからないの

が、イルカとかコウモリとか実際に該当する動物がいるものですから、ここでそれをつい想起して読むと、あとが断線するんですよね。それに4連の

(あなたは)振動するものしかわかってくれないけれ


は、今の話と背反する(周波数も振動なので)ように感じられて、ちょっと4連との関係性もスッキリしなくなるんです。
なので、2連の周波数の行は削除のほうがいいような気がしています。

終連の「等しい母性」ってなんだろうと、この言葉は指し示す意味については考えさせてくれますし、タイトル「力学」と「等しい」の関係性においてもおもしろい終行でした。

まあ、抽象の詩であり、比喩的なんですが、こういう難しい女性っているよなあと、擦れ違うロジックに、なんとなく共感もしてしまった私でした。
5連の直線・曲線の話も含め、この詩全体が、あるジャンルの中に括られる話であれば、統一感もあって良かったと思うんですが、どうもその示唆が見えなくて、バラバラ感を感じたままの読後感でした。

以上になります。私の読み込みが足りなかったら、ゴメンナサイ。

 

jsb様

 投稿者:島 秀生メール  投稿日:2018年 8月13日(月)00時54分52秒
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