<思いやりのあるコミュニティ宣言>
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翳りゆく部屋

 投稿者:北川 聖メール  投稿日:2021年 9月17日(金)17時44分32秒
  心地よい音楽が私の心を癒してくれる

もう私の生きる意味はないのかもしれない

周りでは多くの人たちが意味ありげな活動をしている

皆んな真剣でありその行動に一点の曇りもない

私は窓辺で風に吹かれながら過ぎ去った思い出を振り返る

お前はよくやったよと過去の仲間たちが話しかける

私は生き過ぎてしまったねと彼らに話す

でももう行くさ そちらの世界に 熱いものがこみ上げてくる

やるべきことをやった 思い残すことはないと風がこたえてくれる

老人は過ぎ去った昔を思い出す

消えゆく命を自覚している

老人はよろめきながら紅茶を淹れる

再び生命の残り火が燃える

熱い涙が滲む

椅子に腰掛け

夕日を浴びている

様々な過去が浮かぶ

時折微睡みながら

過去と現在 夢と現実を

行き来している

ただ微笑みただ涙する

時折りそよ風が吹いて

心をハッとさせる

まだ人生は残っている

そう気づかせてくれる

部屋はもう翳っている
 

茅ヶ崎の海とヨット

 投稿者:北川 聖メール  投稿日:2021年 9月17日(金)17時39分46秒
  青い空と太陽と海が輝き

爽やかな風が吹いてくる

でも僕はこの景色からいなくなるんだね

茅ヶ崎に生まれ手製のヨットを作って遊んだ

少年の頃、学校から帰るとずっと海へ直行だった

青年になって彼女と乗った白いヨットが忘れられない

でも今ひとり海岸をゆっくりと歩き、長くない命を考える
 

遠足の日の出来事

 投稿者:高山京子  投稿日:2021年 9月17日(金)13時37分32秒
  遠足の日
一緒にお弁当を
食べてくれる子が
誰もいなくて

でも
誰の目から見ても
明らかに
ひとりぼっちなのは
耐えられなくて

だから
少しだけ離れて
でも見る人によっては
同じグループで
食べているような
そういう絶妙な場所に
ビニールシートを敷いた

まずは成功
次に
ドキドキしながら
そっとお弁当を開いた

箸が入っていなかった

胸がボクンと鳴った
血が冷たくなった
瞼は熱くなった

でも
お母さんを責める気持ちには
なれなかった
お母さんの悲しむ顔は
見たくない

今日のことは
全部黙っていよう

誰も自分のことなんか
見ていないのに
蓋で隠しながら
大急ぎ
手づかみで
お弁当を食べた

味なんてわからなかった

この遠足で
どこに行ったのかは
全然覚えていない
今となっては
どうでもいいことだ

ただ
この日の出来事だけは
胸に畳まれていて
たまに広げると
苦しくなる
子どもの頃のまま
いつまでも
 

ブラック・バード

 投稿者:妻咲邦香メール  投稿日:2021年 9月17日(金)13時32分58秒
  「朝だね」
「朝だね」

今日は僕がコーヒーを用意する番
少し濃い目に淹れてみたけど
いつもミルクで薄めてた君が
ストレートで飲んだ

あそこの二人
何喋ってんだろうね
「少し寒いね」
「少し寒いね」

冷蔵庫に残った野菜が
今夜はどんな姿に変わるのか
君が腕を奮えばどんな料理も素敵に変わる

「今日は何処に行こうか?」
「今日は何処に行こうか?」
あそこの二人
仲がいいんだね

美味しいチョコレートを買いたかったんだ
輸入雑貨のお店が新しく出来たから
お昼までに仕事を片付けて
雨も降らなそうだし

あそこの二人
ずっと動かないね
仲がいいのかな?
仲がいいんだね

香りのしなくなったポプリを詰め替えて
君は壁のカレンダーを眺めてる
嵐を知らせる黒い羽根が
渦巻く雲の下、身を寄せ合う
ありきたりのひとつになろうとして

「ねえ、どうして今日はお喋りなの?」
「さあ、どうしてかな?」


 

 投稿者:キングウルフ  投稿日:2021年 9月17日(金)11時37分44秒
  ふと空を見上げてみる
ふと思い出に  よいしれてみる
ふと思い出を  だきしめたくなる
思い立って 行動してみると
僕が 見てた世界が
いかに 狭いかと考える
飛びだしてみよう
ココロの奥に しまっていた
本当の 自分が
うずきだした
もう一回
はばたいてみよう
 

ちいさい秋

 投稿者:エイジメール  投稿日:2021年 9月17日(金)02時21分19秒
  ある晩夏の夕暮れ
僕はベランダのドアから
外を眺めていた

今日は一日
すっかり疲れてしまった
ベランダに出で黄昏れる

今日は透析は早く終わったけど
月曜よりも疲れたな
もう歩いて帰るのは辛いな
今度からタクシーにしようか
などととりとめのない事柄を
ひとり考えていた

僕はポケットから
ハーモニカを取り出した

夕暮れのベランダで
陽があまりに煌々と
だいだい色に
照り映えているのが美しい

そこで思わずハーモニカを吹くと
一節のメロディが出てきた
童謡「※ちいさい秋みつけた」だった


※作詞/サトウハチロー
 作曲/中田喜直
 

台風接近ご注意!

 投稿者:島 秀生メール  投稿日:2021年 9月17日(金)01時18分7秒
編集済
  金曜から土曜にかけて、
西日本から東日本の広範囲が強風圏となります。

中心気圧は低く見えるんですが、元々の「猛烈な台風」時代の強風圏をそのまま維持してる台風なので、強風の範囲が異常に広く、しかも速度が遅いので、長時間に渡って雨風を食らいます。皆さん、中心気圧にだまされず、ご注意下さい。

また台風コースではありませんが、土曜は東北の方でも雨量が凄いですから、そちらでも雨量には注意して下さい。

 

 投稿者:麻月更紗  投稿日:2021年 9月16日(木)21時33分23秒
  いい夢みてね

眠る前に子供がいつも私に言う
いい夢みてね
私もそう返す

子ども部屋の電気を消すと
私だけの時間が始まる
食器を洗い
お風呂に入り
洗濯物を干す

いい夢ってなんだろう
たまにみる私の夢は
いつもひとりで
どこかへ旅に出たり
友達と楽しくお酒を飲んでいたり
一生懸命、働いていたり
家族は出てこない

いい夢みてね
子供はかわいい
でも、私は
夢の中の自分が好きだ
 

雨の心

 投稿者:れもりあっと  投稿日:2021年 9月16日(木)13時43分44秒
  食事が
終わり
外は雨

背後の
網戸の
先に
雨の静けさに似た
激しさを 感じる

僕は滝に打たれているんだ
滝に打たれているわけじゃなくても
その鼓動を聴く

滝に打たれている人の感覚
思い出すように 想像する

きっと
水と一体になれる
感覚なんだろうな

家の中にて
背後に滝を
雨を感じる

不思議だな

滝に打たれているわけじゃなくても
滝に打たれているような
雨の鼓動


体で感じているのではなく
心で感じ 取っているかも

雨の声
世界の声が
聴けたような

網戸を開けて
手を伸ばした
心の奥の
先の方で
 

僕らは

 投稿者:秋冬  投稿日:2021年 9月16日(木)08時13分25秒
  音が
消えたら
僕らは

色が
消えても
僕らは

きっと
また
何かを
探し出す

きっと
消えない
何かが
在るはず

聞こえなくても
見えなくても
近くにいるから

笑っているのか
怒っているのか
泣いているのか
あるいは
心で泣いているのか

きっと
僕らは
通じ合う

いくつもの壁
幾筋もの光
時には穴

何度となく
やり直し
生きて
生きて
強くなった

僕らは
違う命だけど
溶け合うことだって
できるのだから
 

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