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 投稿者:あさぎメール  投稿日:2018年12月11日(火)20時14分32秒
  電話
0から9まで
10個のボタンがついている
もし、
ボタンが1個だけなら
あなたの電話は誰につながるの
そもそもつながるの
つながりたいの
どうなの

そうじゃないでしょ
違うでしょ
1個だけのボタン
あるのは
あなたの中でしょ
押せるのはあなた以外いないでしょ

奮い立って
話しなよ
面と向かってさ
電話はいらないよ
必要なのは
心から心への
通話だよ
 

クラリネット、又は楽器と演奏者の奇妙な関係

 投稿者:蜜柑野八朔メール  投稿日:2018年12月11日(火)17時26分39秒
  「突然ですが声が出なくなりまして、トルリロとしか歌えなくなりました。」

午前一時に電話を受ける。

自分は、ただ、はぁ、と言っていた。

別段上手くもない帽子の彼なので、
こちらとしては彼の声がどうなっても構わないと思っていた。

が、

いくら無機物と雖もそれをそのまま伝えるのは憚られた。

そのための、はぁ。、だ。

「本当に、すまないね。」

電話の彼は今にも捨てられそうな声でそう言っていた。

別段上手くもない帽子の君だ。
謝らんでもよろしい。

それよりも、大変だろう。

彼にはこれからも帽子としての人生があり、人生には声が必要なのだから。

たとえば午前一時に電話をかけたり。

たとえば人に謝罪をしたり。

たとえば…。

「あたし、あなたのこと好きだったの。」

突然電話の彼が言い出した。

なんてことだ、帽子が口紅を好きになるなんて!!

「僕も君の声が好きだったよ。」

気がつけば勝手に口が開いていた。

どうして涙が止まらなかった。

高級な声で歌えなくとも、
普通の音で歌えなくとも、

僕は君のことが好きなのに。

(そうか今しがた僕は君を…。)

「でも言ったってしかたがないわね。」

だって僕らの間には言葉がない。

トルリロトルリロトルリロトルリロ!!
 

欠けた月

 投稿者:ゆき  投稿日:2018年12月11日(火)16時25分28秒
編集済
  散歩の途中で見た月は
いつもより大きく見えた

薄い金色の
満月が少し欠けた月に
懐かしさがこみ上げて来て
もっと近づきたくなったけれど

追いかけてもたどり着ける訳もなく
吐く息だけが白くなってくる

道端のススキの穂がさわさわと風で揺れて

月明かりに照らされた
いつもの帰り道がどこか知らない場所に
繋がっているような気がしてくる

通りかかったような厚い雲に覆われて
見えなくなる前に

もう暫くのあいだ
柔らかな光に照らされて
僕だけの月を見上げていたい
 

 投稿者:レノン  投稿日:2018年12月11日(火)10時34分57秒
  薄いグレーの空
柔らかな よわい雨
まだ傘はいらない
いま引き返せば
濡れずに済む

私の代わりに濡れてくれる
大きな傘を置いてきた

真っ黒な雲
どしゃぶりの雨
イナズマが空を裂く
いつのまにか
すぶ濡れになっていた

傘も持たずに飛び出して
小雨のうちに戻らなかった
そんな子に帰る家はないと
留守番していた人が蔑む
傘をさし カミナリを避け
上手に雨の中を歩く人が憐れむ

ずぶ濡れで震えて立ちつくす
わたしはみじめな家なき子







 

藍音ななを 様

 投稿者:山下 一歩  投稿日:2018年12月10日(月)14時12分37秒
  ご無沙汰しております
この度はお言葉有り難う御座います
こちらへ参加させて頂いた初めの頃に御批評頂いた事が
懐かしく感じられます
何時も新作紹介で拝見、勉強させて頂いております
まだまだ、不安定な作品ばかり書いておりますが、これからも
宜しくお願い致します
 

山下一歩さん

 投稿者:藍音ななを  投稿日:2018年12月 9日(日)23時47分12秒
  山下一歩さん、免許皆伝おめでとうございます。

ご自分の世界観を大切に描き続けてこられた成果だと思います。
これからもますますのご活躍、楽しみに拝見させていただきます。
 

夜更けの暗闇に浮かぶ憧れ達を、夢の中へ連れて行けたなら

 投稿者:かすみ じゅんメール  投稿日:2018年12月 9日(日)18時57分30秒
編集済
  古いラジカセの小さなスピーカーから
ゆっくりと
語りかけるように流れ始める「Stand by me」

珈琲の
温かくほろ苦い香りを楽しみながら
短編小説を少しづつ捲りたい

誰もいない海辺に
独り佇み

清々しい潮風に身を委ねながら
優しい波の音に
耳を澄ませ

遠く広がる青い海を
静かに
眺めていたい

今にも目の前を過ぎ去ろうとしている
金色に光る
時の砂を捉まえて

手の平の上に零し
さらさらと
音も無く
指の透き間から滑り落ちて行く様を

胸躍らせながら
食い入るように見詰めたい

そんな
細やかな憧れ達を思い浮かべながら
そのまま
すやすやと
気持ち良く浅い眠りに落ちて行き

ふわり柔らかな夢の中で
その続きを

あぁ
心行くまで
愉しんでいたい
 

あさぎ 様

 投稿者:山下 一歩  投稿日:2018年12月 9日(日)11時59分43秒
  この度はお言葉有り難う御座いました
御返事が遅くなりまして申し訳御座いません
精力的に投稿されておられる姿勢に敬服しております
何時もあさぎ様の独特のタイトル、言葉の技法に勉強させて
頂いております
これからも、宜しくお願い致します
 

中也 様

 投稿者:くれ  投稿日:2018年12月 9日(日)06時19分48秒
  修正の件承知致しました。  

澤 一織様

 投稿者:くれ  投稿日:2018年12月 9日(日)06時17分54秒
  修正の件は承知致しました。  

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