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日本猿

 投稿者:小林大鬼  投稿日:2018年 9月11日(火)02時09分15秒
編集済
  あの日からだ
吠えるようになったのは

上が変わるだけで
何も変わらない

狭っ苦しい猿山で
自分達の偉大さを叫び
仲間達が手を叩き声を上げる

猿山だけに谺して空しく響く

猿山しか知らず
世界を見ない群れよ

取り残された猿山を
人々が眺めては
物珍しそうに
笑っている
 

島 秀生様

 投稿者:東野しづか  投稿日:2018年 9月10日(月)23時21分35秒
  私の拙い詩を読んでくださり有難うございました。
丁寧なアドバイスをくださったのですぐに書き直しました。

違和感があるところがやはり指摘されたので自分で書けるように頑張ります。
 

島秀生様

 投稿者:夏生  投稿日:2018年 9月10日(月)15時44分49秒
  今回は投稿した際のこちらの不手際で大変ご迷惑をおかけ致しましたことを、お詫び申し上げます。

今後、このようなことがないよう、気をつけます。


拙作「言葉も時間も消えて」に秀作一歩手前との評をくださり、ありがとうございます。
何を焦ってしまったか、自分のよくないところが出てしまいました。猛省です。
今回のことをこれからの戒めとして、精進致します。
 

死を美徳と感じるなら

 投稿者:伊月あかね  投稿日:2018年 9月10日(月)13時40分20秒
  思い出を結び直すように
苦い風をあびた、まだ春がうつくしかった頃
私の知らない風があると思っていた
窒息するほどの愛がほしかっただけなのに
ほこりが踊る本をなぞると思い出す春
今では死んでしまった春
心の奥底で叫ぶ春
落ちてしまうのは私
もう戻れないと囁く冬
結ぶための手を失った命
錆びてしまったのは心
一羽の鳥が叩き落とされたのを見た
残酷でありながらも
美しく散るその姿に
安堵を覚えた
命が絶えるその瞬間こそ
本当にうつくしかったから
桜が散る春の終わりこそ
本当にうつくしかったから
 

僕は負けた

 投稿者:輝 瑠美メール  投稿日:2018年 9月10日(月)12時03分50秒
編集済
  僕は負けた
認めたくはなかったけど
認めざるをえない
あっさり負けた
これが性分ってやつなんだ
自ら負けを欲する

分からない
何も思いつかない
何もない
からっぽの空洞に
食べ物を無理矢理詰めこまれる
僕は負けた
さっき負けた
こらからも負け続ける
僕との約束
僕は負ける

はっきり知った
それを実行するよ
僕は負けた
僕は賭けた
負ける
腐った魚の目に宿る
かすかな尊厳

はっきり分かる
僕は負ける
今から負け戦だ
棄権は放棄
僕は負けた
いつでも負けた
舐められた盛大な加減

僕は負けた
僕は負ける
哀しみはとうに越え
あるのは虚しさと疑問による悟り
僕は負けを極め無の境地へ至る
負けることに関しては
負けはしない
負けの王は今日も
負け続けに行く

僕の価値は負けられる一方
何も感じない
興味がない
あるのは今この瞬間
僕は負けた
負けた
負けた
負けた
あるのはこの一瞬
負けた
あるのはこの一瞬
負けた
何も感じない

哀しみを越え
虚しさも越え
岐路にたどり着く
負けるか勝つか
負けるために勝つか
勝つために負けるか

腕に絡みつく蛇は
首に回りしめつける
僕は負けた
僕は負けた
僕は負けた
溜息の濁流を乗り越え
無の境地へ
僕は負ける

惰性に身をゆだねる感性
太陽の光は僕を貫通する
負けはしない
僕は負けはしない
存在すら消えた
僕のいない世界は
何も変わらない

僕の腕をつねる少女は
今日もほほえんでいた
ふくらはぎをなでる少女は
今日も笑っていた
何も感じない
僕は負けた
 

島 秀生様

 投稿者:草香メール  投稿日:2018年 9月10日(月)08時04分11秒
  <嵌まる>に丁寧な評をありがとうございました。
ネットとは言え、オークションでの数時間を書くのは、
楽しくもあり、難しかったです。エンジンがかった気がします。
またよろしくお願いします。
 

私に勇気を

 投稿者:@すみっこ  投稿日:2018年 9月10日(月)00時47分45秒
  人によって変えない
合わせない
敵でもなければ味方でもない
このままの自分で認められたなら
どんなに楽なのだろう

人混みは苦手なのだと
大人になって初めて気がついたよ

僅かにずれるタイミング
そんな事はよくあるし
ぴったり同じ感情なんて湧いて来ない
全く同じ人なんていないよね

この世で一番の不思議は人なんだ
人に出逢えば出逢う程
未熟な己は壁にぶち当たるばかり
何度もそれを繰り返している
そして人を観察しながら
違う角度から自分も見られている
終わりは無いみたいだ

てっぺんがどこかはわからない
いつゴールが来るのかも
でも信じている
ありのままに上を向いていくんだ
昨日よりも
自分を知っているはずだから

私は私を許す事もできる
だからあともう少しで言えるはず
伝えるんだ私を
この見えない糸を超えて一言の勇気を渡すんだ
 

島 秀生様

 投稿者:鈴鳴すずしろメール  投稿日:2018年 9月 9日(日)23時37分40秒
編集済
  感想ありがとうございました。
書いた詩をあまり人前に出さなかったもので、自分では気づかないような点が様々あるものだなと感動しております。

初連の表現ですが、イメージとしては火星のように、砂嵐とは言わないまでも空を覆う程度には砂埃が舞っている。
太陽の縁がぼやけ境界を失うという描写でしたが、表現力不足でした。精進します。

全体のテンポを意識しすぎた感じが今更ながらあります。しかしテンポよく伝えたいと意識して描いた部分は伝えることが出来たようで、安堵しております。
シリーズ化、検討させていただきます笑
これからもどうぞよろしくお願い致します。

P.S 管理人様にメールアドレスを、との事でしたが、どうすれば良いのかあまりわかっておりません。
念の為この投稿にメールアドレスを入れておきますが、もし何か間違いや不都合な点があればご指摘ください。
 

402号室で夏の終わりにあった

 投稿者:伊月あかね  投稿日:2018年 9月 9日(日)23時25分8秒
編集済
  私は生きていた。

ずっと昔に溺れたことがある
それ以来、溺れたまま地に足をつけることなく淀むそこを蹴っていた
内臓に水が押し込んできたのは6月に初蝉を耳にしたころだった

生きていたいと抗う力など誰がくれたのか。

冷めた身体と内臓にたっぷりと水が流れ込んできた
水面を泳ぐ太陽を手繰り寄せる
無意味、無駄、無慈悲、全てが多弁だと私は我を叱った

今日は暑い、

夏の残酷さを語るにふさわしい一言から始まる
そんな詩を書いた
筆を手に取り、へし折って、投げ捨てた

私に心があったなら愛する者の詩を書いただろう
社会性も秩序もエグいようにくり抜いてやった詩が鴉の瞳を黒く光らせている。

駅前の雑多に雨で濡れたレインコートが足跡で汚れていく
残酷な太陽が牙を剥く
交差点では止まぬサイレン サイレンさらにサイレン
連日のニュースではナイフが主役の赤い事件

海は美しかった。

深い青と黒が混ざった海には存在し得ない不条理
息を止め続けた私には夜が怖かった
朝が来る。そんな希望があまりにも生々しく
私は明日も生きていくんだと
呼吸をはじめる

もう、蝉は姿を消していて
私は402号室で夏の終わりにあった。
 

評、8/28~8/30、ご投稿分、残り。

 投稿者:島 秀生メール  投稿日:2018年 9月 9日(日)23時16分51秒
編集済
  ごめんなさい。遅くなりました。


夏生さん「言葉も時間も消えて」

夏生さんはベテランなのに、なんでまたこんな書き方をしたんでしょう? 一瞬、ニセモノの夏生さんが現れたのかと疑いましたが、IPアドレスが同じなので、ご本人のようです。まずもって、表記の仕方が却下なので、先に言っておきます。
MY DEARでは、投稿の際は、正式な原稿の書き方(そのまま印刷媒体になっても大丈夫な書き方)で記載して頂くことを推奨しています。夏生さんの評の時ではありませんが、この掲示板上においては、過去何回も申し上げていることなので、ベテランの夏生さんが、え、なんで今更?と、ちょっとビックリです。
夏生さんのこの書き方のままで印刷に回すと、印刷においても1行おきに印刷にされることになりますよ。400字詰め原稿用紙、20行書けるところ、1行おきに10行しか書いてない時の間延び感や、読みにくさ、わかりますか? 夏生さんがここに書いてる表記って、そういうことですよ。
パソコン上やWEB上でしか成り立たないような書き方をしちゃダメです。ちゃんと印刷媒体になることを前提にした、正式な原稿の書き方で、ここに書いて下さい。以後、二度とないように。もうすぐ独り立ちしようかという、ベテランさんのやるこっちゃないです。

作品ですが、初連で言葉の消失が、現実社会からの離脱方向を示しているので、2連で「忙しなさを羨む」と、また逆戻りしてしまう。少なくとも「羨む」は違うと思う。
本当は「命の営みを」と言いたいけれど、4行目に「命」が出ているので、2行目は「命」は略して、「鳥の忙しなさに/営みを」くらいにしてはいかがでしょう?
3連目、「芝」は、とかくゴルフ場をイメージされてしまいがちなので、違う場合はちょっとそれなりのロケーションの説明を伴って使う必要がありそうです。そういう意味では、「野の草」くらいの方が使いやすいかも。また1行目の「頂き」に反するものとして「平原」のイメージを持ってきてもいいかもです。
終連、全体的には抽象系で描こうとされてる感じなので、抒情的な「ゆったり」という言葉は、この詩に合わないと思う。言葉が消え、肉体が消え、時間も消える。そういう流れで、最後は時間が消えることだけを言えばいいと思います。
なんとなくわかってきた。夏生さん的には不得手なタイプの詩になりそうだったので、苦しまぎれの1行飛ばしだったかもしれない。でも、それで解決することでもないので、もうちょっと練らなきゃいけない詩ですね。まずは思いつくだけいっぱい書いてから、縮めていった方がいいです。イメージを充分羽ばたかせる前に書いているので、後半失速ぎみです。秀作あと一歩を。


草香さん「嵌まる」

草香さんは、もうだいぶ書かれているので、評にしましょう。
黒の楽茶碗、いいですね。一つは所有して、両てのひらで、転がしたい感じです。一人でニヤッと。古くなくていいから、「いい仕事」してる一品を持ちたいものです。まあ、買わないでいることが、一番安上がりなんですけどね。でも欲しいと決めていたものなら、良いんではないでしょうか。オークション、延長まで行ったのなら、きっとそんなに悪いものではないはずです。
そもそもフツウの一般家庭では、そんなに置くとこありませんし、気の利いたものをちょびっと持つ、そんな感じでいいんではないでしょうか。
私はオークションは、必要なものが新品がなくて中古品しかなくて、やむなく参加したら競り合う相手もなくて、いきなり落札してしまった、というのが2回あったきり(どんなんやねん!)なので、この詩は、競り合う感じの臨場感を味あわせてもらって、とても楽しかったです。エンディングの「午前零時」は、時間が過ぎ去るのも忘れて熱中していた、という意の終連なのでしょう。
オークションに嵌まる人というのは、その競り合う感じに魅了されて、無駄にいろいろ買っちゃう人をいうので、最初から欲しいと決めていたものを買うのであれば、きっと「嵌まってる」うちには入らないと思いますよ。うん、だいじょうぶ、です。
この詩は、小品ではありますが、臨場感が書けていたという点で、まず一歩OKなんじゃないでしょうか。連わけも、よく心得ておられる方です。秀作あと一歩半からスタートとしましょう。


鈴鳴すずしろさん「青を望む」

この期間、お当番の島です。初めての方ですので、感想のみになります。
「ワールドは緻密に描く」これに尽きます。

まず初連、「赤銅」「西へと沈んでいく」がありますから、場として夕暮れイメージです。
してみると、2行目の「雲と太陽が境界を失う」がわかりません。映像を描けません。「海と太陽の境界」であれば、意味がわかるのですが、ちょっとここ謎です。

第2連、1~2行目では、後ろの道は見えていること。対して、3行目以降は前に進む道が見えなくて探していることが、対比でわかるといいですね。もう少し、両者がくっきりなった方がいいです。
でもこの蜥蜴の描写は、印象的で良いです。ここの「動」は映えてます。

3連の、時計塔、街の建物、天文台、船。廃墟として描かれる、それらの並列が良いですね。イマジネーションが湧きます。
終連、2行目の「砂嵐を吐く」は、無線機のザー音なのでしょう。だとすれば3行目「メーデー」は、4行目「私の願い」が放つ電信音のはず。このままではわからないので、「私」側の発信であることを明確にした方がいいです。

以上ですね。「砂上の漂流者」おもしろいです。シリーズ連作にしてもいいくらい。


小林大鬼さん「天空の湯」

2連3行目、眼下に「山並みと町並み」ということで書いておられるけど、両者は角度、同じなんでしょうか? 角度が違うなら、角度が違うように書いた方が、それもまた立体的になっていいですよ。ここ「下」と「上」ということで二分しようとしてるけど、別に三分だってかまわないわけです。
2連終行の「思い思いに闇夜と話す」は、味わいのある、いい詩行ですね。
終連2行目、挙げ足を取る気はないんですが、「思い出を浮かべる」は、そこを過ぎ去ってから振り返るものですが、これは前後が、まさに筑波山にいる最中の心情なので、この場にはちょっとふさわしくないかな、と思います。その時、リアルタイムのもので埋めてみて下さい。
ストーリー性があって、直感ではない感慨を共有できる作品になってきました。読者にとっても、この方が断然楽しい。この調子でまた書いて下さい。秀作あと一歩を。

 

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