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詩を書いています

 投稿者:切り子  投稿日:2019年 2月12日(火)09時57分19秒
編集済
  「なんだと
 もう一度言ってみろ!」
立ちあがったその人は
とっさに後ろを向いた母の髪を掴み
盆の窪を幾度も拳で突いた
束ねた髪のU字ピンが
パラパラと土間に散り
襟元は見る間に血で染まった
押し黙った母は拭いもせず
夜になっても
汚れた着物のままだった

原因がなんであったか
その後どうなったか
子どもには知る由もない
絶え間ない喧騒に泡立つ日々は
幾重にも重なって襞に刻まれ
大人になっても
夢の中まで追いかけてきた

まなじりを吊り上げ
支配することに終始する
その人

ただ
ひれ伏すばかり
転げまわって働いて
打っ倒れた母をも
許すことができなかった

しがみつく記憶を
跡形もなく捨てたいと
願い続けていた
はず・・・

未だ奥深く潜んでいる
こびりついた澱を
一枚ずつ剥ぎとるような
理不尽で 不可解な
わたしの「生きる」

今日も
わたしの「生きる」の
詩を書いています
 

斉藤純二 様

 投稿者:草香メール  投稿日:2019年 2月12日(火)08時03分54秒
  おはようございます。2/7 投稿の拙作<骨の説教>の評をありがとうごがいました。
斉藤様に初めて佳作をいただき、大変嬉しく思います。骨には勝てないことがわかりました。
労わりながら、詩作に励みます。次回もよろしくお願い致します。
 

検定試験

 投稿者:耀子メール  投稿日:2019年 2月12日(火)07時41分2秒
  コツコツでもない
サラサラでもない
シャープペンシルが
解答用紙の上を
走っては 止まって
走っては 止まって
心臓もドキン ドキンとして

数十年ぶりで
検定試験を受けた
若い人たちと同じ
試験会場で
シャープペンシルを
走らせていた 私

去年の秋
「文章検定」なるものを
初めて知った
すぐに 二級の検定試験の申し込みをし
アマゾンで問題集を買った

数十年ぶりの検定試験だ
兎に角 検定試験の「傾向と対策」は
勉強しないといかんぞ と己を励ました
試験内容の四分の三は記述式だ
肩を凝らせながら問題集と睨めっこ

気持ちが怯んだこともあったが
検定試験に申し込んだのは自分だ
止めたら自分に負けだよ
検定料も勿体ないよ

試験会場に座り 周りを見渡せば
二十代の若者が九割以上だ
若者たちの机の上には
消しゴム一個とシャープペンシル一本、鉛筆一本だけ
私の机の上には
消しゴム二個とシャープペンシル三本、鉛筆五本も
本当はそんなにいらないよね
慣れない試験に用意万端だっただけ
結局使ったのは
シャープペンシル一本と消しゴム一個だけだった

試験の結果は一ヵ月以上先に判明する
結果は分からないが
試験を受けたことに私は満足している
受かっても受からなくても
今の生活には
何も影響ないのだから
若い人と同じ試験を受けたという
思い出が残るだけかもしれない
それも悪くはないな
 

不眠

 投稿者:suiメール  投稿日:2019年 2月12日(火)02時05分45秒
  夜がくる

黒々とした言葉達が
体を渦巻いて
心を食いちぎっていく

何もできない私は
ひたすらに目を閉じて
耳を塞いで
眠りの海を待つ

夜が去る

暴れまわった言葉達は
もう飽きたと言うように
私を捨てていく

疲れきった私は
体を投げ出し
夜に怯えながら
静かに海に沈む

 

齋藤純二さま

 投稿者:レノン  投稿日:2019年 2月11日(月)23時05分51秒
  齋藤様
「蜜」の評をありがとうございます。ぞくっとして頂けたなんて嬉しい限りです。いろいろと、甘いままでは終わらないですからね(笑)
具体的でなくてもスムーズに読んで頂けたとの事、励みになります!丁寧に読んでくださってありがとうございます。
またよろしくお願い致します。
 

斎藤純二様

 投稿者:糸葉優メール  投稿日:2019年 2月11日(月)22時30分37秒
  はじめまして、糸葉優と申します。以後よろしくお願いします。
「失恋」への感想ありがとうございました
初投稿でしたのでビクビクしていたのですが、優しい口調での感想を下さったので次回もまた投稿したいという気持ちになりました。
その上、他の詩も読んでみたいと言われたのも初めてなので心踊りました。
今回の詩はほとんどが実体験から来る気持ちや仕草で作ったものです。
ですから、気持ちが伝われーという一心で書きました。
今はこの失恋も乗り越えて、新たな恋探し中といったところです。
なので、今までの気持ちやこれから体験する気持ちを詩にしていけたらなと考えています。
これからも恋愛関係の詩ばかりになるかもしれませんが、感想や評価の方お願いします。
 

齋藤純二様

 投稿者:シャネンメール  投稿日:2019年 2月11日(月)22時25分39秒
  「17年」と「辛い」に評いただきありがとうございます。
前者は作り物でないからか作りが甘く、後者は
作り物だからか感情が乗りきらず、どちらも
反省の多いものとなりました。
どちらも個人的には気に入ってるんで時間を置いて
推敲しようと思います。

次の機会も宜しくお願いいたします。
 

斎藤純二さん

 投稿者:伊月あかね  投稿日:2019年 2月11日(月)20時09分13秒
  「花曇り」に評と佳作一歩前を頂きありがとうございます。
アドバイスに加えて、例文まで頂きありがとうございます。
悪影響だなんて、とんでもないです。
例文を拝読して、「なるほどぉ!」と唸ってしまいました笑
説明っぽくならないためにも、言葉にリズムをつけることをぜひ、ぜひ挑戦してみます!
かなりきつめの評価をして頂いているということなので、心を引き締めて参ります。
また機会がありましたらよろしくお願いします。
 

斎藤純二 さま

 投稿者:切り子  投稿日:2019年 2月11日(月)19時41分9秒
編集済
  「音の落とし処について」の評を有難うございました。更に「おばさんのトリセツ」の事を覚えていて下さって感激いたしました。
おばさんになりきって書くことが結構あるのですが、どちらかというと鼻先で笑われて「ハイ おしまい!」でした。
間違いなくおばさんですが、気を抜いて書いている訳ではないので丁寧に読んで頂きとても嬉しく思います。
これからもおばさんの作品に挑戦して参りますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
 

ジェンガ

 投稿者:鈴鳴すずしろ  投稿日:2019年 2月11日(月)19時28分17秒
  駅のトイレに駆け込んで
顔に張り付いた笑顔を剥がす
リズムを刻む右手の小指は
キーボードのDeleteキーを探している

耳に残るクレームの声は
捩じ込んだイヤホンから流れる
エレキギターの咆哮が
掻き消していく

部屋のドアを開け
ベッドにカバンを投擲し
流れるようにスーツを脱ぐ
この間僅か5秒

シャワーを浴びて
ワックスで固めた髪が
しなしなと元に戻るのを見守る
髪の先が鼻に着いたので上がって良し

ビールと昨日の残り物を冷蔵庫から出して開ける
前にカバンから資料を取り出して一応確認
不備なし
我に返る
何故この部屋にこんな不純物が、と危うく破りそうになるが
思い留まりカバンに閉まって
カバンごと投げる

やることリストが
全てチェックで埋まっているのを確認したので
本日の業務は終了となります
ビールの炭酸が弾けて
ガラガラと
何かが崩れる音を聞いた
 

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