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一対一

 投稿者:草香メール  投稿日:2018年10月19日(金)19時21分46秒
編集済
  晩秋の畑
草を取っている
ハチ!
隙を与えず
小さな一匹

全治一週間の顔は
鏡とカレンダーを行き来する
聞こえてくるのは
嗤い声
 ひっそりとしていたのに
 領域を超えてきた
 あんたが悪い

寒波が押し寄せる

仲間から逸れた
あの強者
今朝は果てたか
南へ移ったか
短い命

小春日に
懲りもせず
草を取っている
忘れたわけではない
ここは
私の縄張り
譲るわけにはいかない
 

欲望

 投稿者:  投稿日:2018年10月19日(金)17時21分47秒
  ざわめく大きな通り沿いに
息を潜めて生きていた
小さな小さな檻の中で
足音さえも恐れていたあなた
それなのに
細胞をひとつひとつ
針で潰されるような感覚で
何かが迫ってくるのを
あなたは口元で笑ってた

あなたの中身が見たいのだ
その腸が何色なのか見たい
心臓に被ったビニールを脱がしたい
あなたの狂った姿を撮りたい
快楽だけ感じて生きてしまえ
憎しみだけ感じて死んでしまえ

あの毒ガスの中で
あなたは何を思う
残酷な楽園に導かれまいと
腕をひきちぎったあなたは
この世界に何を願う
 

懐かしい香り

 投稿者:埼玉のさっちゃんメール  投稿日:2018年10月19日(金)16時10分16秒
  甦ってくる記憶
髪切る音
顔剃りの泡
シャンプーの匂い
外には
青、赤、白のポール
どれも懐かしい
父、母の背中
幼い私は
タオル畳ながら眺めていた
お客さんが
笑顔と、さっぱりした顔で
帰っていくのが
誇らしかった
うちの店は一番だと感じていた
ふと、
想い出に浸ってみる
秋の午後
 

匠の術

 投稿者:埼玉のさっちゃんメール  投稿日:2018年10月19日(金)16時02分9秒
  匠と言われる人々は
初めから
何でも出来る訳ではない
紆余曲折を経ながら
この路にたどり着く
教わりながら
心、眼で覚えながら
自分のものにしていく
徐々に
匠の術が失われている
と、思われがちだが
そんな事はない
伝統を守ろうとする
行動が増えてきている
これから、そして未来に
絶えず伝わって欲しいと願う
発展して行く事を夢みて
日々が過ぎていく


 

交響曲

 投稿者:夏生  投稿日:2018年10月19日(金)13時03分55秒
  ゆだね、広がり、合わさる
心の奥まで響く
ひとりひとりの音色
一音もこぼさないように
耳をすませる

響き合うのは
音だけでなく
奏でる者と導く者
聴く者の心
ざわめきも
嗤いも
押し黙り
立ち消えていく

うつくしさに向かって
やわらくやさしいひとときの
香りに酔いながら
引き寄せられる
包み込まれ
今を忘れ遠くに思いが
抜けていく
うそのようなうつくしさは
理屈を突き破って
きらめく

導く者の手の中に音色が還っていく
ため息とともに喝采が
沸き起こった

 

くれ様

 投稿者:耀子メール  投稿日:2018年10月19日(金)10時22分46秒
  こんにちは。『誰かの為に』への「佳作」ありがとうございます。特別なことを詠むこともなくなり、日常に出会う何でもない風景に心を寄せています。多くの悩みを希望も抱えているだろう若い人たちを、とてもかわいいと思う年齢になりました。ご指摘の10月の数字、自分でもちょっと気になっていました。訂正が間に合わなかったのです。また言葉の重複、考えてみます。自分では重複を好ましく思う癖もありますが・・・。これからもよろしくお願いいたします。  

騙されまいぞ

 投稿者:耀子メール  投稿日:2018年10月19日(金)09時48分18秒
  電話口で積極的に
騙すつもりか
それとも
あわよくば自分の網に掛かって欲しい
と思っているのか

一つはっきりしない物言いで掛かってきた電話
その「なになに会社」の「なになに代理店」の
「なにがし」と名乗る男は、歯切れの悪い口調で
いきなり私に質問した

その質問の主旨がよく分からない
それは私の理解度と言うより
その営業マンの理路に
問題があると私は思った

私がその営業マンに質問をした
「貴方はこういう事を言いたいのですか」
「そうだ」と答えたので
それなら、私には今必要ありません
と断った

電話を切った後 考えた
あの理路整然としない話し方は
敢えて そうしているのだろうか
電話口に出た相手を、やんわりと煙に巻いて
営業に役立てようとしているのだろうか

先日も駅の広場で渡されたカード
「STOP電話de詐欺」
本当に気の許せない時代になった

 

くれ様へ

 投稿者:ケイ  投稿日:2018年10月19日(金)00時50分30秒
  其れはきっと の批評ありがとうございました。
あえてなにかを書かずに読み手側に「其れ」を想像させる目的もあったので
「分からない」という返答を頂けて作者側としては大いに満足しています。
ですが、最後に其れを明記すればより詩に味が出たのかなぁ、とも。
とてもよい作品と評して下さりありがとうございます。
またの機会がありましたらよろしくお願いします。
 

雨音様へ

 投稿者:ケイ  投稿日:2018年10月19日(金)00時34分8秒
  終電と僕の批評ありがとうございました。
はじめはもう少し前半部分を引っ張ってよりゾクッとくるような詩を書こうとしたのですが、
投稿後、急激に現実に引き戻されどうしてこうなったと作者自身も思っております笑)
もう少し色々と読み込んで行きたいですね。
また機会があればよろしくお願いします。
 

君がいなくなっても

 投稿者:シャネンメール  投稿日:2018年10月19日(金)00時30分37秒
編集済
  君がいなくなっても
冬は来るようだ
寒さからか寂しさからか
震えてしょうがないときは
ホットチョコレートを飲んでみると
多少の震えも治まるね

君がいなくなっても
春は来るようだ
温もりからか寂しさからか
駆け出したくてしょうがないときは
一緒に作ったオルゴール聴いてみると
少し気持ちも治まるね

君がいなくなっても
夏は来るようだ
眩しいからか寂しいからか
涙が出てしょうがないときは
君がくれたハンカチで拭いてみると
いずれ涙も治まるね

君がいなくなっても
秋はまた来るようだ
恋しいからか寂しいからか
会いたくてしょうがないときは
どうしたらいいんだろうね

どうしたら治まるんだろうね
 

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