投稿者
 メール
  題名
  内容 入力補助画像・ファイル<IMG>タグが利用可能です。(詳細)
    
 URL
[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ] [ 検索 ]


齋藤純二様

 投稿者:シャネンメール  投稿日:2019年 1月12日(土)15時00分6秒
  「泣かすなよ」に評いただきありがとうございます。
実際に同じような気持ちになった出来事があり
そのままを書き記してみました。
それを詩と呼べるのか分かりませんでしたが
投稿してよかったです。
 

ポリシーアンドプライド ポプラの誓い

 投稿者:三澤新太郎  投稿日:2019年 1月12日(土)14時55分9秒
  仙台で被災した陽子はこの歳までずっと独身でいた。遠い日の恋を
今もひきずっているからだ。しかしさすがに今回ばかりは独り身の怖さを知った。深夜に襲いかかってくる余震のみならず、押し込み強盗のたぐいである。たった一人でタンスの下敷きになって圧死状態で発見されたら。
押し込み後応強盗に家財道具一切合切持って行かれて。挙句強姦されて殺された死骸を家族が発見する。
小学校から高校までずっと恋仲だった真斗が大学受験の日に東京であんな死に方をするとは・・・以来、陽子は誰をも拒否して生きてきた。眠れずに過ごしているとベッドの中で携帯が鳴った。浩という名前が表示されるということは小学校の同級生である浩そのものに記憶はないが。なぜか携帯機種変のたびに小学校六年生の同級生の番号だけは継続で残し続けていて。もちろんその中には真斗の番号もあるが。
「陽子?ようこ?」と呼ぶ声にうっすら記憶が蘇った。バカで有名だった浩だ、ああ、あれだ、「う、うん、そうだよ」とだけこたえてみた」そのあとは浩が一気呵成にまくしたててきた、迎えに行くだの結婚しようだの
真斗のことは残念だったけどいつまでもひきづってちゃだめだと。え?泣いてんの浩。友情と愛情を履き違えてるのかなと浩自身も思っていた。自分だって小学校の時から陽子のことが好きで好きでたまらなかったが真斗のために席を空け続けたまま大人になって独身のままだ。津波が襲ってくる映像を見たらいてもたってもいられなくなって、電話してみた。あとはグシュグシュな声でなんて?言ってんのさっぱりわかんない」とりあえず興奮が収まるのを待ってる間マンションがカタカタ揺れたでも声には出さないよう気取られないようにした。怖いってところを見せるのはさすがに私自身のプライドが許さなかった。
 

齋藤 純二 様

 投稿者:矢島  投稿日:2019年 1月12日(土)14時11分58秒
  はじめまして。
1/8 投稿『だれかのもとへ』にご感想いただき、ありがとうございます。
「的を外した」とはとんでもないです。不倫という言葉にハッとしました、表現力・推敲力不足でした。また、改めて読み直すと、「普通」「呪詛」など自分だけでわかった言葉が多かったかなと、やはり反省しました。
また投稿させていただきます。よろしくおねがいします。
 

斎藤純二さん

 投稿者:伊月あかね  投稿日:2019年 1月12日(土)14時11分24秒
  「Q」に評と佳作を頂きありがとうございます。
Qはイルカの鳴き声です!
幼い頃にキュー!キュー!起きろー!とイルカの鳴き声がする”目覚まし”時計を使っていて
その当時の記憶からこの詩の妄想が覚める描写の参考にしました笑
安易な考えで申し訳ないですが
イルカが一つ鳴く=妄想が覚める
という風に捉えて頂ければ幸いです
こういう無茶をできるのも詩の面白いところだと勝手ながら思っています!
今回のQは今まで一番書き直したり、頭を悩ませたりしました。
そういう意味では
正直これが今、自分が持てる最大限の物を書き上げたかなと思いました。もちろんまだまだ満足しているわけではありませんが!!
今の自分よりもっと高く上を目指します。
斎藤さんからの佳作を頂いて大変嬉しいです(鞭入れの辛口コメントを待っていたなんてことは心の隅に置いておきます笑)
また機会がありましたらよろしくお願いします。
 

齋藤 純二 様

 投稿者:中也  投稿日:2019年 1月12日(土)14時00分31秒
  齋藤  純二  様
遅れてしましましたが、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
ところで、最近、年をとって、夜、よく目が覚めます。その時、多分、眠りが浅いのか、夢を覚えています。もったいないので、その夢をタブレット端末に、歌舞伎のト書きのように、メモするのが、日課になりました。
あとで見ると、突飛な文章が面白くて、やみつきです。
一度、詩にしてみたら面白いのではないかと思ってトライしてみました。
ただ夢の世界をト書きした言葉の羅列、齋藤さんもやってみませんか。
今年もお世話になると思います。
何でも書ける齋藤さんのような書き手になれるよう、精進していきます。
末永くお付き合いください。
いつも温かい齋藤さんの批評、本当にありがとうございました。
                 2019年1月12日                   中也
 

齋藤さんへ。

 投稿者:つきみメール  投稿日:2019年 1月12日(土)13時55分59秒
編集済
  初めまして宜しくお願い致します。未熟者ですが精進して参ります。こちらでは組詩を投稿させて頂きます。齋藤純二さん、読解と、とても丁寧に指導して頂けて嬉しいです。ありがとうございます。ただ、金剛石の意味を汲んで頂けなかったのは私の力量不足ですね。精進して参ります。

金剛石の雨は入れ替えと表現を少し変えたのを載せます。評付けの為ではなく、齋藤さんへの感謝として、顕したい気持ちで。発表しようと思いました。お言葉と御指導ありがとうございます。


金剛石の雨「私の冷静さ明るさには見えない」組詩2019/1/10

降り続けて
育つのだから
気にやまないで

滴る何もかもが
通る道になり

直向きに弛まず歩み
道すがら轍を描く為に
必要なの

大丈夫
大丈夫よ
大丈夫なの

頬に熱が伝い
流れて落ちた
なみだ

私は何もできないけれど
この先で出会えるって
信じて歩いてるわ
きっと ずっと
 

1/8(火)~1/10(木)の評と感想です

 投稿者:齋藤純二メール  投稿日:2019年 1月12日(土)13時21分10秒
編集済
  冬の後ろ姿                    ゆきさん                    1/8


ごきげんよう、ゆきさん
春に出会った時の君との関係も冬の風景と共に、冷めてしまったのでしょうか。心の中にはぽっかりと穴があき、その虚無感に襲われている感じがよく出ていますね。

はい、話の流れが前後しているようなので調整した方がいいと思います。少し連を変えてみます。


耳に残るくすぐりたがりの声
少し湿った温かい手のひら

二人でいればそれだけで
楽しくなれる筈だったのに

君を見ていると
乾燥した空気のように
どっちつかずの僕の気持ちも重くなって

空を見上げるよりも
地面を見る事が多くなって
いつの間にか忘れてしまった

何もなかった振りで過ごしている内に
僕の中の君が少しずつ消えて

ぽっかりと空いた心のまま
時計の針が動き続ける


風の匂いに春を感じた頃に
君と出会ったけれど
雪風の中で凍える僕には
春はまだ遠い


六連を一連にもってきて、その下に二連をつなげただけですが、時間軸はよくなっていると思うのですが、どうでしょうか。

春に出会った君はもう「冬の後ろ姿」、題目とってもいいです。すでに想い出となってしまった君の姿なのかな。楽しいはずの恋も冷めてしまう。胸をはずませることがなかったとしても、それでもぽっかりと心に穴が空いてしまう終わり方から、気持ちが伝わってきました。上手でした。今は春を待っているのですね。

作中に冬の風景がもう少し絡んで見えるとよかったな、と思いましたので評価は「佳作一歩前」です。





青い女さん                    1/8


初めまして青い女さん、齋藤と申します。何卒、よろしくお願いします。感想を書かせていただきます。二作ですね。


『とめどなく』

これほどまでに涙がエコだというのは、なんだかほっこりしてしまいますね。なかなか発想豊かな詩人さんが現れたという印象です。
まずは様々な詩作(枠に嵌めない)チャレンジして欲しいですね。こちらの評者のKazu.さんは全天候型詩人、私はノンジャンル詩人、どちらも三浦さんがあだ名をつけてくださったのですが、うーん青い女さんも同じ匂いがするなあ、と思ってしまいました。一緒にしないでください、と言われそうですが……。すみません、脱線しました。

涙は悲しい時だけ流れるのではなく、嬉しい時も流れるし、わけわからず流れることもあるでしょう。人間の感情を物質に変えてしまうのですから、これらを貯めればお風呂になったり、スープになったり、花も咲かせることができる豊かさのエキスかもしれない、と思わせてしまう詩作はとてもいい感じですね。

初回なので感想だけと申しましたが、ひとつだけ詩の流れについて書かせてください。連ごとに表現されている涙の量(大きさ)を考えると、一連はスープ、二連、三連はジョウロかバケツ、四連は湯船、そして海になってしまうくらい大きくなり笑う、のように段々と涙の量が増えていくと、スムーズな流れに読者はもっと楽しくなると思います。また、涙の量を少しづつ減っていくのもいいでしょう。最後は涙が止まり、笑いがでるような感じでも。もしよろしければご一考くださいませ。



『ダストボックス』

最後の一連。「あなたのことなんて / 忘れて」この言葉に読者はそれぞれの気持ちを重ねると思います。私は語り部の心のどこかに忘れたくないという気持ちが潜在しているとこの一連から感じます。……なんて、という言葉を使うと特に。想い出もすべて忘れてしまいたい相手なら詩にも登場しないだろうし、思い出すだけで心がどうにかなってしまいますから書けないかな、と。
わかってないわね、齋藤は女心が、ってことになっているかもしれませんが……

すでに青い女さんのもとから旅立ってしまった詩作なので、あとは読者の自由な解釈というか感受性で色がつけられるのでしょう。そこも詩の面白いところですね。短い詩なので、読者の想像が育てる詩なのかな、と感じました。

またのご投稿をお待ちしております。





おばさんのトリセツ                    切り子さん                    1/8


初めまして切り子さん、齋藤と申します。何卒よろしくお願いします。今回は感想を書かせていただきます。

題目からコミカルな感じでワクワクしました。以前に『○型の自分説明書』という自分の血液型に対しての取り扱いといった本が以前、売れていましたね。私は宣伝しか読みませんでしたけど。切り子さんの書かれた作品の場合、設定が「おばさん」限定というご自身が主人公なっているのでしょうか。しかも日々暮らす中でなかなか上手に生きていけないといった自分の取り扱いに対して、カスタマーセンターへ問い合わせをする。不思議な設定でありながら、すんなりと拝読できます。たいへん詩作への具現化が上手な方だなあ、と感心しました。それにこの自分という商品が自身で問い合わせをしている、っていう妙な世界観ですから、はちゃめちゃな感じになるはずが、頷けてしまう崩れないニュアンス力(りょく)に驚きです。

問い合わせに担当されていたお嬢さんもなかなか解決へと進めることができず、「壊れている可能性があります」という言葉で突き落としてきました。お手上げ状態って感じですね。うまく行きそうで、なかなかうまく行かない。これからの人生をなんとかしようと、トリセツを読んでいろいろ試しているのに、どうにかしてよ……。まだまだ成し遂げたいことが山ほどあるんだから、と。最後は「トリセツ」を解りやすくしてくれ、と注文というかクレームで電話を切ってしまう。

日常でカスタマーセンターへの問い合わせでこのような話の流れ、けっこう有りがちだな、とクスっと笑ってしまいました。修理に出してくれということでしょう。
イライラを募らせ攻撃的になってしまい、言葉を投げ捨てて電話を切る、私もそんなことがあったような、ないような……

そうです、書きたいことが山ほどあります。壊れてなんかいられないですね。すごく同感。

初回で感想と言いながらやはり素晴らしい作品には言葉が出てきてしまいます。長々と失礼いたしました。

楽しませていただきありがとうございました。





ポリシーアンド   プライドオブランドセル                    三澤新太郎さん                   1/8


三澤さん、この度もご投稿をありがとうございます。今回の作品は前回からの続編となっていますね。まだまだ続きそうなストーリーのようなのでちょっと感想を書かせていただきます。

前作では震災が起き、荒れ果て命も奪われる悲惨な現状でドックがバールでキャッシュディスペンサーを破壊し、現金を抜き取るといったただならる話になっている。それでいいのか、ドック。なんて思いましたね。無法地帯、生きるには……。さてさて、それからどうなる。
そして、今回の作品ではコンビニストアのトラックからパンを持ってきて、庭で暖を囲む。寒い中、炊き出しのボランティアを持っているようだですね。

今のところ、これから何か起きるぞ、で終わっている。まだメッセージもわからない、続きを待つしかないです。しかし、次に投稿されている時には、評者が話を追えてなく……の恐れありかも。。。





だれかのもとへ                    矢島さん                    1/8


初めまして、矢島さん。齋藤と申します、よろしくお願いします。今回は感想を書かせていただきます。

午前十時の陽射し、休日なら気持ちよい気分でしょう。そして、さすがにこれ以上眠れない、と思いながら微睡んでしまう感じ、私も好きですね。
そして、夢を見ているのでしょう。うーん、私は不倫をしている夢として拝読しました。夢の設定が具体的な表現がないので、読者が設定を想像して拝読する作品ですね。これも詩の面白いところ。

相手の普通の幸せを奪いとってしまうとしても、あなたの笑う横顔をみて、自分も笑っていたい、と。最終連にある「普通の幸せに申し訳ない」というのは、自分の幸せなのか、夢の中のあなたの幸せなのか、うーん、どっちだろう………

題目は「だれかのもとへ」と。あれっ、誰かって、あなたじゃないの、んんっ、それでもあなたかもしれない?  いったい誰なんだーい、と呟く私でした。

そして、「あなたと越えたい天城越え」といった感じで、私はこちらの作品を読み切りました。不倫で設定してしまったので……

ちょっと難しい作品だったので、的を外した感想になってしまいました。矢島さんのほかの作品を拝読しまして、書ける方なのはわかっていますので、これに懲りずまたご投稿してください。お待ちしてます。





@すみっこさん                   1/8


ごきげんよう、@すみっこさん。今回は二作のご投稿をありがとうございました。


『太陽が離れても』

一作目。

地平線から姿を隠して
太陽は離れていく
オレンジ色はやがて暗くなり
寒さが増していく

一連。最近は、日が沈むとすぐにこんな感じで冷え込みがハンパないですね。マフラーがあれば大丈夫、その気持ちよくわかりますね。完全防御ですね。私の場合、毛糸の帽子を深く被り、マスクをして、手袋をして、ホカロンを背中と肩にします。年々、寒さが身にしみますね。

ほらほら、冬の夜だっていいでしょう。星座もきれいだし、飛行機の航空灯だってキラキラ輝いて、そんな帰り道を楽しもうとする雰囲気がとっても伝わってきます。
冬の夜、私は新鮮な感じの空気の匂いが好きです。空気が澄んでいる冬の夜、街で響く音もいいですね。


街灯は温かい色で
私を変わらずに見届けてくれる
今日は静かな夜道を歩こう
寒さに少しだけ俯いた


最終連では街灯の温かな色が帰り道を見届けてくれる。やさしい感じで、ちょっぴり寒さに俯きながらという終わり方もいいと思います。ただ、三行目の「今日は静かな夜道を歩こう」は、ない方がいいですかね。煌めく光を満喫しながらの帰宅なので、「静かな」という言葉が少し浮いている気がします。「今日」は「今夜」「今晩」などがいいと思います。

我が家に近づくと
寒さに少しだけ俯いた
街灯は温かい色で
今夜も私を見届けている

みたいな感じではどうでしょう。

「太陽の離れた冬の夜」情景が上手に表現され、メッセージが素直に伝わってくる作品でした。
若干、気持ちのノリが弱い表現で綴られているかなと思いましたので評価は「佳作一歩前」です。



『女の子からの別れ』

二作目。
「女の子からの別れ」何があったのだろう、と作品に誘われますね。そして、恋のお話し。それも好きなのに会うこともできない、話すこともできないジレンマのモヤモヤに苛まれている。 相手があってのことだから自分の思い通りにいかない。恋を成就させるには、努力というか我慢やどっちに転がってもいいや、という積極的な行動も必要なのでしょう。とても恋をしている時の自答を伝わるように表現されているので、いつかどこかでの自分の体験と重ね読者は拝読されると思います。

誘っても会えない日々が続く、と。この電話を待っている時間、なんともいえない感じがよく出ていますね。そして、電話が鳴ると「なんだ、〇〇か」と友だちからかかってきて、「なんだとは失礼だな、さては大事なひとの電話を待っていた?」みたいなことありますよね。ああ、すみません、脱線で。そして作品の終盤では、この状況に耐えれなくなりあなたをあきらめひと月が経つ。

待ち続けるなんてもうしないから

そう着地しています。
で、ここで彼から何らかの誘いの電話が来たらどうなるのだろう、と想像を膨らませても拝読しましたよ。さて、女の子から卒業できるのかな。

悩んだ末の答えへの決定打的事由が欲しかったかな、とは思いました。今の状況を変えたい理由とかですかね。恋する気持ちに疲れたとか、恋心を冷まして楽になりたかったとか、もう相手の気持ちがわってしまっているとか、自分の夢を追うことにシフトしたくなったとか……。話の流れから見切りのつけ方がいきなり思えたので。

恋の詩を上手に書けるゆきさんを尊敬しますね。恋の経験が少ない私には苦手です。また、切ない、成就した詩など拝読させてくださいね。楽しみのお待ちしています。

評価は「佳作」です。





Q                     伊月あかね                    1/8


ごきげんよう、伊月さん
一読、こちらの作品はたぶん情景が暗いが素敵な世界だろう、と。再読してみますとひとつひとつの表現が精緻に描かれていて惹き込まれますね。噛めば噛むほど味が鮮明にわかってくるようで、程よい隠し味が効いています(隠してはいないと思いますが)。ガラスに着いた水滴に小さな月明かりで世界が写り、そして風に吹き飛ばされる、ここ情景が目に浮かんで一瞬、切ない気分になったりして読者が伊月さんの世界を満喫する絵(言葉)に夜の潤う時間を過ごすことができます。雨の音と伊月さんの言葉が静かな水槽(部屋)に共鳴し、読者もそこにいるような気分ではないでしょうか。丁寧に書き上げた成果が出ています。

中盤の連から妄想の世界が本格化し出し、リアルな日々から願望を交え窓から見える夜の黒い海で微睡む。いい感じですね。
列車に蹴りを入れる、笑える、このくだりでちょっと妄想が覚めた感がありました。個人的にはこの二行がない方がいいかな、と思います。たぶん、日々の暮らしにある何かからの妄想というのは、最初から想像がつくので、この詩の流れからすると……

そして、最後にイルカが鳴く(求めた言葉に反応が)。題目の「Q」はイルカの鳴き声かなと思ったのですが、違うかな。「Q」窓のsquareのqではないだろうし、クエッションではないし。最後で黒い海にいるイルカが自分の方を除き「Q」と、突然イルカですが、これありですね。丸く曇ったガラスも情景が浮かびいいなあ、と。

(降りたく
   なかった)

ここがまだ私が気持ちを読みとれていないので、じっくりと楽しみながらもう少し拝読させてもらいます。

言葉からの映像化され具合がハンパない作品でした。
「佳作」です。





銀座のアンビバレント                   りょうさん                    1/8


初めましてりょうさん。齋藤と申します、よろしくお願いします。今回は感想を書かせてもらいます。

好きな貴方が銀座の街に奪われた? 貴方のことが好きだから、憎しみの矛先を銀座へ集中投下をする。もうそれぐらいで、まあまあ落ち着いて、と声を掛けてしまいそうになるくらい。それくらい好きなひとのことが書かれているのでしょう。銀座を敵に回してでもいいの、私は言ってやるの、郊外には貴方との大切な想い出があり、それを銀座で汚されたくないわ、もう気が治まらないっ、と。

そして、貴方への小言は「いつから貴方は、あんな濁った不味いお酒を掲げる様になったのかしら。」と軽めの皮肉っぽく。そこに吐き出した言葉と相反する思いが潜んでいますかね。「貴方を生んだ街なのだから、大好きだけど、大嫌い」とのお茶目な着地に読者はほっとしたことでしょう。

銀座へのコンプレックスと嫉妬みたいなものも垣間見られた気がしました。近く『飛んで埼玉』という映画が放映されるようですが、東京へ行くのに埼玉県民は手形が必要で、東京からは虐げられているというのだから、埼玉県民の私はそんな映画、絶対見ないぞ! と言いたいところですが、なんか面白そうだな、と。こちらの作品を拝読しまして、こちらの映画にりょうさんがドンピシャでハマるかもと勝手に思いました。ああ、余計なことを言ってしまいました。スルーしてください。

題目にセンスが感じられ、気持ちを伝えるための表現力、詩作の力量ある方だと確信しますね。またのご投稿を楽しみにお待ちしています。





緑色の目                    レノンさん                    1/8


ごきげんよう、レノンさん
今回の作品も私にとっては難しいですね。前回は御作『雨』をインナーチャイルドの詩だど記載し、恋人のいる部屋を出たという作品だと聞いて、あれれやってしまったという感じになり、うーん今回もなかなかキテますね。正直、解りませんでした。力不足ですみません。

嫌いじゃないんです
私の世界の端っこを
ただ歩くだけのひとでした

とても魅惑で意味有りげな連ですね。自分の世界の端っこを歩いているというのに卑屈な感じがしない不思議な言葉できれいですね。ただ解釈が違うと、ここに出てくるひととは、誰でどのような人間なのだろうかとなってしまいます。「私」「ひと」「あなた」の人物もすべて自分なのだろうか。……だろうか、ばかり言ってしまいますが、自分に対するという意味で対人恐怖、見つめないでください、笑わないでください、となると……。

あなたを嫌いになれないで
そのひとを嫌いになりそうで

この連は、私 → あなた、嫌いになれない。
私→そのひと、嫌いになりそう。そのひととは端っこを歩くひと?

………。ということで、やはり読み切れませんでした。すみません。もう少しこちらの作品も読み込んでみます。

私の不完全なる評(いつものことですが)に懲りず次なるご投稿作品にまたチャレンジさせてくださいね。

今度はきっと!

評は保留とします。





スマホばっかりいじって                   キャベツさん                   1/8


お久しぶりです、キャベツさん。
初めてですね、こんなストレートで抽象もなく正直なキャベツさんの詩を拝読するのは。それでいてキャベツ色はきちんと出ているのですから、さすがです。ひとは表現をする時にやはり自分を美化したり、悲観したりして心根にあるモノを歪ませてしまいます。こちらそこのご自身への透過純度は限りなく高いと思います。ほんとうに正直に表現できる日々の思考があることは素晴らしいですね。私はそれができずに集中力で飾ろう、補おうとしますのでブレブレです。羨ましい。

最終連の冷めた場面が現在のキャベツさんの現状なのでしょう。そうけっきょく、………なんだよなあ、共感というか私もそうだよ、と思う方は多いのではないでしょうか。すべてのひとが目標に向かって突っ走っているわけでないですから。でも、時として走りたくなって走るのもいいかもしれませんよ。

「わたしはこの世界が / けっこうすきだから」ほっこりです。

評価は「佳作」です。





果実                    あさぎさん                    1/8


ごきげんよう、あさぎさん

こちらの詩作「果実」は感動を超えました。はい、あまりにも素晴らしい作品に出あうと雑念のない静かなところへ導き出され、心は浮かずにしんみりと詩が自身へ素直に入ってきます。読後も静かです。そして、身になります。こちらの作品について私が語る資格などありませんね。すでにあさぎさんの完成形の詩作ではないでしょうか。この詩が持つ自我のスタートラインからこれからあさぎさんが進み、詩を書かれるのだろうと感じました。

今、一番言いたいことは、『果実』をありがとうございました。

「佳作」





脱帽                      草香さん                    1/9


ごきげんよう、草香さん。前回は中国のお店での出来事、今回は上海での雑技団を楽しまれた内容になっていますね。旅行して心に残った想い出たちを詩にするって、とっても有意義な時間だろうなあ、と思います。

人間離れしたエンターテイメントな雑技の迫力やレベルの高いアトラクションに驚く劇場の雰囲気が伝わってきます。インターネットで上海雑技団の様子を写真で見たのですが、とてもとても同じ人間ができる技とは思えない感じですね。歴史と伝統のなせる技なのでしょう。これを劇場で実際に観ますとドキドキ、ハラハラ度が凄いことになりそうですね。作中にもありますように手に汗は出るだろうし、帽子も飛んでしまうのがわかるような気がします。題目の「脱帽」の言葉も雑技での素晴らしさに脱帽って感じで、上手く表現されました。

こちらの作品を詩としてみますと雑技団の雑技の説明からもうひとつ、素晴らしいかったこと以外に何かメッセージがあるとよかったのではないかと思いました。……と思った、……と考えさせられるといった、草香さんなりの独自の雑技を見る視点が欲しいかな、と。
評価は「佳作一歩前」となります。





はぐるま                    なおきちさん                    1/9


初めまして、なおきちさん。齋藤と申します、よろしくお願いします。今回は初回ということで、作品に対する感想を書かせていただきます。

自分らしく生きたいと学生の頃は思っていたが、社会に出るとこれでは歯車のひとつで、ヘトヘトになって働くだけじゃないか、と思うことが誰しも少なからずあるのではないでしょうか。そして生きるとはどのようなことか、といったテーマとなっています。哲学ですね。
チャップリン映画「モダンタイム」を思い浮かべ、ひとが器械の一部になってしまうような場面と重ねながら、なおきちさんの詩を拝読していました。
自分らしく生きる、そして生きるとはどういうことなのかと自問しいる様子が伝わってきます。私らしく生きたい、役に立ちたい、だけど生きることは宇宙の歯車であり続けることなのだろうか、と自分が感情のないモノのように生き続けることかな、と着地しています。でもこの先、自分の存在価値への問答はきっと続くのでしょう。
チャップリンの映画ではエンディングに「スマイル」の曲が流れてきますね。自分がどんな状況にあっても、ひと時の微笑みやユーモアに救われるのかもしれませんね。
どう生きる。ひとはそのテーマを思考し続ける存在であるのでしょう。悔いのないように生きなくては、そうなおきちさんの作品を拝読しながら思うのでした。

ああ、ひとつ。シャネンさんのところでも書いたのですが、題目が「はぐるま」とひらがな、詩の中では「歯車」と漢字になっています。統一された方がいいでしょう。これっ、もしかして流行かもしれませんが。

素直にご自身を見つめて作品を書かれていますね。このテーマで数年後に詩を書かれたら題目は「はぐるま」ではなく、きっと変わっているかもしれません。そんななおきちさんの作品も拝読したいな、と。

いろんな詩を書いてくださいね。楽しみにお待ちしております。





なかすなよ                    シャネンさん                    1/9


ごきげんよう、シャネンさん
ああ、いい詩ですね。とってもいい詩ですね。「佳作」です。

題目を見た時になぜかダチョウ倶楽部の「押すなよ!」コントを思い出してしまいました。そして一読しますと、手を差し伸べてくれたひとたちへの感謝に対する涙とわかると、なんだよ俺を泣かすなよ、と言いつつ泣かせて欲しい気持ちもちらりと見え隠れしているように感じました。そんな時は泣いてください、涙は悲し時だけの感情ではないですよね、ありがとうと叫んで泣いてください。私も泣きたいなあ。
うおっーーーーー! たらりん、たらりん。

詩の構成はきちんとされていい感じですね。
ただで出しに「今、頬を流れた涙は…… / いったいこれは……」みたいな前奏があると一連、二連、三連が単独なバラけた感じが解消されるのではと思います。それと題目は「なかすなよ」とひらがなで、詩の中では「泣く」と漢字を使っていますので、統一した方がいいでしょう。でも、最近はこのような書き方をされる方がちらほらといますので、もしかして題名はひらがな、流行? とかあるのかな、なんて思ったり。ご一考ください。

私がシャネンさんの作品を評させていただいた中で、ダントツに好きな作品ですね。幅広い詩を書ける詩書きさんなのですね。どんどん書いちゃったください。楽しみにお待ちしております。

《後から追記しました》
題目、修正されていましたね。
その方がいいと思います。





沈黙(しかし叫び、泣き、嘲る)                      たりや   あいひ さん                    1/9


ごきげんよう、たりやさん

う~ん、ご機嫌という感じではないようですね。まずは深呼吸をしてみましょうか。ふぅ~~、と。

自分の存在を考えた時、ひとの目、言葉、態度が否が応でも刺さってくることがあると思います。「そんなの気にすんなよ」では全くいい方向で精神が落ち着くことはないでしょう。身体の痛み、病気、精神の痛み、病気は同じ症状が出ている他者でもその苦しみは自分だけのもので、励ましあえるかもしれませんが、リアルな苦しみはやはりなぜ自分が、という逃げれない器に収まっていると思います。
先日、画家のムンク展へ。あの有名な「叫び」も展示されていました。わたしはあの絵の人物が頬に手をやり叫んでいるのだと思っていました。しかし、あれは耳を押さえて他者、自分の声を遮るための動作だということを知りました。それでも聴こえてくるのでしょう、声が、叫びが。
たりあさんの詩にもあるようにひとの声のような自分の声のような、精神を弄ぶ悪魔のような奇声が聞こえるのかもしれません。たぶんムンクもかなり苦しんでいたと察することができます。たりやさんもそうでしょう。
ムンクは言っています。「僕らにできることは、小さな不幸を滑稽だと思い、大きな不幸を笑い飛ばすことだ」と。そう簡単にこのような境地には立てないと思いますが、芸術力の根源はここから発するエネルギーではないかと、生きる柔軟が救ってくれると思うんですよ。

「お前の生き方が いちばん気持ち悪いよ」

「ああ、その言葉が私の芸術への励ましになるよ」

強くなんて言いません、頑張れなんて言いません、どうか笑って吹き飛ばして欲しいと私はこちらの作品を拝読しまして強く願うわけであります。

評はつけれません。





つきみさん                    1/10


初めまして、つきみさん。齋藤と申します、何卒よろしくお願いします。私にとって初回ということで感想を書かせていただきますね。今回は二作のご投稿をありがとうございます。


『泡沫「私の冷静さ明るさには見えない」組詩2019/1/10 』

亡き母と子ども頃のしょぼん玉やガラス細工との想い出を通し、自分を見つめているのでしょう。具体的な家庭環境はわかりませんが、父の影響で母と自分が不幸であったと感じ、どうしようもなくシャボン玉やガラスの破片に語りかけています。その不安定な気持ちの描写が上手に描かれています。詩は心の拠りどころであったり、その作品を拝読する読者の共感であったり、貫入の入った器を大事に維持してくれる文学、芸術だとつきみさんの作品からさらに思うのです。

そして、母とはもう会えない。たったひとつの救いだった母よ、私はどうすればいいの、と聞こえてくるような作品の終わり方、こちらの詩作されている時間において少しでも癒された心があったのなら、と思いたいですね。在り来たりの言葉になってしまいますが、心の中で生き続けている、と。

題目、素敵というかカッコいいです。
見ようとしていることは伝わってきました。壊れたモノ、母を抱きしめたかったやさしさも伝わってきましたよ。

とても表現の上手なつきみさん、いろんな詩をこれからも拝読させてくださいね(次回からはもう少し踏み込んで書かせていただきます)。



『金剛石の雨「私の冷静さ明るさには見えない」組詩2019/1/10』

おっと、つきみさんの二作目ですね。
「私の冷静さ明るさには見えない」の組詩パート2。「降り続けて育つ」といきなり読者を惹きつけますね。そして滴るすべてのものが道なると。涙もそのひとつとであると。涙が道をつくる。それはきっと前向きに進むための道なんだと思わせてくれます。大丈夫、心配しないで、と。伝えようメッセージ、いいですね。

直向きに弛まず歩いて行けば、轍ができ私の後ろに道ができるということを言っているのかな、と思いました。信じて歩いて、と。
野球選手だったジャイアンの桑田選手は、怪我で二軍のグランドで調整中にずっと走っていたそうです。そして、芝には道ができたという努力の証がそこに見られたということです。復帰してまた投げるために信じて、走ったのでしょう。このような不屈の精神が一流なのでしょう。つきみさんの作品にもある「信じて」が大事ということですね。

題目は「金剛石の雨」ということで、輝かしい雨をうたっていますが、個人的には道に関わる言葉の方がしっくりいくのかな、と思いました。また、最終連では「待っているわ / ずっとここで」と着地をされていますが、雨が降り、道を歩き、流れや動きが続いているイメージだったのが、ここで急ブレーキを掛けられた(動きが止められたような)感じが引っかかりましたね。ここ、流れを止めないほうがいいのかな。

それと、ですよ、…よ、の使い方が連続してちょっと諄く感じられますかね。

(初連)

降り続けて
育つのだから
気にやまないで

ぐらいでいいのかな、と
この連だけ「ですます調」になっていましたので修正と一行を切ってみました。ああ、二連の二行目もですます調でした。

滴る何もかもが
通る道になり

って、ところですかね。
もう少しこちらの作品は磨けると思います。メッセージと構成がとっても素晴らしいのでもっと輝くことは間違いないです。チャレンジしてみてください!





昨夜の夢のト書き~Last night’s dream to write~                    中也さん                   1/10


ごきげんよう、中也さん

昨夜に見た夢をもとに詩作へ繋げたようですね。しかし、この夢を中也さんが見たのなら、素直に思考する力をとっても持っているんだと感心しました。
授業の内容が出てくる夢は、勉強に興味がなかった私には夢に出てこないですね。中也さんは、学生時代には不良グループと関わりながら、こっそりポケットに単語帳を潜めていたこと聞いたことがあるので、学問が好きなんですね。たぶん哲学とかも好きそうなので、それらは中也さんの詩の表現に活かされていると思います。研究され尽くした学術は、科学的にも説得力がありますからね。

夢は年齢とともにストーリーをある程度、自身を追い詰めない構成ができるのではないかと最近、思います。子ども頃は、わけわからず怖いモノに追いかけられ、「助けて!」といった夢をよく見ますが、大人になれば精神状態が落ち着いていれば、現実に問題を対処してきた経験や開き直りのような図太さが、落ち着いた対処する夢にするのでは、と。でも、彼女が車の燃料を入れてというが、電気自動車の場合どうすればいいのか、と困ってしまうけれど。
それでもこの彼女との雰囲気がまんざらでもない感じで、しかも片想いの彼女と時間を共有しているというプレゼントのような夢ですね。

充分に楽しませていただいた夢の詩でした。夢は抑圧されていた願望を幻覚的に充足する睡眠を保護する精神の機能とフロイトが言っていますので、キュウリを一緒に洗う彼女は中也さんの精神を満たしてくれたことでしょう。

評価は夢の話しなので、夢のままで。





。。。。。。つぶやく。。。。。。

今回はたくさんのご投稿があり大変うれしいことです。書くことは好きなので、このような評をだす機会を与えられていること、自身の勉強にもなり有り難き幸せです。みなさんの素晴らしい作品に出会うことができ、ありがとうございました。


意見

ひとに意見を言うのは難しい
自分の伝えたいことと
伝わることが違ったりする
どれだけひとを理解しているか
どれだけ自分を理解しているか
ひとと自分がいれば社会ができる
お互いの気持ちを
わかり合える社会がいい
ひとのために自分のために
勘違いされ勘違いしながらも
意見を言い続ける



挨拶が遅くなりましたが
みなさん、今年もよろしくお願いします

https://mobile.twitter.com/mydear2000s

 

走馬灯

 投稿者:  投稿日:2019年 1月12日(土)12時00分20秒
  駆け巡る影が神経をたどって脳裏に映る
時が一気に重くなって世界と分離する
僕はどこだ
僕と世界の境界はどこだ
考えるまもなく映画は流れる
忘れられないものから
とっくに忘れてしまったものまで
残酷だなと呟いたのかもしれない
あんなこと今思い出させるなんて

僕が見た景色
空っぽな背景だけが映される
何度も何度も回って
やり直せと言わんばかりの灯火
その灯りが激しくなるほど
闇に溺れていった

死にたがりの僕は
言葉に埋もれて窒息することを夢見た
悲劇を好んだくせに
悲劇のヒーローになることを望んだくせに
ありもしないハッピーエンドを約束した
クライマックスはすぐそこだ

何度も繰り返されるルートから飛び降りる
見たこともない景色が広がる
気持ちがいい風を全身に感じながら
空の真っ逆さまを行く
どの景色よりも暗く
どの景色よりも魅力的だった
今この瞬間初めて
僕は僕になった

エンドロールには
僕の名前など当然あるはずもなく
かかれている得体のしれない神の名前なんて
僕なんかが知るよしもなかった

ずっと回り続けていた灯籠はゆったりと止まり
もう影も映らない

 

我が人生

 投稿者:時雨日メール  投稿日:2019年 1月12日(土)11時34分55秒
  暗い暗い階下を
覗き込んだような
そんな不安だった

長い長い廊下を
歩いているような
そんな不安だった

今日が明日になることなんて
ずっとずっと
ないのだ

真っ黒いキャンバスに
鉛筆でかりかり
歌を書いている私は

きっときっと
明日を見られない

陽に当たると
灼けるから

私の深い深い
不安は
きっと灼かれはしないけれど
私は耐えられないのだ

傷つくことに
とてもではないけれど
耐えられそうにないんだ

だからだろう
ずっとずっと
死んでいる
 

椿

 投稿者:中也  投稿日:2019年 1月12日(土)02時33分48秒
  満開の椿
一雨ごとに
花びらが
ひらひらと
散っては落ちて
落ちては散って

それは
まるで
撓わに実った果実の
誰にも見初められず
ひっそりと
朽ちていく姿にも似て

手を添えて
落ちていく花片を
手の平でそっと
包み込んであげたい

地面に落ちた花びらは
やがて
降り止まない雨と
染みこみ
土に帰る

椿の最期を
僕は見ている
侘しさと
切なさと
哀しみが
心に染みる

やがて訪れる
物事の終わりを
生命(いのち)の儚さを

来年も
再来年も
きっと椿は
満開の花を咲かすことだろう

僕はまた
何を想うのだろう
そして
僕は
何時まで
見ることができるのだろう
 

/1421