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◎5月19日(火)~ 5月21日(木) ご投稿分 評と感想です。

 投稿者:青島江里  投稿日:2020年 5月29日(金)00時58分21秒
  ※お待たせしました。

◎5月19日(火)~ 5月21日(木) ご投稿分 評と感想です。


☆沈黙の刻(とき)  投稿者:小林大鬼 さん

読んでいて自然に、あのことだと思いました。すっと自然にそのことが思い浮かんできました。胸がしめつけられそうになる思い。

去年の今頃は、こんなことが起きるなんて思いもしませんでした。
こんなにも、世の中の生活が変わってしまうなんて・・・。

そして、命を終えることについての今までのお別れの仕方ではなく、想像もしない別れ方ができるなんて・・・。

誰もが我慢を強いられる毎日。読み終えて目を閉じると、色々な思いが浮かんでは消えてきました。

小林さんの詩の言葉の選択が、世の中に対して叫んでいるような思いと、ひたすら、口をつぐんで一点を見つめて我慢しているような正反対の思いを、ひとつにしつつ中和させているように思えました。そして、さらに小林さんの詩のカラーを深めるものとしているように思えました。佳作を。



☆花の陰  投稿者:あさぎ さん

あさぎさんワールド、大展開の作品だと思いました。

あさぎさんの詩のタネといえば、過去には展開が斬新すぎたものもあって、あさぎさん自身もせっかくいいアイデアが浮かんだのにうまく詩に馴染んでくれない・・・そう悩まれた時もあったと思います。

今回のタネは「静かな夜とずっと一緒にいたい一輪の花」のようですね。
こちらも視点もなかなか個性豊かな視点ですね。

ここ最近のご投稿の作品は、つぶやきのような短い感じのものが多かったように思えます。少し、壁にあたってしまっているのかなと思う作品もありましたが、今回は、そこから離れてみることができたようですね。

この花物語は、恋してはいけない人を想い、忍び泣いた人の姿を思い浮かべたりすることもできたり、静かに暮らしたいのに、喧騒の毎日を暗黙のルールに囲われながら生きる人のことも想定できたりもできそうです。総合的に、何かしらうまくいかないことに耐え忍びながら生きていく人の気持ちに、同じ何かを伝えてくれそうな作品にも思えました。

最終連の「見惚れる花が一輪」・・・かっこよさまでも感じさせる花の様子。着地点もスキっとまとまっていて素敵だと思いました。アイデアと書きたい詩のスタイルのバランスがうまくとれている作品だと思いました。秀作を。



☆花束  投稿者:@すみっこ さん

お花はみているだけで心が癒されますね。お花屋さんに行くと、贅沢な気持ちにもなれますね。気に入ったお花があれば、買いたくなっちゃう気持ちわかりますヨ。

3連目のお花を見た時にどんな気持ちになれたかという表現、元気になる+きゅんの組み合わせがとても可愛らしいですね。

5連目の迷うけれど迷わずに買えたという、喜びの表現も可愛らしさを感じました。

作品全体を見渡してみて思ったのは、1連目。「黄色でまぁるくふわり」の部分。お花の背景を加えてみるなど、読み手の想像しやすい連にしてみるとよいかもしれないですね。

そして6連目。あっさりとうまくまとまりがちな気もしました。この連は、詩の中で一番心が盛り上がるシーンであると思うので、もう少し踏み込んだ表現に挑戦してみるのもよいかなと思いました。

最終連、してやられた~って感じになりました。メッセージを送るからの好きという言葉。
大好きなあなたっていう感じの流れになりそうなところを、ピンポンマムの花って言っちゃうツンデレ感。何て可愛いのでしょう。

ピンポンマムの花の可愛らしさと同時に、女の子の可愛い気持ちが詰まった作品だと思いました。今回は佳作半歩手前で。



☆点の響き  投稿者:かすみ じゅん さん

写真になりそうな景色の描写の数々。とても美しいです。

例えば「クリームオレンジが注ぎまろやかに」や「此処にある
今が ゆるやかに 脈打つ」です。他にも

 唐突な
   水鳥の
      飛来。

鳥が降りてくる様子を文字をスライドされて書くことで表現されているのですね。昔、本屋さんで立ち読みしている時、渦巻のように文字を並べて詩を書いていらっしゃる方の詩を見たことを思い出しました。なかなかインパクトが強かったです。この3行にそのようなテイストを感じました。

後ろから3つ目の連「瞬間 円らを破る~」からの連の「面とすれすれに 高速で
突っ切り、抜けて 飛びだし」ですが、もう少し工夫がほしいなと思いました。

美しい描写も多々ある作品なのですが、全体的に言葉が固いかな。言葉の雰囲気を統一することを意識しつつ、時間をかけて考えられたのだろうなとも思うのですが・・・。その手のバランスはなかなか難しいところですね・・・。

一番気になったところは、一連目です。「うっ蒼と陰帯び 佇む森の 静と寂 八度の呼吸」
この部分が、個人的にはわかり辛く、しかもその部分が一連目の出だしということで、作品の中に入り切れなくなってしまったように思いました。特に「八度の呼吸」というところです。この連が変わることで、作品全体もまた違うものになるように感じました。

水鳥の舞うシーンがとても印象的な作品。今回は佳作一歩手前で。



☆バラ  投稿者:式波博也 さん

生きている世界がちがうのか。それともそう感じてしまうのか。バラという花の世界と男という人間の世界という、2つの世界を感じました。また、バラという世界に、人間界の無常や通じ合えないものを表現されているようにも思えました。悲しい思いを、バラの華やかさを通して、更に印象付けるものにしていると思いました。また「育てる」という言葉より、裏切りにも近い思いを表現できていると思いました。

詩のリズムというか、流れのようなものですが、さらりとでもなく、とつとつでもなく、どこかにアンバランスなものを感じてしまいました。「どうすれば・・・」と個人的に考えてみたところ、連分けで少しは変えることができるのではないかというところに到達しました。こちらの作品は2連のみとなっていますが「リズムよく」を意識してみれば、次のような方法もありそうです。

1連目はそのままで、2連目からです。

悲しい思いに沈んでいた
ただただ一人、退屈に
男よ、お前が育てたバラの花は
昨日、あっさり散っていった

(1連目の悲しい思いの2つ目の悲しみの連としての連分け)

お前がどんなに血を流そうと
バラは枯れはて声もない

(最終連の「あんなに愛したバラの花」を強調する前説のような役割としての連分け)


あんなに愛したバラの花
その霊魂だけがひっそりと
欅の木陰に泣いている
あんなに愛したバラの花
あんなに愛したバラの花

(ただひたすらバラの花に対する思いをリフレインさせつつ余波を残す連としての連分け)


連分けは個人の自由だと思うので、これが正解というわけではありませんが、このように連分けする人もいるのだなぁと、さらりと流して見ていただければと思います。

バラと人間の世界を通してみる、生きるという心の世界を感じさせてくれた作品。今回は佳作半歩手前で。



☆路傍に転がる愛だの恋だの  投稿者:九丸(ひさまる)さん

読み始めて、目の前に浮んできた風景は、無機質なアスファルトの、或いはコンクリートの道。言われてみれば確かに、このような道の上で石ころを探すのは難しいですね。

そんな風景から徐々に体温を感じさせてゆく言葉の誘導。「愛」「恋」
この「愛」「恋」に関しての表現が、男女間の恋愛をたとえとするのではなく、
自然に例えたところがよかったです。そしてその表現は、自然そのものだけではなく、
人と人との「愛」「恋」に通じるものを感じさせてくれるというところもよかったです。

いまにもひらきそうな
蕾が奏でる
淡い音

原色で咲き誇る
花が打ち鳴らす
ゆるぎない音

耐えることに疲れた
花弁が散りゆく
かわいた音

特にこの3連がよかったです。花が咲くことや枯れていくことを、個性豊かに、音でうまく表現されていますね。

異邦人からの例えからの住人申請の部分も、とても読みやすい流れになっていると思いました。

「愛」「恋」に関心はあるけれど、今はまだちょっと勇気が出ないというような表現を
今日の雨の風景になぞらえて締めるところも、切なさと同時に、不思議な爽快感さえ感じさせてくれました。作者さん独自の表現法が光っている作品だと思いました。秀作を。



☆(無題)  投稿者:kakkoudori さん

初めましてkakkoudori さん。青島江里と申します。よろしくお願い致します。
今回は初回ということで、感想のみでいかせていただきますね。

おいしい空気をたくさん感じさせてくる作品だと思いました。坂道を登っていく風景・・・家も山も小さくなっていくという表現は、一生懸命歩いているということと、どんどん高いところに進んで行くということがよくわかって、同じように登っているような感じにもさせてくれました。

頂上に近づいていくたびに、出会う生き物たち。見えてくる次の山。集落。そしてもう最後には「辺り一面のことなんてもうどうでもよいと思ってしまうほどの風景の美しさがあったんですね。」って、語りかけそうになってしまう「どうでもよい」という感覚。新鮮でした。

タイトルは「無題」なんですね。勿体ないなぁ。それに、詩がかわいそうだなぁ。せっかく作者さんを選んで、作者さんのもとに生まれてきてくれたのだから、ぜひ、名前を付けてあげてくださいね。さて、どんなタイトルにしますか?そのまま「山の坂道」ですか?それとも「自分の気持ち」とかですか?それとも、それとも・・・。いいタイトル、楽しみながら、どうぞ、どうぞ。

今のこの自分の感じているものを自分の聞いたものを見たものを
素直に吸収しよう!!
なんか自分の気持ちがとってもきれいになる

こちらの連、まだまだ整えないといけないところもありますが、素敵な気持ちでいっぱいで、とても瑞々しい連でした。こんな気持ちをいつまでも忘れないでいてね。



***     ***     ***     ***     ***     ***    ***     ***


緊急事態宣言が解除されて、通勤中も人が増えてきました。

生活のリズムの変化、長引く緊張感で、心身ともに大変な中、一日一日をのりこえてゆく皆様、今日も一日おつかれさまでした。


Kazuさんがオペを無事におえられたとのこと。ただ、ただ、ひとこと・・・よかったです。
ゆっくりとご静養なさって、更に明るいお言葉を目にする日が、一日も早くきますこと、心よりお祈り申し上げます。



 

さよならなんて

 投稿者:@すみっこ  投稿日:2020年 5月29日(金)00時18分54秒
  夕焼けに向かって
自転車を走らせても

僕の心は
たぶん帰らない

ひたむきに
こいでも
オレンジ色が
照らしてくれても

僕の心は
何処へも帰れない

通り雨の匂い
頬を濡らすけれど

僕は無言のまま
坂道を勢いよく下っていく

自分で選んだ
さよならなのに

もう少しだけ
時間が必要なのかな

あぁ
僕はまだ帰れない
 

食む

 投稿者:九丸(ひさまる)  投稿日:2020年 5月29日(金)00時10分0秒
編集済
  きみの言葉を食(は)む
微かな笑みでささやかれた
コクのある一言
塩味、酸味、甘味の調和
まるでゆっくりと煮込んだ
ビーフシチューのようだ

きみの言葉を食む
眉間に皺を寄せて
ぼそっとつぶやかれた一言
苦い
ただただ、苦い
下処理に失敗した
モロヘイヤのおひたしのようだ

毎日きみの言葉を食む
食べすぎて太ったり
消化不良でお腹をくだしたり

でも、それはぼくだけじゃない
きみも同じはずだ

美味しかろうが
不味かろうが
ぼくらは互いの言葉を食む

あたりまえの
日常のなかで

 

ありがとうございます

 投稿者:九丸(ひさまる)  投稿日:2020年 5月29日(金)00時06分34秒
  雨音様
評をありがとうございます。
ご指摘ごもっともです。
三連は書き直してみます。
禁煙は……。
もう少し先になりそうです。
毎回これがなくなったらとは思うのですが……。
 

Kazu.さま

 投稿者:夏生  投稿日:2020年 5月28日(木)11時21分38秒
  Kazu.さまの手術が無事終わったとのこと。快方に向かわれているご様子、安堵しました。
早く完治しますように心からお祈り申しあげます。
 

皆さんに、お知らせ。

 投稿者:島 秀生メール  投稿日:2020年 5月27日(水)20時37分33秒
編集済
  Kazu.さんの手術が無事に終わりました。

まだ入院・療養が続きますが、

快方に向かわれていますので、中間報告と致します。

(*レギュラーメンバーには、詳細を別途メールさせて頂きました。)


皆さんのご声援、ありがとうございました。
厚く御礼申し上げます。

 

雨音様

 投稿者:みたこ  投稿日:2020年 5月27日(水)12時32分36秒
  お忙しい中、丁寧な感想をありがとうございます。
私の遠回りのつなぎの部分は、考えて書き足してみようと思います。
今日は暑くて、私も夏バテしそうです…
ありがとうございました。また書けましたら、宜しくお願いします。
 

雨音様 詩の評へのお礼

 投稿者:エイジ  投稿日:2020年 5月27日(水)10時51分52秒
  雨音様 詩の評を下さりありがとうございます。
楽しい評をありがとうございました。
本はここ3年間で77冊読みました。
内容にも共感してくださってありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
 

緑色

 投稿者:八くんメール  投稿日:2020年 5月27日(水)07時20分22秒
  全部緑色

自分以外緑色

空気も水も

人も建物も

光も闇も

響きも静寂も

言葉も視線も

違うのは私

それとも

あなた

緑の中ただただ。


自分が咲くの
緑が咲くの
ねえいつ分かるの

見つけた
お母さんのお墓だけが色がある
ねぇ教えて
 

猫休み

 投稿者:小林大鬼  投稿日:2020年 5月27日(水)04時22分22秒
編集済
  駅前の中華の店は
扉だけが開いていて

薄暗い室内から女主人が顔を出し
普通話(プートンホワ)で長電話

三匹の色違いの猫達が
寛ぎながら佇んで

互いに距離を置きながら
店の回りを行ったり来たり

暇そうな中華の店は
やっているのかいないのか

三匹の色違いの猫達が
哀しげな目で見守る先は

ここで食べたのはいつだったか
記憶の中で猫達があくびする



註 普通話・・・中国語の標準語、北京方言。
 

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