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7月10日(火)~7月12日(木)ご投稿分の評と感想です。①

 投稿者:Kazu.メール  投稿日:2018年 7月18日(水)13時38分16秒
編集済
  ※雨音様、お先に失礼します。
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○こたきひろしさん 「禁欲」7月10日(火)ご投稿分

こたきさんこんにちは。
最近のこたきさんの詩って、私的にはいい感じです。
もちろん、内容的には異論は一杯ありますが、でも、こちらを真剣に異論を唱えさせてくれるものがあります。

まず、この詩、題と内容は別としましょう。と言うか、題は無視します。
「禁欲」には確かに人間の欲望への自戒の念が込められているのでしょうが、しかしこの言葉は、通常は性欲への意識的抑制の意味合いが強い言葉です。ここではそれを言っているわけではないので、私の中では、題と内容が噛合わないのです。したがって題は無視致します。

さて、詩ですが、人は他者から受けた心の傷を、いつまでも覚えています。しかし、自分が他者の心に傷をつけたことは、ほとんど意識していません。と言うか覚えがないからです。意識的に相手の心を傷つけることは、これはもうケンカを売っているわけですから、なにをどう言ったかは覚えています。しかし普通は、自分が意図していないにも関わらず、結果として相手を傷つけてしまう類いのものが圧倒的に多いのです。

ところでこたきさん、あなたも私も、今までケッコウ人生やってきたわけですよね。だから真面目に一生懸命生きていればいつかはいいことがある、なんてことは、世間を全く知らないノーテンキ者か、さもなくば、よほど神さまの覚えめでたき者以外にはないことを百も承知のはずです。だったらそのやり場のない憤りを、もっと別の言葉に込めて言い放ちませんか? こたきさんの詩ってそこが歯痒いのです。自分を貶めることで世間から自分を孤立させようとする書き方をしている。こたきさんも私も、平均寿命まではまだもう少し時間があります。だったらお互い、今しばらくは生きるジタバタをしませんか?

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○小林大鬼さん 「山桃」 7月10日(火)ご投稿分

小林さん、こんにちは。
小林さんは今回も短詩形で臨まれました。
やはりこの形式に真剣に取り組んでおられるのだと思いました。
であるならば、私もその形式に則った読み方をし、その形式の詩というもので考えてまいりたいと思いました。

まず私は、短詩と言うと三好達治の四行詩を想像します。手元にあった『南窗集』『閒花集』『山果集』の数編、再読してみました。確かに四行なんですが、その四行に書かれた内容のダイナミズムに、改めて驚きました。『山果集』に「石榴(ざくろ)」という詩がありました。

  「石榴」

 風に動く
 甘い酸つぱい秋の夢 石榴
 空にはぢけた
 紅宝玉の 火薬庫

ここに描かれた情景が手に取るように分かります。それは作者の見た石榴が、読者に、鮮やかに映し出されるからであります。

さて、お作はどうでしょうか。
ここには「山桃」という赤い実があります。
「零れ」ているとは、実際に道に落ちているのか、或いは零れ落ちるほど一杯実が生っている様でしょうか。それが「日に日に埋もれてゆく」と言います。一行目の状態が、日に日に増していくということでしょう。三行目の「散らばった赤い粒」ということで、ここで初めて落果した状態なのだろうと想像します。
そして四行目「転がって血を染める」とあります。赤い実が落ちて潰れたのか、或いは人や獣に踏み潰されたかしたのでしょう。しかし、ここでなぜその情景が必要だったのか、それが読者には理解できません。赤い実が潰れた様、乃至は赤く道に点在している様を「血」と言われても、読者は戸惑うばかりです。例えばこの行を私が書いたとして、ではなぜこの行を書いたのかを、私はその意図をどこかに記すでしょう。「転がって血を染める」必然性を、或いはその情景に託した心理を読み解いてもらうように、私は詩を構成することでしょう。しかしお作の場合はそれがありません。というか、それをしません。言い切りなんですね。

では三好達治はどうでしょうか。
今まさに熟して割れた石榴の実に、「甘い」「酸っぱい」秋の夢を乗せ、それはあたかも秋空に赤く弾けた紅宝玉(ルビイ)の火薬のようだというのです。「甘い」「酸っぱい」という二つの言葉に石榴の石榴たる所以があるのです。ここは「甘酸っぱい」ではないのです。甘いという感情、酸っぱいという感情、その二つが同時に一つの果実に結実した様が「秋の夢」なんです。そして短文にも関わらず、「風に動」き、「空にはぢけ」るのです。たった四行に二種類の動作があり、甘いと酸っぱいの対比、石榴と紅宝玉(ルビイ)と火薬の赤、風に空と夢というように、四行でもテンコモリの内容なのです。

ここまで書き込んでこその「短詩」なのだと、私は思います。
思うに、三好達治の詩は四行ですが、散文にすれば400字程度は必要でしょう。
お作には、山桃が道に転がっていて、そしてそれが(潰れて)血のように見えるという情景しか喚起されないのです。

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○ゆきさん「砂漠に咲く花」7月10日(火)ご投稿分

ゆきさん、こんにちは。
前作と比べて、少し心的思考が深まったように思われました。
この詩は中盤にある「僕の罪」を起点に前後に展開されていて、形式的にも整っていると思いました。
ただ、ここでいう「僕の罪」という重大な意味が不明なことと、「砂漠で花を探している」のか「花を抱いて待っている//君」が主題なのか、少々戸惑います。

思うに、まず「僕の罪」とは何か、「過ち」とは何か、それを明確にすることでしょう。誰かを傷つけたのに知らないふりをしたことなのか、それとも、この自分がこの世に存在していることへの根本的罪の事を言っているのか、6連目の「そのせいで」という言葉には、この詩を不安定にしてしまう要素を含んでいます。
それからこの詩を夢の中の話としてしまったことに、まだ自作の想いへの自信のなさが伺われます。どこかで逃げ場を作っているのです。

と、ここまで書いて、わたし、結構、きつい事言っているなぁと思います。確かゆきさんは、詩を書き始めて一年ちょっとですよね。自分を顧みて、私の一年ちょっとはゆきさんとは比べものにならないほど甘ちゃんでした。ですからゆきさんの詩はとてもすごいんです。これからどんな詩を書く人になるのか、とても期待をしています。もっともっと書いて、どんどんぶつかってきてください。ドスコイッ!

評価は佳作一歩前で。


※ゆきさん 「バンバンシャー」7月10日(火)ご投稿分

ゆきさん、ダブル投稿です。

まず、この詩のスタイル、大賛成です。
ゆきさんは、今は色んなスタイルで詩を書かれることをお勧めします。
長いの短いの、深刻なやつ滑稽なやつ、堅っ苦しいものお道化たものと、いっぱい書いてみましょう。
詩はすべて言葉で表現しなくてはなりません。そして言葉を信じ、言葉を疑い、たかが一字と言えども、それが持つオソロシイ破壊力を、肌で感じてください。

今作は機織りの情景を「バンバンシャー」と、筬と杼の動きをリズミカルに表現しています。ここまではこの詩は及第点を差しあげられます。ただできればこの経糸か緯糸に感情を乗せて織り込んで欲しかったと思います。2連目の「いつの世までもと/願いを込めて」をもっと生かしてほしかったと思います。

気になったところを一点。
「二つの糸を経てと横に織っていく」なんですが、「経て」は経糸ですが、「横」はこれでいいのですか? 普通「経糸」なら「緯糸」ですが、「横」だと「縦」じゃないかと思ったんですが、専門的にはどうなんでしょうか? そして「糸」って「二つ」かなぁと。「二本」の方が糸っぽいと思うのですが…。いずれにしましても機織りの事は素人なので、一応、確認してみてください。

しかし「バンバンシャー」をもってして、お作「佳作」と致します。
このリズム感を、見事、言葉に変換できました。

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○山下 一歩さん「孤独の影」7月10日(火)ご投稿分

山下さん、こんにちは&お久し振りです。

そうですね。もう山下さんの代名詞になってしまった「安定感のある詩」という桂冠は止めましょう。
「孤独」という、どこか独りよがりな言葉も、山下さんに掛かると、そのことが自然に納得させられてしまいます。これはもう名人と言わずして何と言えばよいのでしょうか。

詩の良し悪しは離れます。
1連目に「カオス」なる言葉が出てきます。カオスはエロス同様、私には律しがたい言葉です。それをサラリと言ってのけた山下さんに感服致します。
3連目に「悲劇のヒーロー」とありましたが、山下さんなら「悲劇のヒロイン」でもよかったのではと、要らぬことを考えました。

風景描写がまたいいですね。
「雲」も「青空」も「ひかり」も「月」も、詩の中の雲・空・ひかり・月としてピタリと位置しています。そして満を持して「孤独の影」が登場です。

そして最後にここ一番の殺し文句「私が小さくなって行く」。
決まりました!

お作「極上佳作」を。
 

私には私にしか見えない空がある

 投稿者:こたきひろしメール  投稿日:2018年 7月18日(水)09時00分17秒
  自分も激しい陣痛に圧し出されたのかな
母親の産道から抜け出た日に浴びた光は今は何処に
あるんだろう

その時にあげた産声は周囲の空気を振動させて
今ごろは音を伝えない宇宙の果てまで
行ってしまったかも解らない

あの日は帰らない
あの時には還れないから

一人分の命が完了するまでは
誰にもバトンは渡らない

なんだよそれは
意味解らないだろう
到底 人の
理解の及ばないところに真実は有るって言いたいのか?

否応なしに過ぎていく歳月
未成年だった日
総武沿線の錦糸町で初めて場外馬券を買った私は
的中して泡のように大金をわかせた
悪い大人の甘い言葉にそそのかされて
初めての給料を注ぎ込んだ結果だった

その日は
手に入れた身に余る金を持って楽天地で映画を観た
「青春の門」を観た
映画に刺激されて浅草に行った
酒場に一人で入った
バーのカウンターに座ると女の人が横の席にきた
私の顔を見ると困ったような顔をした
「大丈夫です、お金はちゃんと持ってますから」
私は女の人の不安げな顔に安心の釘を打ち込もうとした
「お金の心配もあるけれど、お客さん年いくつなの?それが怖いからさ」
と女の人は訊いてきた
「ちゃんと二十歳過ぎてます」
私は嘘をついた
暗くて怪しげな店内で女の人は探るような目で私を見てきた
「マスターに聞いてみるわ。Ok でたらいいけど、ながくはダメだよ。ここはお客さんみたいな人が来る所じゃないからね。」
女の人はまるで姉のような口の言い方をした
女の人のきらびやかで露出の多い服装はそんな言葉の重みを打ち消していた
店の奥のいちだんと暗いところでスーツを着こんだ中年の男は女の人の話を聞いている様子だった
私の方を盗むように見た

女の人は私の横の席に帰ってきた
良いって言われたわ
でもここは高いわよ、大丈夫?
それを言われて、幾ら競馬で儲けたと言っても私は不安になった
嘘よ。銀座ならともかく浅草だからさ、と女の人は答えた
それで、
競馬で儲けたからと私は言ってしまった

そう良かったわね。女の人は私の幸運に気のない返事をして返した
それから
何を飲むの?と初めて注文を聞いてくる
「ビールでいいです」
私は迷わずに頼んだ

私には私にしか見えない空がある
私なりの
晴天
曇天
雨天がある

一目惚れの多い私は行きずりの女の人にだって簡単に心を盗まれてしまう癖が有った
若い頃の癖は今もかわらない

人の本質はかわらないままにゴールに
滑り込むんだ
滑り込んで倒れるんだよ

 

雨音のメロディ

 投稿者:ゆき  投稿日:2018年 7月17日(火)21時31分8秒
  いつからか
その冷たい手に触れて
心が覚めていくのを
感じた時に

涙が止まらない

確かにあった
大切にしていたものを
失くしていく

そんな想いを繰り返しては

慣れたはずの静かな夜に

雨音のリズムに
合わせて口ずさんで
一人でいる時も

涙が止まらない
 

 投稿者:あさぎメール  投稿日:2018年 7月17日(火)19時52分43秒
 
どうしてやわらかいの
どうして白いの
どうして消えてしまうの

たどたどしいほど
胸が苦しくなる
ブラックホールに持っていかれる
そんな感じ

現在地
空を仰いでも
ブラックホールを覗いても
答えは出てこない

季節がまわって
年を重ねて
いつか掴む答え
それは
やわらかい?
色は?
ある?
それとも
ない?

季節がまわって
めぐり合う

それは
どんなだろう?
 

島秀生様

 投稿者:夏生  投稿日:2018年 7月17日(火)10時58分13秒
  島様、拙作「足がでっかくなった」に名作との評をくださいまして、ありがとうございます!

とてもうれしく思いました。驚きました。

何度か書いては消し、書き直しをくりかえし、まだまだ書けない、書けていないと思って。

とても丁寧にお読みくださり、読み取ってくださいまして、ありがたく、うれしく、島様からの評を何度も読み返しました。

大きな励みになりました。これからも精進致します。
 

イオンモール土浦には

 投稿者:こたきひろしメール  投稿日:2018年 7月17日(火)06時59分27秒
  夫婦でイオンモール土浦に出掛ける度に十歳年下の嫁さんは一番に一階のペットショップを見たがる

たしかに猫や犬は可愛い盛りだ
変な例えだが江戸時代の女郎屋を想像してしまった
一夜を買って貰わないと
もしかしたら店の主人から折檻を受けるかもしれない

若い頃
五木寛之の「朱鷺の墓」を読んだ事がある
ヒロインが数奇な運命をへて娼婦まで身を落としながら一途に一人の男に思いを捧げる物語だった
体は沢山の男に汚されながらも心は美しく有りたいと切に願う女の物語だった

と記憶しているが今は曖昧模糊になってしまった

イオンモール土浦に夫婦で出掛ける度に嫁さんは一番にペットショップを覗き込む
猫でもいい
犬でもいい
どちらでもいいから欲しがっている嫁さんを見ているといとおしくなって買ってやりたくなるけれど
それを買ってやれない私は不甲斐ない男なのだった

だけど私の人生の辞書には
生き物を金で買うなんて有り得ない
第一
家には知人から頂いた猫がいる
無償で貰った猫がいるじゃないか
それで何が不満なんだ

とは
嫁さんに言えない
私は不甲斐ない男だから

そんな私でも知識として持っている
もしガラスケースの中で売りに出されている猫や犬の
売れ残りの先の運命が
どんだけ残酷なんだかと言う事を

夫婦でイオンモール土浦出掛ける度に嫁さんは一番にペットショップを覗きたがるけれど
私はNo を突きつけたかった
のにそれを口に出来ない
不甲斐ない男だった
 

時の彼方に

 投稿者:耀子メール  投稿日:2018年 7月17日(火)06時21分34秒
編集済
  少しずつ明けてゆく朝のしじまに
囀り始めたばかりの
小さな小鳥の声を聴くときも
だんだん沈んでゆく夕べの草むらに
かすかな虫の音を聴くときも
私の心には哀しみが宿る

過ぎ去ったものは
余りにも多く
濃く薄く
私の記憶の中で
留まっている

あれほど 楽しかった時間も
仄かな暖かさを残していてくれているだけ
あれほどの悲しみや苦しみさえ
苦みをともなった懐かしさを
私の中に残してくれている

楽しかった あの時あの日を
思い浮かべるとき
自然に頬は緩む
幸せなときを有難う
と 呟く

また
懐かしさというオブラートに
包んだ悲しみや苦しみが
時々そのオブラートを溶かして
滲み出る
それは静かな哀しみとなって
私の心にひろがってゆく

囀り始める 鳥の声や
奏でられ始める 虫の音が
そのオブラートを溶かすのだろうか

朝の 夕べの デッキの椅子に
目を瞑り
揺れ動く感情に
身を委ねる時
もう
激しい感情に揺さぶられることの少なくなった
私を感じている
静かな気持ちで
多くのものを受け入れている
私を感じている

淀川長治『映画音楽館』に
納められている
古い映画音楽をかければ
そこには
ジェームス・ディーンがいる
オードリー・ヘップバーンがいる


 

木乃伊の夢

 投稿者:小林大鬼  投稿日:2018年 7月17日(火)01時57分4秒
  白き布青き毛布で包まれて
なぜか笑顔で運ぶ看護師達
葬儀者が部屋を案内する

扉を出た時には
台には布だけしかなかった

生の重みから解き放たれ
仏は穏やかな死顔になる
 

廃屋の奈津子

 投稿者:沢口リリキメール  投稿日:2018年 7月16日(月)17時19分26秒
  胎児よ
胎児よ
何故躍る
母親の心がわかって
おそろしいのか
   『ドグラ・マグラ』冒頭より 作者:夢野 久作


「朝の陽光が痛かった。いつものようにバス停の陰に隠れた。明るい空は見たくない、いいえ見られない。外の世界にわたしは必要ないことを知らされた。ママがわたしを遠ざけ見捨てた理由を訊いたところで何だというの?何も変わらない、もう変われない。「あんたを産んだから私の人生が台無しなのよ!」折られた存在の翼。眩しい光の敷き詰まる白い夏の通学路。そこを辿れば何処に出るというの?「それでも高校生は学校を卒業すべきだよ」担任教師のようにバス停が大声を出す。希望は持っていない、いいえ希望を持ってはいけない。うずくまってばかりの耐え難い現在。その先は見えない、いいえ見えるはずがない。みぞおちの辺りでうごめく生の塊を両手で抑えバスが来る前に道向いの雑木林の奥へ逃げ込んだ。小暗い林道を通りお寺を走り抜け森へと続く小径を急いだ。そこには誰も知る由もない蔓に覆われたお家がある。奈津子はそのお家の主。私は唯一の訪問者で無二の親友なの。彼女の部屋で最後の一日を過ごしましょう。たくさんお喋りをして夜が来たら儀式を始めて違う世界を夢みましょう。秘密の数だけ扉を叩くと奈津子は現れ丁寧にお辞儀をした。それから蔓草で編んだ縄を使ってママの気を引く踊りを教えてくれました。必ず気にいる踊りだとにっこりと微笑んでくれました。わたしの心の内をわたしよりも知っていたかのようににっこりと微笑んでくれました。」



奈津子、遅刻するわよ
ママの声で目覚めた
ママ、私を産みたくないと少しでも思った?
突然、何を言い出すの
無いに決まってるでしょ
でも時々不安に押し潰れそうになったわね
するとあなたはお腹で躍りはじめたのよ
小さい力で健気に
まるでここにいるよと知らせるように
躍動してると感じたわ


ママ、ねえママ
奇妙な夢を見たの

とても、とても不思議な
ママのお腹にいた頃の夢‥‥‥


 

親愛なる君へ

 投稿者:葉月 祐メール  投稿日:2018年 7月16日(月)16時59分12秒
編集済
  美しい夕焼けを眺める時
夜空の瞬きに見惚れる時
朝靄の揺らぎに気付く時

君が 私の前に現れる

たとえば私が怠けたり
自分から逃げ出した時は
君もまた 隠れてしまう
私から 離れていってしまう

  私は君であり
  君もまた 私

出逢ってからずっと
目を背けた時
ズルをした時に
真っ先に怒るのは
他ならぬ君

  誰よりも厳しく 手強い存在だった


下手でも良いから
自分の言葉で描いてくれと
今も君が目の前にいる

借りた言葉では
君を描けなかったし
私の言葉でなければ
君には ならなかった

今日も 君と向き合いたくて
出逢えた一瞬や感動を
覚えていたくて

  手癖が浮かび上がる程 君を描いている


自分さえ知らずに
手ぶらのままで
君と歩き始めてから
三度目の夏が来た

次の季節が来ても
何が起きたとしても
私は君について考えるだろう

君に出逢い 君に恋して
こうして共にある今が
いつまでも続けば良いと

願い続けて生きていくだろう


  親愛なる 君へ

 「この恋を胸に、
  過ぎた日を、今日を、
  明日を描きながら、
  私は今を、生きています。」


君を探しながら 私を見つけに行くよ






 

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