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6月12日(火)~6月14日(木)ご投稿分の評と感想です。①

 投稿者:Kazu.メール  投稿日:2018年 6月19日(火)14時02分5秒
  ※雨音様、お先に失礼します。
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○ゆきさん「月明かりの下で」6月12日(火)ご投稿分

ゆきさん、こんにちは。

古より、煌々と光る満月には、人は想像を掻き立てられたことでしょう。その神秘な光に、ある者は月よりの使者として、そしてある者は月の光で変身し、科学の進歩で月への往復が可能になった現在でも、やはり月の光は、見る者の心の内を照らし出してくれます。

お作はそんな情景を、言葉の世界で語ってくれた作品です。
ただ、詩はとてもきれいに纏まっているのですが、この月光と己自身との絡みにもう一つ深まりが欲しかったように思われます。それは何も、この月光がある事件を創り出すというのではなくて、この月光に触発された、ゆきさんのこころの内を書いて欲しかったと思うのです。月の光という事象だけでスルーしていて、せっかくここまで書いたのですから、ちょっともったいないと思いました。
詩としての心構えはこれでいいと思います。起承転結、言葉の纏め方、きれいにハマっています。ここにもう一発、インパクトがあればと思った次第です。

評価は「佳作一歩半前」で。


○ゆきさん「乾いた紫陽花」6月12日(火)ご投稿分

ゆきさん、ダブル投稿です。
まず、詩の構成はいいと思います。
場面設定があり、そこに事象(事件)があって、それに触発された想い(心理)があります。
起承転結も決まっています。

さて、この詩のヤマである「この公園にまた/紫陽花を見に来るだろう」以下の展開なんですが、ちょっと不満があります。それはその想いに至った経緯が、詩の前半の心理状態からだとすると、なんかあまりにお膳立てされた成り行きの用で、詩の広がりが感じられなくなってしまうのです。なるべくしてなった結論に、そのまま誘導されてしまったという物足りなさと言い換えてもいいかも知れません。ラストの2連は、毅然として言い切っているところが心地いいのです。とても説得力ある言い方です。だからこそ、ここに至るまでの過程を、もっと深めていって貰いたいと思うのです。

評価は「佳作一歩前」で。

PS
ゆきさんの詩に見られる姿勢は、「伝える詩の王道」を歩もうとしている、そんな感じを持ちました。
正直言って、今作の詩からは、作者の魂の言葉が聞こえてきませんでしたが、しかし、詩を真正面から捉えようとしている姿勢が見えます。詩とがっぷり四つ。ですから詩を横綱に例えるなら、その胸を借りて稽古をつけてもらっている新弟子さんのような、そんな気概を、ゆきさんの詩には感じます。であるならば、ゆきさん、どんどん稽古をしてください。
きっと素晴らしい詩人さんになる、そんな予感がします。

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○@すみっこさん「明るい太陽の下で」6月12日(火)ご投稿分

@すみっこさん、こんにちは。
改定の件は承知しました。

詩を書くとき、何か特定な事(物)を念頭にしていること、多いですね。
そしてそこに焦点を合わせ、そのことだけを考え、そのことの世界に没頭する。それを「詩題」と言ってもいいかも知れません。しかし、時に、詩を全身で感じる時があります。或いは全く詩の対象が無いのにも関わらず、自分が詩の世界に佇んでいる、そんな思いがする瞬間があります。

この詩は正に後者のような状態、全身で、向こうからやってきた詩の世界に包まれた瞬間だったのでしょう。この恍惚感は、詩の神さまが降りてきたときです。いわば詩の神さまからのご褒美だと思うのです。
厳密な意味では、これは詩ではないかも知れません。他者に伝えるという点では、意味のない事なのかも知れません。しかしこの想いは、詩を書く者としては共有できます。特定の人限定の詩かも知れませんが、私はこの境地に至った作者を祝福したいと思います。

評価は詩を書く同士として「佳作」です。

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○中也さん 「螢」6月12日(火)ご投稿分

中也さん、こんにちは。

まず、信州の螢はいいとして、酸素マスクして「青色の計器にかざされた/君」が螢のようとは、どういう状態を言っているのか、ちょっと想像しかねました。ホタルの微かな発光と、君の闘病とを掛けているのであれば、それはちょっと違うかなと言うのが、私の心情です。
あと、欄外の「※」の断りは不要ですよ。信州辰野云々も要りません。これらは作者の舞台裏であって、読者には関係ない事です。そんな註書きなんかなくても、作品で読ませればいい事です。

中也さんには充分それができる実力がある人だと思うので、余計なことはしないことをお勧めします。
そしてこの詩、あまりに感傷的過ぎますね。これがフィクション・ノンフィクションに関わらず、ここぞと話を盛ってしまった感が否めません。
もっとガチで来て欲しいなぁ、中也さんには。だってそれができる人なんだから。

評価は「保留」ということで。


もう一篇
○中也さん「A氏からの手紙に対する返信~生きるということ~」6月14日(木)ご投稿分

ここで中也さんの言おうとしていること、一々分かるのですが、もう少し整理してみてください。一篇の詩の中で、とてもたくさんの事を言っています。そしてとても激情しているように思われます。もうちょっと時間を置いてみてください。そしてここが詩の場であるということも、思い出して下さい。

詩を書くにあたって、哲学的に物事を考えることは有効でしょうが、詩で哲学を語っても、それはやはり「詩」ではないと思いますよ。
『空想や聯想の自由を有して、主観の夢を呼び起こすすべてのものは、本質に於て皆「詩」と考えられる。(萩原朔太郎・詩の原理より)』

これも評価は「保留」ということで。

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○こたきひろしさん「人間は誰しも」6月13日(水)ご投稿分

こたきさん、こんにちは&お久しぶりです。

最近、こたきさん、以前のような「ストーリー詩」を書かれませんね。
ここは詩の場なので、やはり、あからさまなストーリーに裏付けされた物よりは、まずはみんなと同じ土俵で臨まれることが基本だと思います。ですからそういう点では、この姿勢、歓迎です。

ところでこたきさんと私は、そんなに歳、違わないですね。だからこたきさんの思考の背景って、共感できることが多いのです。いや全部じゃないですよ、時代背景を含めて、という意味ですけどね。そしてここに書かれたことは、私は全部肯定しますよ。だってその通りだから。だけど全部肯定しながら、全部否定もします。

その理由は、人はいずれ死んでしまうからです。世の中、神羅万象、肯定しようが否定しようが、私もこたきさんも、今から百年後にはもう生きていません。間違いなく死んでいます。だから喜怒哀楽に生きて、「宗教も哲学も倫理も道徳も/医学も化学も科学も生物学も物理の学問」も何の役に立たないとこたきさんが思っても、いずれ死んでしまいますから、基本的にはどっちに転んでも、もうその時には私たちはい居ないのです。そしてたぶん、百年後も世界は依然としてあるでしょう。

だから私はどうせ死ぬのだから、たとえ蟷螂の斧と知りつつも、この世界の不条理に抗って死にたい、と思っているだけなんですよ。私には今の社会を変えられる力があるなんて、露程も思っていません。ただ、このままでいいのかという想いだけがあるから肯定し、そして否定するわけです。

たぶんこたきさんは、社会を裏側から見て、物を言っているんでしょうね。
結局私たち、同じ穴のムジナですよ。
その表現方法が真逆に見えるだけで、同じところで生きている。

評価は「保留」ということで。


○こたきさろしさん 「私は」6月13日(水)ご投稿分

続いてこたきさん、ダブル投稿です。

おっ、こたきさん、きましたねぇ。
この救いようのない自分!がちゃんと分かっていらっしゃる。
そうなんです。あなたは「酷い人」なんです。「蔑まれる」べき人なんです。
そして、バカが付くほどの正直者なんです。

私は正直者じゃないから、こんな風には書かないし書けない。もっと婉曲的に書く。
でも考えていることは、こたきさんとちっとも違わない。
やっぱりこたきさんも私も、同じ穴のムジナ。同病相哀れむ。

こっちはお作「佳作」です。

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○あさぎさん「未熟の今」6月13日(水)ご投稿分

あさぎさんこんにちは。

この詩、「あさぎワールド」全開ですね。
友の死、右が動かなくなった事、比喩なのか事実なのか、そんなことは関係ありません。この2つの連が3連目の「何者か」と、どのように関連するのか、そして終連の二律背反がどのようにオチているか、その謎解きに挑んでみましょう。もちろん、これは私流の読み解きであって、これだけの材料で犯人探し(作者の意図)なんて、ベネディクト・カンバーバッチの「SHERLOCK」でもなければ不可能です。

この詩は最初に終連の「聞こえないのが先なのか/聞かないのが先なのか」の二律背反(的)オチがまずあって、それから詩が書かれたのではないか、と推測します。そして1連目の「友の死」は、もしかしたら本当にあった事実が頭のどこかにあって、それが聞く⇔聞こえない⇔聞かないとリンクして書かれたのではないか、と思われました。そう考えるとこの詩の流れに一応の納得がいきます。ただこの詩にあって2連目は異質で、ここのキーポイントは「一年」、この限定された期間に、どんな意味があるのかなと想像しました。

が、しかし、いずれにしましてもこの詩の解釈は自信がありません。
「聞こえない/聞かない」も「未熟」との関連性が分かりません。

と言うわけで、評価は「不問」です。
詩を単連毎にみると、いい味出ていると思いますよ。
ただ、これが「詩」として通して読むと、よく分からないと言うのが正直なところです(泣)。
 

失って

 投稿者:hal  投稿日:2018年 6月19日(火)11時14分49秒
  どれだけ幸せだったか
思い知ったはずなのに
噛み締めて生きていかなきゃと
決意したはずなのに
包まれて 満たされて
いつの間にか
また見えなくなっていく

私が次に幸せに気づくのは
埋もれて沈んだ海の底

 

私に寄り添う

 投稿者:あさぎメール  投稿日:2018年 6月19日(火)08時03分41秒
  ベッドとちょっとばかりの家具
それと私一人
それだけで満たされてしまう
1Kの部屋
外は雪だ
朝からずっと降っている
明日の通勤を考えると憂鬱
外に出るのも億劫だから
今日は
部屋でダラダラを決め込む

夕方近くなってくると
さすがに飽きてしまった
灰皿の中に埋もれる
タバコの本数が増すばかり
暇だから
もう
お風呂に入ろう

お風呂は寒いけど温かい
雪がやんだのか
浴室に紛れ込んできた
夕日
夕日が入った浴室には
私と水の粒子がいた
空中に浮遊している
水の粒子が見えた
浴室の中にまんべんなくいる
何がどういう仕組みでもたらした現象かは
きっと今後調べない
その代り
自分の心の中を探った

ああ、そうだ
そうだ
この子らは仲間だ
夕日が沈んで
今日が終わる
明日がきっと始まるよ
 

大阪近況。

 投稿者:島 秀生メール  投稿日:2018年 6月18日(月)21時56分39秒
編集済
  まずもって主要大都市における地震は
そのメインターミナルに通ずる各方面の電車が、全面ストップするので、
膨らんだ昼間人口が、通勤・通学や帰宅の移動手段を失くし、
えらい混乱になりますね。
新幹線より在来線のストップがすごく長かったです。
幸い今回は、橋脚等の被害が今のところなく、夜8時にはほとんどの路線で運転再開しました。
JRの在来線で引き続き止まってるところがあるのですが、
並行する私鉄は動いているので、大阪市内は、明日からはほぼ正常に戻ると思われます。

ライフライン。
電力会社は地震から2時間後には早々に回復宣言。
結果は、地下埋設の水道管、ガス管の破損が、大阪北部地域において多数発生しました。
ガスは、復旧に最長10日かかるところがあるそうです。
いずれも震度6や5の大阪北部地域に集中しています。

前々から思ってるのですが、地震は、強さの話だけでなく、どれだけの時間揺れたか、
揺れた時間の長さもセットで語られるべきだと、今回も感じました。
今回は震度6とはいえ、揺れた時間がとても短かったので、家屋倒壊というのはゼロに近かったです。
ただ、塀の倒壊は何カ所かであって、痛ましい事故が起こりました。
ブロック塀を高く積むというのは、構造的に無理があるような気がします。あの小学校の積み方はちょっと引っ掛かります。
とはいえ、うちもブロック塀なので、状態には気をつけたいです。


あ、私は大阪南部震度4の地域なので、まったく被害はないです。
ご心配のメールを下さった方には、お気遣い、御礼申し上げます。
ありがとうございました。
 

島秀生 様

 投稿者:あさぎメール  投稿日:2018年 6月18日(月)21時21分16秒
  評をありがとうございます。まぐれです(笑)まぐれをたくさん出したいなあと思う今日この頃であります。今後もよろしくお願いします。  

島 様

 投稿者:ゆき  投稿日:2018年 6月18日(月)19時57分29秒
  こんばんは。
評と感想をどうもありがとうございます。
詩の中で主張するものがないために、よくある内容で終わってしまっているとの事。
余計な事を書いてしまうのが嫌でこんな結果になってしまいました。
終連の「信じられる」の場所で迷っている。本当にその通りです。島 様の仰るように
するとすっきりまとまりました。ご指摘とアドバイスをどうもありがとうございました。
とても勉強になりました。
 

島 秀生さまへ。

 投稿者:葉月 祐メール  投稿日:2018年 6月18日(月)14時59分31秒
  島さん、

この度も「薔薇」へのご感想、アドバイスをいただき、ありがとうございました。

薔薇について、まだ殆ど知らないわたしが、このタイトルを掲げて詩を書く事も、それを島さんへ投稿する事も、わたしには大冒険、でした。
地元のローズガーデンへ通い始めて、様々な薔薇を見つめていくうち、誰もが自身の中に薔薇を抱えていて、薔薇について明るくないわたしにも、それはあるのだと、花に教えられたように思います。詩に込めた思考や意図、思考面ではオリジナルなものを感じてくださったとのこと、詩作への励みになります。アドバイス3点も、手元の稿を修正し、もう一度詩と向き合おうと思います。
新作でもローズガーデンで出逢った神秘的な薔薇について書かせてもらいましたが、そちらと合わせて、深く深く、掘り下げて表現を磨こうと思います。

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すみませんが、スペースをお借りします。

この度の大阪、関西方面各地での地震に遭われた方へ、心よりお見舞い申し上げます。
みなさまがご無事でありますよう、心から、祈っております。

葉月 祐
 

大阪~関西方面地震のお見舞い

 投稿者:三浦志郎メール  投稿日:2018年 6月18日(月)13時51分20秒
編集済
  僭越ながら、他地域を代表致しまして、大阪~関西方面のかたへお見舞い申し上げます。
ご無事であること、異常時に見舞われていないことを、切に祈っております。
なお、お忙しい中でしょうから、ご返信は辞退申し上げます。
 

島 秀生 様

 投稿者:耀子メール  投稿日:2018年 6月18日(月)08時12分54秒
  おはようございます。「風が頬に触れてゆく」「見果てぬ夢」へ、それぞれ、秀作プラス、秀作の評とても嬉しいです。最近は詩もなかなかできず悩んでいたところです。
「この文体、耀子さんに合ってる気がしますよ。当分、この文体、この息づかいで書かれてみてはいかがでしょう?」 と言ってくださいました。そのように私もしてみたいと思います。マーラーの交響曲第5番が一番好きと言っていた友人は、音楽にはとても詳しい方でした。時間があれば、クラシックを聴いていらっしゃったようです。「見果てぬ夢」の終連、私もアドバイス下さったようにも考えていました。迷いましたが,簡潔な方がいいのかと考えて、提出詩のようにしました。そうですね「余韻」は大事ですね。後、2連3連「大雑把というか、雑にやるので、ここで情感が希薄にしか伝わらない」のお言葉、よく考えてみました。
これからも宜しくお願い致します。
 

月曜日

 投稿者:ひなの  投稿日:2018年 6月18日(月)00時55分2秒
  目を閉じたら
すぐに明日が来てしまう

また新しい一日を
私は闘っていかなくてはいけない

そんな体力も精神力も
今の私にはないのに

夜明けの鐘は鳴り響く
新しい朝を
当然のように祝福して

鉛を飲み込んだように
重たい身体でも
日常をなぞるようにして
歩き出せるから

耳をかすめていく
列車の走る音
いっそのこと
私をばらばらにして

気持ちとは裏腹に
動く身体を切り離して
私を自由にしてくれれば
いいのに

待ちに待った日曜日だけ
瞬く間に過ぎていって
身体は月曜日へと
押し出されていく

 このまま目なんて
 覚めなきゃいい

月曜日の深夜0:30
そう願って眠る

けれど
叶わないことは
知っているから

息を止めてみた

 ああもう なんで

苦しかった
 

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